若おかみは小学生!のレビュー・感想・評価
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レイトショーもあるといいですね
先日鑑賞してまいりました。普段はこのようなレビューに書き込む人間ではないのですが,興奮のあまりに気付くと筆をとっておりました。
当方成人しておりますが,久しぶりにいいものを観たという気持ちです。
90分と短い尺の中で,一人の少女の成長を見事に描き切っており,過不足感が一切ありません。可愛らしい絵柄とコミカルなシーンの裏で両親との死別という重いテーマを扱いながらも,鑑賞後はとても清々しい気持ちになれました。こればかりはネタバレになってしまいますので,是非映画館で確かめていただければ……,と。
対象は小学生とのことですが,見終わった今ではこの完成度とテーマ性を加味すると,本当に小学生がターゲットなのかと疑問に残るところです。
お子さまはもちろんですが,人生経験を積んでいる大人の方がより心に響くのかもしれません。
初動が思わしくないためか上映回数が減ってしまっているようで,大変惜しいです。SNS 等で大人の間でも口コミが広まっているのを見かけますので,夜遅めの時間の上映もあるといいですね
美しい絵、分かりやすい話、ピュアマインド
見るべきアニメ
亡くなった人に会いたくなる感動作品
丁寧に仕上げられた作品
解りやすいストーリー展開に馴染みやすいキャラデザインで、サスガ文科省選定の看板は伊達ではないと言う印象でした。声優も毎度のことタレントや俳優、お笑い系まで充ててイササカ不安もありましたが特に問題なしで、その点はかの作品に比べれば遥かにマシに仕上がっています。TVシリーズ未見でも全く問題ありません。
当初は『花咲くいろは』をイメージしていましたが全く違う毛色で、コチラはチョイファンタジーで対象年齢を下げた風な仕上がりです。
一人の少女が不幸に見舞われて家業を営む親戚に引き取られ、そこで家業を手伝いつつ立派に成長を遂げる、まァ正直ワリと有りがちな解りやすい設定ですが、その有りがちながらもシッカリ丁寧に創り上げられています。出っ歯の幽霊がまさしく昭和の少年キャラまんまですが、70歳のお婆ちゃん(昭和30年代)の幼馴染であれば違和感はありませんでしたw
マイナスではありませんが、オッコが最初からワリと精神的に自立している印象でした。事故で突然両親に死なれては小学生にとって想像を絶する辛さでしょうが、それがキチンと整理できる強い心を持っていたのでしょう。ですが作中そのトラウマを発動してしまう部分は、そうであってもまだ幼い子供部分をちゃんと表現しています。結局ソレはオチに繋がる前振りとも言えたわけですが‥‥
個性あるお客さんとの絡みも面白く、周囲のキャラもそれぞれが表情豊かで作品の味付けにシッカリ貢献していました。特にピンフリの助演ぶりは秀逸です。
敢えて欠点といえば、上記のとおりオッコが既に立派に成長するベースが整っていたため、大騒動レベルの波瀾万丈は最初から期待できません。そもそもコレは対象が小中生位なので基本的にお利口さんキャラなのでソレは突っ込むべき所ではありませんが、チョッとなにか手に余る失敗か何かがあればな、と云う期待はありました。
とは言え、観終わって穏やかな気分になる、ご家族にお薦めできるハートフルなホノボノアニメ映画だったと思います。
EDのレイアウトイメージのスケッチ? まさに宮崎駿氏のソレを彷彿させていて、サッコンはポストの座が度々話題になりますが、寧ろこの作品が一番近そうな見た目の印象でしたw
中身が濃い作品です
肩の力を抜いて鑑賞してください。
すごすぎて、レビュー書きたくなりました
原作ファンも楽しめる!
とてもハートフルな素晴らしい映画
レビューがとても良くて観た映画。
ぜひ世界中の方に観てほしい本当に素敵な素晴らしい映画でした。
心の琴線に触れて、涙が溢れてしまいました。
泣きすぎるのを我慢。
映像もとても綺麗で 京都の大好きな旅館美山荘が出てきたり、おなじみの花水木が出てきたり。。
丁寧に丁寧に作り込まれた映画で本当に素晴らしかったです。
おっこが本当に健気で強くて、優しくて。
そして、本当に爽やかで。
彼女の生き方をみていると、なんだかがんばらなくちゃ、
前を見て生きていかなくちゃと思い、すごくすごく。。
大好きなご両親を突然失って、とても悲しいはずなのに
笑顔で生きていて、、とても心に響くものがありました。
そして、彼女をとりまく登場人物もみんなみんなとても温かい。
ストーリーの始まりからエンディングまで
とにかく素晴らしい作りでした。
色彩もとても豊か。素晴らしいアニメーション。
そして、藤原さくらさんの「また明日」の曲もとても良くて、エンドロールまで本当に心に染み渡ります。
医食同源と所作のこと、日本人が大切にしていること、美山荘さんが思い浮かび、訪れたくなりました。
花の湯温泉のお湯は誰も拒まない すべてを受け入れて癒してくれる
きっと観た人みんなを癒してくれるそんな映画です。
ぜひ劇場で。
映画単独で楽しめて、涙しました
油断した。
観終わったら滂沱の涙。
染みたわぁ。 傑作!
これ、作りは丁寧だわ、脚本も演出も素晴らしいわ。、作画も背景もすごすぎるわ。
児童文学シリーズがベースなので、ちょっと嫌味を言う人はいても、根本的に悪い人のいない世界。
おそらく子供が観ることを前提に、意図的に「悪意」「因果」「憎悪」を存在させない配慮をしている。
そういう憎しみの連鎖や感情の発露は、大人向け作品でやればいい。
テレビシリーズとはスタッフが異なってました。
映画は『茄子 アンダルシアの夏』高坂希太郎監督と、脚本が『ガルパン』吉田玲子さんですよ。
背景には男鹿さんら、ジブリ映画でよく見た名の強者がずらり。
制作はテレビと同じマッドハウス、同じ原作を元にした作品だけど、中身はテレビとは別物。
古い喩えで恐縮ですが、テレビと映画の『銀河鉄道999』の差を観るが如く。
テレビ未見でも、この映画単体で、問題なく楽しめます。
親子だけでなく、大人こそ観て欲しい良作
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