騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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新規制と普遍性
各登場人物の初登場の場面でそれぞれの人格を台詞・話し方・表情・行動・仕草・スタイリングを総動員して伝達してくる感じに、こんな情報量が多い作品が観たかったんだよ!ととても幸せな気持ちになりました。全編を通してプロットの意外性よりも演技アンサンブルの方が刺さった。
現実世界の構造的な課題や実際に起きている事、実際に完成したプロジェクトをコンテクストにしてるので同時代性を強調しているかと思いきや普遍性にもしっかり目配せしているのは流石。
同時多発的に今正に起きている構造転換をある分野に焦点を当てて描きつつ、それはいつの時代も常に起きている事である、つまりエンタルピーは常に増大しているという事を描いている。それに対抗する手段は普遍性と逆の特殊性を指向する事である、という事を一つの説得力を持った解を以って示している。
LITEの劇版がとても良くてサントラを買ってしまいました。
最後まで見応えのある、ちょっと活力をもらえる映画
大泉洋さん
もっと大きどんでん返しを期待した
騙し絵の牙ってタイトルが凄い
面白い、おすすめ!大泉洋すごい
たまたまネトフリのおすすめに出てきて、何気なしに再生したら面白くてそのまま最後まで食いついて見てしまった。
何も知らずに見たから、あとで調べたらついこの前に見た『罪の声』と原作者が同じで驚いた。塩田武士のすごさを実感した。(この後別作品ちゃんと読んだ)
出版業界の話で、割と興味があった業界かつ分かりやすく描かれていて、頭を悩ませる必要がなかったのが良かった。
役者も大泉洋をはじめとしてみんなよかった。松岡茉優改めて演技上手いなあと思ったし、大泉洋はキャラがハマりすぎてて関心した。
この映画に対する感想として、予告の「大どんでん返し」「騙しているのは誰か」的な文言がよくないという意見を見た。確かにそれは尤もだと思う。私は前情報なしに見たからこそよかったのだなと思う。事前にそういうこと知らない方が面白く見れる。どんでん返しがないと思ってるからこそあの展開が面白いのであって、あのような予告も考えものだなあと感じた。
兎に角簡単に見れて面白くて引き込まれる作品。すごくおすすめ!友達にも勧めやすいし多分万人受けすると思う。本当に見るべき!!
45点
面白いを追求する
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