劇場公開日 2021年3月26日

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騙し絵の牙のレビュー・感想・評価

全350件中、181~200件目を表示

4.5出版業界が抱える問題の中で…

2021年4月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

本の売れない時代、どう売っていくか?
一つの出版社という会社を舞台に、自分自身の立場や会社経営を守りながら、人々の思惑が入り乱れていく展開のストーリー。

配役や演技は良かったし、展開もうまかったけど、最後にスカッとした~、だまされたぁ感が弱かったのが残念。(予告も過大に期待させすぎな気もするが…)

まぁ、騙されても、それをどう生かして次に何をするかということですね。

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かも

4.0ビジネス書

2021年4月6日
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鑑賞方法:映画館

たまたま観たTVの王様のブランチの書籍コーナーで、原作のリリース時に特集されており、大泉洋さんの宛書きで執筆されたという内容は興味深く、映像化も楽しみにしていました。

実際の原作は未読ですが、大泉さんのひょうひょうとしたキャラクターが魅力的で、ほどよい「嘘」も楽しめました。

仕事は面白いかどうか、歴史やブランドにとらわれ過ぎない、挑戦する時は難しいもの、使えるものは会社だろうがチームだろうが使う
そういった内容やセリフが自分には印象的でした。

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映画感

3.5それほど騙しあってもない

2021年4月6日
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飽きずに見れるし
導入が引き込まれた。大泉洋さんも面白いし
松岡茉優さんも自然体だし役者さんたち皆良かったです。
池田イライザの存在感。出てくるだけで華やぐ。

話しも途中まですごく展開が楽しくみていましたが
予告のイメージとはちょっと違うかな。
そこまでみんなが嘘ついてる感じでもなく
ふつうに
ビジネスサクセスストーリーという感じでした

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さばみそかん

3.0_φ(・_・んーー〜んなにを騙されたんだろう?

2021年4月6日
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鑑賞方法:映画館

〝ユージュアルサスペクト〟〝シックスセンス〟〝アイデンティティー〟のように最後に
やられたーーー!!ってわけではなく、観客が何を騙されたんだろうか?と思ってしまう作品。んー〜ーん、人間関係の化かし合いなんだろうけど想定はできる範囲です。
というか騙されたのをわかってないかも。

しかしながらストーリーの展開は軽やかに進み、展開に意外性があり面白かったです。

社会的な問題テーマとして本のような紙媒体が生き残っていけるかと言う問題定義があるのは面白いなぁと思いました。私は歳もとっているので小説は本がいいと思いますが、、、
若い人はWEBとかなんだろうね。

主人公の大泉洋と松岡茉優、佐藤浩一を筆頭に豪華脇役人たち。
ちょっと勿体無い感じがします。

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おにっち弐号

3.0テレビサイズの出版業界内幕もの

2021年4月6日
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鑑賞方法:映画館

名門出版社の社長急逝による後継争いに、文芸とエンタメの路線対立、一癖も二癖もある人間模様を絡ませた出版業界の内幕もの。
達者な役者を揃え、吉田大八監督の手練のもと、大いに騙されることを期待して観たが、敵味方、騙し騙されの関係がぐるぐる回る面白さはあるものの、言ってみれば会社内の内輪もめで、スケール感は小さい。
出版業界を舞台にしているためか、屋外シーンやアクションが少なく(唯一、飛行場のシーンぐらい)テレビサイズで観ても十分な感じ。
あて書きされた大泉洋の持ち味は出ていたが、実際の主役は、松岡茉優。街の本屋の復権は、作り手たちの希望の現れか。
吉田作品の中でも特に「腑抜けども」を愛する者としては、もっと仕掛けやハッタリを観せてほしかったし、それができる素材だっただけに、残念。

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山の手ロック

4.0大泉洋の名前を借りた松岡茉優の映画

2021年4月6日
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 これは、松岡の映画であった。彼女は滑舌良く、何より声の響きが魅力的である。ややもすると、あざとくなりがちだけれど、きっちり演じていたと思う。

「勝手に震えてろ」の主演以降、万引き家族、蜂蜜と遠雷、助演ながら、キラリと光る上手い役者に成長していると思う。この先が非常に楽しみな女優である。

この映画は、今般ちょっと斜陽気味の出版業界の生き残り模索を面白く描いている。

 かつて、町のあちこちに本屋さんがあった頃は、ふらっと出かけて、立ち読みしながら、新書探したり、続きの漫画を読んだりするのが暇つぶしの一つだった。今は、小さなスマホ一つで、立ち読みせずとも色々調べられ、ポチひとつで良さげな本を見つけ出せる。そんな本屋が無くなって行く寂しさを感じさせた映画でもあった。

 でも最後は、そんな本屋の逆襲というか、
生き残り方を描いて希望を持たせていたところは良かった。

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はなも

5.0ダークな大泉洋。

2021年4月5日
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鑑賞方法:映画館

コロナ禍で公開が延期された映画作品は数あれど、その中でも特に公開を楽しみにしていた映画「騙し絵の牙」を観て来ました。挑戦的なタイトルなので、さて、どう騙してくれるのか。と構えて観ましたが、なるほどテンポが良く、グイグイと引き込まれ、騙されまくって113分があっという間でした。

劇中に登場する雑誌や小説が読みたくなり、また、出版業界の現状に鋭く斬り込んでいて考えさせられました。
家の近所にも街の本屋さんが一軒も無くなり悲しいです。
ちなみに書籍は、紙媒体で読む派です。

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ハンバーグ

3.5前情報なしでも十分楽しめる

2021年4月5日
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創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。お荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる...が、実は笑顔の裏にとんでもない牙を秘めていた。

当て書きなだけに大泉洋のはまり方は特に良かった。松岡茉優も翻弄される新人感がよく出て、かと言って出しゃばりすぎず心地よい。
原作未読なので斎藤工の必要性だけはよくわからなかった。
ただ、最近の邦画にありがちな上っ面だけ取り繕うような映画とは一線を画していると言えると思う。

二転三転するだけにご都合主義感はやや否めない。しかし無理のない範囲ではあると思う。
全く先の読めない展開ではないだけに、欲を言えば最後にもう一つ展開があればより評価が上がったかと。

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waisigh

4.0ワクワクが止まらない

2021年4月5日
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鑑賞方法:映画館

テンポが良い映画で始終ワクワクしなが観ていられました。
映画の構成は「七つの会議」に似ている気がします。ただしお話の起承転結の『転』の部分がスリム化されているので映画は一気に終盤まで走り抜けていきます。だからといって単調には感じませんでした。よく登場人物の悲哀みたいなものを描いて、深みをもたせようすることがありますが、無理やりそういう要素を加えようとすると逆に物語が薄っぺらくなってしまうので、私はこれで良いのではないかと思いました。
ちょっと気になったのがラストで怒りを爆発させて紙コップを床に叩きつける場面。あれはちょっと「らしくないな」と思いました。あそここそ「またその笑い方をする~」と言われた、あの笑顔を是非浮かべて欲しかったように思いました。

ところで出演していた塚本晋也氏の監督作品、『バレットバレエ』を想起させるシーンがありましたが、あれ多分偶然ですよね(笑)

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HAL-9000

3.5自分はけっこう騙されました

2021年4月5日
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鑑賞方法:映画館

 皆さんのレビューは目にしていたので、過剰な期待をせずに鑑賞。

 大泉洋に当て書きしただけあって、テンポよく軽快に進んでいく。あれ、けっこう騙されたんですけど。

 中盤過ぎまでは、かなり面白かったんだけど、最後はちょっと蛇足感があったかな。

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bion

2.5そんなに観客を騙して面白いですか?

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

めちゃくちゃ面白いですよってこれ別のシーンでのセリフ!多くの方が投稿してる様に予告が七つの会議等と同じで大げさ過ぎ予告では業界を揺るがす大事件みたいな作りだが内容は裏側の攻防を描いた平凡な物語 まあ国村さんの中尾彬風な所が面白かったが!

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ゆたぼー

2.5とんとん拍子

2021年4月4日
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騙し合いってほど観客を騙してこないのが
物足りない感じ…

伏線もほぼなくて、一個一個、一歩一歩進んでいくので、えー!っていう驚きは特になし!

原作は読みたくなりました😊

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hoheto

3.5マイルド

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

寝られる

予告編からすんなりとは行かないことが予想できる。
どうひっくり返されるかを考えていると、
概ねその通りにストーリーが展開されていく。
大きな驚きはないし、エモーショナルな動きもない。

それでも、大泉洋扮する主人公の振る舞いは痛快[だ。
組織の古い体質に風穴を開け、
新しいやり方で大きく物事を動かしていく、
誰もが好ましいと思う人間像だ。
だから、それに終始してくれれば、それで良かった。
ラストは十分予想できた。
陳腐で吐息が漏れた。

全体としてはそれなりに楽しめる。
大泉洋らしい軽妙さを楽しみ、深みを求めるべきではないのかも・・・

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みみず

3.5#27 めっちゃ騙された〜

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

出版業界で利益を出すにあたって何が正解で何が不正解かわからない昨今、頭が古いおばさんは最後まで騙されっぱなし。

そもそも知らない業界なので雑誌が出来上がる過程を見るだけでも楽しい。

このままこの世から本屋さんは消えちゃうのかなあ。

それとも紙にこだわり続ける日本人みたいな人たちは世界にいるのかなあ。

塚本晋也(監督しかしない人かと思ってた)の本屋さん役、すっごい似合ってた〜。

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chicarica

5.0今までいや、人生で観てきた映画の中で一番面白かった

2021年4月4日
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笑える

興奮

知的

直感的な感覚と主演俳優の大泉洋さんに惹かれて今作を4月の上旬鑑賞させて頂いた者です
ネタバレは避けますが策士がよく出てくる映画とはまた一味違う作品だったと思います
そして、また策士と大泉さんの演技が良く合うんです。多くの作品を通してあれほど普通の笑顔一つで含みを持たせられる人は中々いないと思いますよ
また、作品は予告編等でお分かりかと思いますが編集所が大まかなメインとなってきます
個性的な作者、編集者、役員の抗争さも良くありがちではあります
ただ他作品とは違うのはチームの力でとか奇策を用いて逆境を乗り越えていくそんな映画ではないです
「ただ面白ければいい」これがこの映画の醍醐味だと思っています(個人的な意見です)
ただ面白いことをするにもハプニングやリスクは付き纏うものです。それをどう切り抜けていくのかは是非皆さんの目で見て頂きたい
さて、クライマックスですがこれまで再三お伝えしていますようにこの映画は普通の策士が活躍して終わるような映画ではないです
どれだけ頭が切れてようが無理矢理にでも流れを持って来れる人物でも人間は人間なんです
「目には目を歯には歯を」「天上天下唯我独尊」とは良く言ったものです
そういう部分を監督である吉田大八監督は物凄く上手く切り抜いているなと思いました
ここまでハマるとは思っていませんでしたが小説、及び映画のサウンドトラックが出たら買います

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真斗結衣

4.0終わってほしくない!と思いながら見てた!楽しめます。

2021年4月4日
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アナログの根源と揶揄され続ける出版社、雑誌が、IT社会になった今でも、残れている事実が垣間見える。
書くことに長けたつくり手がいて、
編集することに才たけた人がいる。

大泉洋演じる「エディター(編集者)」は
大衆を惹きつける天性を持つ。
創造者、クリエイターを、コンテンツ、エレメント化し、世に放てる。

その価値は人々の行動(購入行動)で評価される。

ファンドを仕掛ける斎藤工も、然り。

編集者大泉洋が言う
「世界をかえる」
怖くて、面白そうな、力を秘めている。

ナチスもプロパガンダ、マスメディアを
最大限活かしきったのを、思い出した。

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SkyLock

4.0騙し絵の牙

2021年4月4日
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とても良かった。
騙しあいのどんでん返し。というのではなかった。
人生をより良く生きるための選択を皆が選択した結果だと思う。
こんな選択が自分も出来ればな。と思うところ。
爽快感もあるので、見る価値はあると思います。

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ひろわん

3.5予告編で煽りすぎた分・・・

2021年4月4日
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騙しあいバトルは単純に面白かったし、大泉洋に外れ無しという感じで良かった。ただ、予告編で期待値が高まり過ぎていたので、思ったほどの”どんでん返し”ではなかった。(予告編を見て、なんとなく驚愕の展開を想像していた・・。)

でも、最後の流れはなんかほっこりさせてくれて良かった。
この映画を見て、実家の近くにあった小さな本屋さんを思い出した。立ち読みばっかしてたけど、そこも10年以上前に潰れちゃって。家の近くにああいう小さな本屋さんがある風景はもう無いんだろうなぁ・・と思うと、やっぱり少し寂しい。

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tigerdrver

4.5固定観念から解放される

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

次々登場する人物達に魅了され、すり抜ける様に現れた大泉洋扮する速水のやり口にスカッとする。そんな繰り返しで物語が進んでいく、実に楽しく鑑賞した。
次はどんな事仕出かすのか?と始終ワクワクした。
想像の上、更に上が待ってる展開、仕掛けが明かされるタイミングも絶妙で、ええーそうだったの!その驚く瞬間の劇場内の反応も雰囲気も臨場感たっぷりに楽しんだ。

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パプリカ

2.5原作読んでたので騙されました

2021年4月4日
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いやー完全に騙されましたね、原作とのあまりの違いに。
個人的には原作を読んで、元々ファンでもある大泉さん当て書きというところに魅力を感じていたのに、見ててあれ…?って感じ。
原作はそれこそ、もしも大泉さんが編集長だったら…という程の原作はいわゆる人たらし的キャラでまさに当て書きの編集長。
それを大泉さんが演じ逆転していくのだから面白く無い訳が無い、
と期待をして見に行ったので、原作とは違う内容に個人的にはがっかり感が強かった。
これならぶっちゃけ大泉さんじゃなくてもいいキャラだよねって内容になっているし。
というかこれ主演はほぼ松岡茉優になっちゃってるじゃん。

何となく同じ様な設定なんだけど、別物を見せられた感じで、
確かに色々な媒体で大泉さんが大泉さんらしさを出したらダメ出しされたとか、原作とは違うらしいことを薄々見聞きしていたのだけれどここまでとは…。

まぁ原作を知らなければこれはこれでありな映画なのかもしれないが、
原作の一番の魅力は大泉さんを当て書きしたことだったので、それが大きく崩されてしまっているところが残念。
内容的には、確かに騙し合いが展開されているし、原作を読んで期待してた者としては確かに騙されました。
でも見たかったのはそいうことじゃないんだよな…。
なので、面白かったと言うより、別物見せられちゃったなという残念感が強く残ってしまった。
大泉さんも、ああいう人なので言葉に出さないけど、あまりの違いに内心では本当は、うーん…なんじゃないかなと思っている。

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norii