「合う合わないがある」旅のおわり世界のはじまり 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)
合う合わないがある
前評判が上々で、玄人受けする黒沢清監督なのと、
最近の前田敦子は目を見張るものがあるので、観に行ってきました。
観終わって、私には合いませんでした。
もうね、前田敦子にこういう「根性のあるバカ女」役はお腹いっぱいです。
これまでも何度も観ました。
彼女の可能性はもっと違う気がします。
ウズベキスタンの土地と風習、日本人の感覚との差異、
言いたいことは理解できましたし、絵も美しかったです。
でもね、こんないい役者たちを使っておいて、
贅沢な素材を使って、雑に盛り付けた料理みたいです。
勿体無い。それしかない。
エンディングの歌も、
下手なのは問題ないですし、ディレイなしの生歌で表現したかったのも解りますが、
なんであんな素晴らしい景色で接写なんだろう…。
いろいろ、うーん、うーん…な作品でした。
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