騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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苦手なんだけど上手いんだよなぁ
最初にお伝えしときます、松岡茉優さんが苦手で・・・
でもおもしろかった
絵画にまつわる映画かと思って情報ゼロで見たら出版業界のお話でした。
大泉洋が出てくるとグッと存在感が出て期待値が上がる。
社内の派閥争い、二代目に中村倫也、会社を自分の思うようにしたい東松に佐藤浩市
二転三転と探り合いや駆け引きが面白い
不況の出版業界のなかで光を求めて奮闘する若手編集者が最後どういう選択をするのか
面白かったです
ご本人役で新垣さん登場、このかた好きです
國村さん演じる二階堂先生はリアル北方謙三を思いながら見てました笑
よくわからない業界だけど、いわゆる本を出版する出版社は、もういらないのかもしれないと思った。
大泉洋さんが出演しているものはだいたい面白いから見てみた。
全体的に言うと、騙し絵の牙というより、騙し絵の映画という感じだった。
映画自体がなんとなく本当っぽいけど、全部嘘みたいな印象だった。
予告編で言っていた台詞も言っていないし、『コンフィデンスマンJP』みたいな詐欺的なストーリーなのかな?と思っていたけど、そうでもなかった。
結構有名な俳優がたくさん出演していて、見せ場もそれぞれあったので、最後まで飽きずに見られたけど、内容的にはちょっとひどかった。
一見、前に大泉さんが出演していた『ノーサイドゲーム』みたいな感じで、大泉さんも演技もそんな感じなんだけど、これも騙し絵で、一言で言うなら、泥試合ゲームだった。
しょぼい会社の人が、しょぼい派閥争いを繰り返して、それに勝利してハッピーに生き残る人がいるわけでもなく、泥試合を繰り返しているうちに皆ダメになっていった。
乗っている船が泥船なんだから、皆で協力して助かる道を探さなければならないのに、しょぼい戦いばかり繰りかえしていては、助かるものも助からない。
松岡さんが最後に勝ったような気もしなくもないけど、あれも一時的なもので、結局はダメになるんだろうな?と思った。
よくわからない業界だけど、いわゆる本を出版する出版社は、もういらないのかもしれないと思った。
もちろん出版社だけではなく、出版関係の人もいらなくなり、大量の失業者が出て、社会問題になるかもしれないけど、出版するというより、全部Webでいいような気がしなくもない。
この映画見てわかったけど、出版社って雑誌で食べているらしい。
もちろん雑誌もWebでいいと思うけど、どうしても出版したいなら、雑誌だけでいいと思った。
完全にテキストだけなら、個人がユーチューブみたいにアップしていって、そのうちの人気のある人だけが、お金をとって読ませればいいと思う。
どうしても紙で読みたいなら、プリントアウトという手もあるし、少々お金はかかるけと思うけど注文印刷か、そういう人向けの少量生産でいい。
個人的には出版物の中でも、特に小説はいらないような気がする。
昔はよく小説を読んでいたけど、まったく役にたったような気がしない。
想像力もつかなかったし、字や慣用句を覚えたか、というとそうでもない。
世の中のことや人生、人の心がわかるようになったか、いうとそんなこともない。
役に立つ立たないは関係ないかもしれないけど、面白いから読むということだけなら、漫画だけでいいような気がしないでもない。
この映画は、内容的には泥試合ゲームだったけど、いろいろ考えさせられるところがあって、そういう意味では面白い映画だった。
屋上でコーヒーを投げつけるシーン。楽しいからこそ、一所懸命なんです。
出版不況の最中、新任の週刊誌編集長と、その自由奔放さに振り回される若手編集者を描く物語。
中々面白い作品でした。出版不況の中で突飛なアイデアで話題を作っていく編集長の奔放さ。「面白ければいいじゃない」「この雑誌で遊ぼうよ」。仕事を真面目に捕らえすぎている私としては、とても羨ましく、魅力的な言葉でした。
やはり自分が、「面白い」、「楽しい」と感じながら仕事をしないと、元気が出ませんよね。
ただの自由奔放な話ではなく、社内の権力闘争もしっかりと描かれていて好感。ラストに向けた展開は、やや無理も感じたことはマイナスでしたが、それでも驚かされるものでした。
変に説教じみたところもなく、無理なく楽しめる作品でした。
謳い文句は観客に向けてではない
2021年劇場鑑賞7本目 良作 63点
キャストが豪華でキービジュアルがアイドルのポスターみたいですね (笑)
キャスティングが、過去作やその人のイメージ通りの配役で、騙し合いを謳い文句の割にそこでの驚きや予想を裏切る様な仕組みはなく、あぁ演じるべき人がいつも通り演じてるなぁで意外性がなかった
また大泉洋の手腕が別に斬新さがないというか、なんかすげぇことして雑誌復活に奮起してるようだけど、特段素人でも思いつくような普通のことしかしてない
この映画は騙し合いがテーマで、3つの大きなポイントが氷魚くんとリリーさんと最後松岡茉優と木村佳乃さんの所だと思いますが、どれも騙すって何???となります
観客を騙すのではなく、大泉洋と松岡茉優を劇中で騙すというなら100歩譲ってわかるけど、予告で騙し合いバトル!(役者通しが小規模ながら騙し合ってるからいいのか?)と謳うなら観客が度肝抜かれ仰天するものだと思い腰を抜かしたので、世間での評価も香ばしい結果になったのだと思われます
途中までとってもおもしろかった
大泉洋の調子の良さそうなところ、裏があるのかないのか見えないところと作品のリンクが、さすが本人イメージして描かれただってあって見事でした。
しかし個人的には、尻すぼみ感が半端なかったと思う。
途中まで膨らんだ風船が、割れると思ってドキドキハラハラしていなのに、ただ小さくなって終わったような、そんな終盤にガッカリしたので点数はマイナス。
スッキリしました〜
何度も裏切られ、そう来るかそう来るかの繰り返し。最後の最後にスカッとする爽快感。確かに主人公は人を動かす才能があるが、どうもいけすかない。だからこそのしてやったり感。自分の格言で後輩が持っていくと言う皮肉。ざまあみろって感じだったなぁ。キャストは全体的にあまり好きな人いないけど、原作と見せ方は良かったです。
騙し合い映画としてはマイナス・お仕事映画としては大満足!
相当に難しい映画と聞いて、身構えて視聴。力を入れて観ていたものの、そこまで難しい映画とは思えませんでした。もっと難しい内容でもWelcomeです。
騙し騙されゲームと期待していましたが、騙しのシーンはそこまで多くはなく。結末も簡単に予想できました。
ただ騙し騙されゲームではなく、お仕事映画としてなら面白いです。雑誌出版の裏側を見られただけでも大満足!
本や雑誌をよく読んでいる人なら、楽しめる映画でしょう。
また主役を演じた大泉洋も、はまり役過ぎます。彼以外の役者が主役を演じるのは、考えられません。
よくわからなかった
掃除しながらだけど、だいたい大筋では話を追ってたんだけどなあ。
どこがどうどんでん返しなのか、また面白さがよく理解できなかった。
でもながらでも理解できる、とか作業の手を止めて集中させる、みたいなストーリーの映画は過去に全然他にあったので、あえて選ぶ映画でもない気がする。
ごめんなさい。
騙し不足⁈
感想
THEお仕事ドラマという感じ。
タイトルにある『騙し』の要素は確かにあるが、騙し要素がかなり薄く作風自体に淡白な印象を持った。
当て書きされたという大泉洋さんは良い意味でいつも通りの大泉洋さんで楽しめた。
総評
騙し要素不足で全体的に希薄な印象。しかし、社会派お仕事ドラマとしてはとても楽しめた。
世は騙し出し抜き振り振られ
大泉洋の陽キャだけど目の奥が笑ってない感じがめたくそいい。ほんとにそのへんにいそうな感じが没入感を深めてくれる!
急に昭和感出してきたりと、なかなか強引なところもあるけど、それがラストの時間は思ったより早く進む、のセリフを後押ししていたり、ずーっと痛快にコトを進めてきた速水が最後の最後に因果応報、出し抜かれてコーヒーカップを叩き捨てて終わるのがまたいい。
佐藤浩一の最初は威圧感があるのに、ラストの方が丸まって立ってるだけなのにしょぼくれに見える演技も素晴らしすぎる…何歳になってもかっけえ。
りりーさんは、何の映画に出てても演技が自然すぎてこわい。
大泉洋を見たいならこの映画
大泉洋を当て書きしたそうで、まさに、大泉洋っぽいキャラクターの編集長と、松岡茉優演じる女性編集者とが織りなす出版業界での活躍を描いたドラマ
斜陽産業の出版業界の中で四苦八苦する様や、さまざまな人々の想いやぶつかり合いというものがあって、それなりの面白さもありつつ、ちょっとしたどんでん返しもあったりと、下手な展開ではない起伏があって楽しめました。
ただ、大泉洋のキャラクターが、まさに大泉洋のキャラクター頼りで、中身的な膨らませがなく、どういうキャラなのかはっきりしなかったり、
そのほかのキャラクターも描き方が中途半端で、物足りなさはありました。ただ、ほかの人に勧めてもいいくらいの面白さはあるかと思います。
大泉洋ファンなら必見な映画です
社内コンゲームの果ては…ん?
騙した奴が次には騙される。コンゲーム生き残りトーナメントの最終勝者が大泉洋でなかったところがなかなか意外性ありでGood。ただ最終Winnerの戦術が非現実すぎかな。
いくら幻の名作家とはいえあんなバカ高い本誰も買わんよ。あの女子高生買って帰ったらお母さんに大目玉食らうんじゃないの?もう少しリアル感のあるどんでん返しだと完璧だったな。
過大評価出来ないけど、出演者の実力に免じて。
多数の方がレビューされてる予告編と本編への期待感。
見事な肩透かし。
「騙し合い」を前面に押し出した予告編だが、そこまで「え?え?」となる要素は少ない。
出版社に限らず、企業内において野心を持つもの、保守的に立ち回る者、あって当たり前の光景。
そんなら先入観をかなぐり捨てて鑑賞すれば、違った一面です楽しめるし、何より各俳優さんたちの実力が際立っているにもかかわらず、誰も主張が強すぎない絶妙の演技力に感心しきり。
観ていて実に気持ちいい。
伝説の小説家、神座。
リリーフランキーさんですか。この人天才だね。
松岡茉優さんの若手ともベテランとも言えないこの世代の女優として安心して観ていられる。
そんな映画でした。
楽しめました。
リズム良しテンポ良し演者さん良しの三拍子。
久々の気楽に見れるエンタメ映画でした。原作寄りではなくエンタメ寄り。原作を先に読んでも後に読んでも、どちらも楽しめるから2度美味しい。
改変でもこういう感じなら楽しい。
ペラペラ立ち読みしては、これ!と、思った本に出会って買う高揚感、今はほとんど味わえない。大事なことだけど、生き残りをかけてお洒落カフェbookstoreになっていき、本来の気楽な本屋さんはどんどん無くなる、悲しい限りです。
デジタルも読むけど、紙で読むって楽しいのになぁ。。。
大泉洋は喋ってるだけで面白い
大泉洋は上手いし面白い。何だか喋ってるだけで面白い、不思議な魅力がある。
出版界のサラリーマン悲哀物語?ミステリー?かと思いきや、テンポ良く見せ場を作り続け、飽きさせずに畳み込む展開はなかなか。
因みに「騙し合いバトル!」みたいなコピーは完全に的外れで、この映画を観ていない人か書いたに違いない。
音楽が映画のテンポを上げ盛り上げている、ような気がするけど、ガチャガチャして何だか安っぽいのが残念。
怖さを上回る面白さ
それぞれの騙し合いバトルがテンポよく進められるため、飽きることなく楽しめる。
出版業界、地元の小さな本屋さんの厳しさがよく伝わってくる。そのピンチを面白いことで乗り越える。やっぱり面白いことを世間の人は求めてる。
しかし、その面白いことをやるには相当な勇気も必要。
そこに松岡茉優の『怖さを上回る面白さがあるのなら』というセリフがすごくささる。挑戦することは怖さが伴うけれど、成功した時の面白さを考えるべきかも。
最後に面白いことをしたいという思いが繋がっていくような様子を見れてよかった。
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