騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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出版社のリアルな現状を組み入れた権力争い、最後まで何度踊らされただろうか…
まさかここまで面白いとは…!出版社のリアルから生まれる熾烈な権力争い、そしてその先に開かれるエンディング!まさに、傑作。
私は、大学でメディアの勉強をしている。ありがたいことに、出版の科目を取ったことが奏功した。この物語は、斜陽化する出版社を照らしつつ、生き残りをかけて騙し合いを繰り広げるから面白い。取次と呼ばれる出版独自の販売ルートとその改革、WEB化や発行部数の低下といったトピックスは特に頷ける。実際、私はクルマが好きなので良くクルマ雑誌を漁るが、この数年で休刊・Web化したコンテンツは少なくない。そうした情報の電子化と出版の厳しさをリアルに描いている。それはもしかすると、原作者の塩田武士氏自身が抱いている危機感なのかもしれない。そうした伝統と革新の狭間で奔走する出版社に、引き込まれたことは間違いない。
さらに、この原作は大泉洋を主人公にあてがきしている。くどく大胆に攻める速水は大泉洋そのもの。軽妙なトークと卓越した選球眼がハマり役である。さらにこの原作を、吉田大八はブラッシュアップして脚本に落とし込んでいる。よって、さらにハマった魅力と危うさを速水に感じる。
その他キャストも負けていない。 松岡茉優演じる高野の奔走する様に速水とは違った馬力を感じ、大逆転をしてくれそうな闘志も感じる。その他豪華キャストがどこも適役で、何度呆気に取られただろうか。良い役者が集ったからこそこのハイテンポなゲームを成立させている。
最後に触れたいのは、この読めない展開。出版社の権力争いを軸にしつつ、抱えている現状等を交えた出版ドラマへと変貌していることである。そういう意味では、音楽が上手く扇動していたことも相まって、重奏なドラマが観れたことは間違いない。
まさにサラブレッド。鞭を巧みに使い走り抜けた圧巻のゲームは手に汗を握る。要所を押さえたリアリティと仁義なきバトルに最後まで踊らされた。この映画、めちゃくちゃ面白いです。
俳優人の演技は良かった
吉田大八監督だし、予告も面白そうだったけど、少し期待を裏切られたかなって感じ
騙し合いと予告で謳ってたけど、一方的に騙してる感じで、実はこうでしたっていう羅列だけのような気がした。
引っかかりや伏線がほとんどないような感じで、昔のキサラギを思い出したw
上質なミステリーぽい展開だけど、よく見ると中身スカスカみたいな
ただ大泉洋のキャラが好きな人は大抵は楽しめると思う。
ガン好きのモデルの行動や雰囲気は興奮したw
中々面白く‼️
評価星が3⭐️程度だったのであまり期待して居なかったが、中々面白く拝見致しました。
現在の出版業界の現実と背景が良く描かれている。色々な物がweb経由で簡単に購入出来る現在とこれからの価値の創出は、まだまだ色々な可能性が見出せるのではと感じた。
大道に争いながら自分の人生を過ごしたいものです。
めちゃめちゃ面白いです。
期待以上の面白さだった!
スピード感があって、洋ちゃんがクールでカッコ良くて、音楽♪とエンドロールも良かったわ~
久しぶりにアクション以外でスカッ!とする映画を観た気がする。
原作が無かったら、危うく5点満点にするところだったかも
(洋ちゃんだったので+0.5ポイントだけど)
物語の展開が早いので「もうちょっと味わいたいシーン」があったし、複線回収が間に合わなかった!?から、原作読まなくちゃ。
俳優☆大泉洋の新たな魅力がみられて嬉しい♡
松岡茉優はこういう役、似合うね。
池田エライザも。
キャストも良かったんじゃないかな。
ビジネス映画としても良くできていると思うな~
それは原作のおかげなのだろうけど。
約一年、待ったかいがありました。
楽しめた。けど…
役者さんたちが良かった。
特に大泉洋の飄々とした感じは合ってたし、松岡茉優の顔立ちは綺麗だけど地味ぽく真面目な感じも合ってた。
序盤から終盤まで集中して見れて楽しめました。
ただ予告を見て、『騙されてる』ワードに惹かれて見たので物足りなさは否めず。
展開が先読み出来てしまって……
ちょっと色々とヒントが出すぎてて易しすぎだったかなぁ
8割方、予想通りの展開だったので予告で惹かれたほどの騙し要素は感じず😓😓あとは尺のせいか、もうちょいなんでそうなったのか?その時の心情などの補足が欲しかったかなぁ
予告での『騙されてる』ワードが無かったら原作未読の自分は観に行ってなかっただろうけど予告で煽りすぎると期待が大きすぎる🤔🤔
でもなんだかんだ楽しめましたよー
松岡茉優主演❓‼️の真面目な業界ストーリー❓‼️
大泉洋にあてがきされた原作なのに彼は助演者です。
騙される展開は、実は、本筋からは余りインパクトが無いところで、予告編で期待すると肩透かしです。
でも、ドラマとしては、かなりの骨太な物語です。
松岡茉優が本当の主演で、血の滲むような努力がかんじられます、鬼気迫るほどに。
彼女の演技だけでの点数です、実は。
松岡茉優の成長物語です、感動します🥲
中村倫也は少ししか出てきません、残念ですが。
笑いも少なく、池井戸潤の原作かと思うほどの本格派です。
大泉洋のファンなら肩透かしです。
ただ、ある意味、出販業界の裏ドキュメンタリー的本格派推理小説だと思えば、名作の域です。
とにかく、松岡茉優の演技が凄い、令和最高の女優さんです、恐るべし‼️‼️‼️‼️‼️
原作が台無しに。あてがきの意味が無い。
大泉洋に合わせて書かれた原作が映画ではかなり削られてます。
松岡茉優といい仲なのも…(濡れ場期待したのに)
彼を支える家族にもノータッチだしラストの回帰も全く無い。
冒頭葬儀絡みゴタゴタなんて全く要らないと思う。
他に尺の持って行き方有るだろうと…
ガッカリです。
原作を読んでこの作品を観よう!って思った人は覚悟しておいた方がいい。
『別物』だと。
騙し合いバトル!開幕!
2021年3月20日
映画 #騙し絵の牙 (2020年)鑑賞
オンライン試写会 #coco さんありがとう
原作は #大泉洋 さんを想定して書かれたそうですが、読んだ時は気づきませんでした!
本も映画もどちらも面白いですけど、原作は家族とかを色々背負っていますが、映画ではクールな感じですね。
必見です!
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