若おかみは小学生!のレビュー・感想・評価
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子供向け装う大人の為のアニメーション作品
驚く程重いプロット、然し子供と一緒に観られる脚本の妙技。
光容けるもの影を成し、光返すもの写し有り、感情表現、動作、構図など何事然も成りし。
巧さ際立つ大人の為のアニメーション作品ではないでしょうか。
レイトショーもあるといいですね
先日鑑賞してまいりました。普段はこのようなレビューに書き込む人間ではないのですが,興奮のあまりに気付くと筆をとっておりました。
当方成人しておりますが,久しぶりにいいものを観たという気持ちです。
90分と短い尺の中で,一人の少女の成長を見事に描き切っており,過不足感が一切ありません。可愛らしい絵柄とコミカルなシーンの裏で両親との死別という重いテーマを扱いながらも,鑑賞後はとても清々しい気持ちになれました。こればかりはネタバレになってしまいますので,是非映画館で確かめていただければ……,と。
対象は小学生とのことですが,見終わった今ではこの完成度とテーマ性を加味すると,本当に小学生がターゲットなのかと疑問に残るところです。
お子さまはもちろんですが,人生経験を積んでいる大人の方がより心に響くのかもしれません。
初動が思わしくないためか上映回数が減ってしまっているようで,大変惜しいです。SNS 等で大人の間でも口コミが広まっているのを見かけますので,夜遅めの時間の上映もあるといいですね
美しい絵、分かりやすい話、ピュアマインド
美しい絵にこだわりぬいたところが随所で見られ、分かりやすく、ピュアな物語に涙した。
真新しさはほとんど無いけれど、アニメーションの原点というか普遍性を感じた。
子供の時から今に至るまでのアニメーションが目の前に広がっていた。
見るべきアニメ
絵柄からいくと成人にはちょっと敷居が高いアニメだが、レビューが殊の外いいので勇気を持って見てみることに、そして思わぬ感動作に驚かされた。本当に日本のアニメは油断が出来ない、ただ老舗ジ○リルーツのアニメはひどかったが。しかしお子ちゃまアニメと思われてるせいか興行成績的には苦戦しているようだ、だからあえて言おうこのアニメは絶対見るべきだ、「君の名は。」「この世界の片隅に」にも劣らない。見れば何故わざわざ幼い絵で描かれているのかもわかる、これがシリアスな絵で描かれていたら見るの耐えられなったであろう。最後にもう一度言う、だまされたと思ってみんな見ろ。
亡くなった人に会いたくなる感動作品
小学生なのに立ち直り早くない?ウリボーの亡くなり方あっさり!など全体的にストーリーを詰め込み過ぎたかなと思ってた。
が、小学生なりに我慢してたおっこにやられました!鈴鬼くんはとんでもないお客さんを呼んだなと思いました(笑)
最後よければ全てよし!
丁寧に仕上げられた作品
解りやすいストーリー展開に馴染みやすいキャラデザインで、サスガ文科省選定の看板は伊達ではないと言う印象でした。声優も毎度のことタレントや俳優、お笑い系まで充ててイササカ不安もありましたが特に問題なしで、その点はかの作品に比べれば遥かにマシに仕上がっています。TVシリーズ未見でも全く問題ありません。
当初は『花咲くいろは』をイメージしていましたが全く違う毛色で、コチラはチョイファンタジーで対象年齢を下げた風な仕上がりです。
一人の少女が不幸に見舞われて家業を営む親戚に引き取られ、そこで家業を手伝いつつ立派に成長を遂げる、まァ正直ワリと有りがちな解りやすい設定ですが、その有りがちながらもシッカリ丁寧に創り上げられています。出っ歯の幽霊がまさしく昭和の少年キャラまんまですが、70歳のお婆ちゃん(昭和30年代)の幼馴染であれば違和感はありませんでしたw
マイナスではありませんが、オッコが最初からワリと精神的に自立している印象でした。事故で突然両親に死なれては小学生にとって想像を絶する辛さでしょうが、それがキチンと整理できる強い心を持っていたのでしょう。ですが作中そのトラウマを発動してしまう部分は、そうであってもまだ幼い子供部分をちゃんと表現しています。結局ソレはオチに繋がる前振りとも言えたわけですが‥‥
個性あるお客さんとの絡みも面白く、周囲のキャラもそれぞれが表情豊かで作品の味付けにシッカリ貢献していました。特にピンフリの助演ぶりは秀逸です。
敢えて欠点といえば、上記のとおりオッコが既に立派に成長するベースが整っていたため、大騒動レベルの波瀾万丈は最初から期待できません。そもそもコレは対象が小中生位なので基本的にお利口さんキャラなのでソレは突っ込むべき所ではありませんが、チョッとなにか手に余る失敗か何かがあればな、と云う期待はありました。
とは言え、観終わって穏やかな気分になる、ご家族にお薦めできるハートフルなホノボノアニメ映画だったと思います。
EDのレイアウトイメージのスケッチ? まさに宮崎駿氏のソレを彷彿させていて、サッコンはポストの座が度々話題になりますが、寧ろこの作品が一番近そうな見た目の印象でしたw
中身が濃い作品です
小学生の娘のお供で鑑賞しましたが、思わぬ収穫でした。
①ストーリー展開のテンポが良い
②絵と動きが綺麗
③大人でも泣ける
個人的にはこの作品を90分に収めるのは勿体ない気もしますが、対象が子供だから仕方ないかな?
とにかく「日本のアニメはジブリだけじゃ無いんだな」と認識させてくれる良い映画でしたよ。
肩の力を抜いて鑑賞してください。
本作は、大変な衝撃作という訳ではありません。
また、何十年に一度というような歴史的名作という訳でもありません。
おっこというひとりの少女の、若おかみとしての成長や、人間としての成長を描いた作品です。
この映画はまさに王道を行き、エンディングまであっという間に物語が進みます。
初見の観客は、不意に訪れるクライマックスに驚き、落涙することでしょう。
爽やかに駆け抜ける本映画の余韻を楽しんで下さい。
すごすぎて、レビュー書きたくなりました
映画好きなのですが、知らないひとに向けてレビュー書くという興味はなかったのですが、
この映画が好きすぎて、でも、あまりにもすいているので、レビューしたくなってしまいました。
どの年代のひとが、誰と見てもいい映画ってそんなにないと思うのですが、これはそれです!
原作ファンも楽しめる!
原作がもともと好きだったので観に行きました!原作では描かれていないエピソードとかも合ってとても面白かった反面、原作に忠実なので、原作ファンも楽しめると思います!短い時間の中でいろいろなところからおっこの成長を感じられて、自分も強く生きようと思える素敵な映画でした。
とてもハートフルな素晴らしい映画
レビューがとても良くて観た映画。
ぜひ世界中の方に観てほしい本当に素敵な素晴らしい映画でした。
心の琴線に触れて、涙が溢れてしまいました。
泣きすぎるのを我慢。
映像もとても綺麗で 京都の大好きな旅館美山荘が出てきたり、おなじみの花水木が出てきたり。。
丁寧に丁寧に作り込まれた映画で本当に素晴らしかったです。
おっこが本当に健気で強くて、優しくて。
そして、本当に爽やかで。
彼女の生き方をみていると、なんだかがんばらなくちゃ、
前を見て生きていかなくちゃと思い、すごくすごく。。
大好きなご両親を突然失って、とても悲しいはずなのに
笑顔で生きていて、、とても心に響くものがありました。
そして、彼女をとりまく登場人物もみんなみんなとても温かい。
ストーリーの始まりからエンディングまで
とにかく素晴らしい作りでした。
色彩もとても豊か。素晴らしいアニメーション。
そして、藤原さくらさんの「また明日」の曲もとても良くて、エンドロールまで本当に心に染み渡ります。
医食同源と所作のこと、日本人が大切にしていること、美山荘さんが思い浮かび、訪れたくなりました。
花の湯温泉のお湯は誰も拒まない すべてを受け入れて癒してくれる
きっと観た人みんなを癒してくれるそんな映画です。
ぜひ劇場で。
若おかみは小学生は初めて見たけれど面白いくて最後に感動と少し悲しく...
若おかみは小学生は初めて見たけれど面白いくて最後に感動と少し悲しくなる
内容の映画だなと思って見てきましたそれに家族の大切を教えてもらる内容で良かったです
映画単独で楽しめて、涙しました
油断した。
観終わったら滂沱の涙。
染みたわぁ。 傑作!
これ、作りは丁寧だわ、脚本も演出も素晴らしいわ。、作画も背景もすごすぎるわ。
児童文学シリーズがベースなので、ちょっと嫌味を言う人はいても、根本的に悪い人のいない世界。
おそらく子供が観ることを前提に、意図的に「悪意」「因果」「憎悪」を存在させない配慮をしている。
そういう憎しみの連鎖や感情の発露は、大人向け作品でやればいい。
テレビシリーズとはスタッフが異なってました。
映画は『茄子 アンダルシアの夏』高坂希太郎監督と、脚本が『ガルパン』吉田玲子さんですよ。
背景には男鹿さんら、ジブリ映画でよく見た名の強者がずらり。
制作はテレビと同じマッドハウス、同じ原作を元にした作品だけど、中身はテレビとは別物。
古い喩えで恐縮ですが、テレビと映画の『銀河鉄道999』の差を観るが如く。
テレビ未見でも、この映画単体で、問題なく楽しめます。
親子だけでなく、大人こそ観て欲しい良作
TVアニメ版も孫と一緒に観ていたが、劇場版は絵が格段と美しく、映画館で鑑賞するのに相応しい作品でした。子供たちが笑う場面と親が微笑む場面が異なることに、世代の感性の違いを感じたものの、作品全体の感想としては「素晴らしい」の一言。両親の事故死を乗り越えて成長していくオッコの姿に素直に感動するし、ウリ坊他周囲の人々の支えに嬉しくなる。「世の中、こんな綺麗ごとで済まされていないよ」という声も挙がるだろうが、作品が描く理想の世界へ我々も近づくように努力すべきだということに気が付かせてくれる。今の時代だからこそ、観るべき作品だと思う。素敵な涙が流れました。
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