騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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テンポが大変に良かった
本作品、見たかったのですが、これまで見に行けるチャンスがなかなかなかったので、ギリギリですが、やっと見る事が出来ました・・・・
しかし、コロナもむかつくけど、シネコンのシステムもどうなのと思う所・・・・
本作品、思った通り、テンポが大変によく初めから終わりまで大変に楽しめる作品でした。
強いて言うのなら出版界って見ているこちら側の方はある意味ルールが分かっていないじゃないですが、だからもう少し最初に説明がてらの内容があるといいのかな・・・業界独自のルールや暗黙など、映画を見終わった後に頭を整理して分からすよりも、最初にある程度説明されて見た方が楽しめるし感情も入りやすいよね。
キャストも凄くいい人選だった。特に松岡茉優が良かったな・・・・
これまで何とも思わなかったけど、本作品で、凄くいい女優さんだと思ったな・・・・
年齢的に恋や愛だと言った作品の出演が多いんだろうけど、もっと難しい役に挑戦できるチャンスに恵まれればもっといい女優さんになれる気がするね。
その他の出演者もそれぞれセンスのいい人選だったね。
お話の内容に共感出来ますが、そう簡単にいかないですけど、大泉洋扮する編集長の考え方には共感できるかな・・・
本作品、「騙される」と言うニュアンスなんだろうけど、俺的には、もう少し「悔しく」なるような感情にさせて貰えるともっといい作品になったと思います。
しかし、大変に面白かった作品でした。
高野さん違法アップロードに気をつけよう!
いい意味で予告より面白かった
予告だけが派手な邦画を観たばかりで、この作品もつまらなかったら嫌だなと思いました。
期待半分でというのもありますが、久々の知的エンタメでワクワク楽しめました。
予告では騙し合いがメインのようでしたが、
内容としては、出版業界のお話です。
本屋さん大好きなので、出版業界の構造も含めた知識的な興味と
経営的な騙し討ちは、ハラハラさせられて、
地味な業界の話なのに、ここまで面白くなるのは、監督の力なんでしょうね。
三国志では発揮されなかった、大泉さんの演技が光っていました。
本屋が消えていく現実は寂しいです。
スマホから得た知識は脳に定着しにくいと聞いて
紙じゃない電子書籍での物足りなさの実感のワケがわかったばかりです。
面白い作品は映画館で。
面白かった!どんでん返しで痛快!
時間は、想像より早く流れる。
騙すのは誰だ?
騙されるのは誰だ?
どこで騙すんだ?
それも騙しか?
まだまだ騙しはあるのか?
最後に騙すのは、誰だ?
うかつに見逃すと、自分まで騙されたまま置いて行かれるんじゃないかって気をつけながら。
吉田監督「桐島、」のときよりも大人になった松岡茉優(これがあの高校生が大人になった現在の姿かあ、って気分もある)、ピンチも涼しい顔で飄々としている大泉洋、最近引き立て役のヒールが多い佐藤浩市、その他役者陣が、その印象そのもので登場する。だからこそ、どいつが裏切るのだ、そのイメージを?と固唾をのむ。
紙媒体からネット、販売形態は通販、移りゆく出版業界の現状の描写も良くできていた。
そうそう、最後はそれがいい。そうか、「大泉洋のあてがき」って前情報ありであの自信満々の顔の大泉洋を見せられていた時点で騙されていたのかって気分。
あおりすぎ
全部楽しい
予告と違うがおもしろい
期待値が高過ぎた
期待しすぎた
面白かったんですが…。
文学版半沢直樹
面白さを追求する時代へ
企業の中の派閥争いのようなものがあって、騙しに騙して進んでいく軽やかさは、テンポが良くてたちまちラストまでもって行かれました。どんでん返しの応酬です。昔は修行して深くないものは、評価に値するものでないという価値観が王道でしたが、新しい世代が、楽しいこと、面白いことにシフトして行っている世の中に変わりつつあることを、強く連想させる作品でした。大泉は面白いことであればなんでもあり、というタイプです。しかも用意周到でのなんでもありなのです。確かに出版業界も激変しています。編集の仕事も様変わりです。自分のことですが、出版、記者、広報の世界に携わってきたものとしては、複雑な気持ちです。細かい作業は変わらないとしても、電子化の波は全てを変えています。それは面白いことを瞬時に得たいという欲望に答える姿で進化してきています。それでもなお生き残るのは、画期的な面白さを先鋭化した人たちだけなのでしょうか?そのことを肌感覚として感じました。いずれにしても新しい世代の人たちが、喜び、面白さを感じてに幸せになって行く時代をこれからも見ていきたい。最後に中村と松岡の二人もとても良かった。
クセのある名優たちの競演
音楽、ただうるさいだけ
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