「いい意味で予告より面白かった」騙し絵の牙 Nanaさんの映画レビュー(感想・評価)
いい意味で予告より面白かった
予告だけが派手な邦画を観たばかりで、この作品もつまらなかったら嫌だなと思いました。
期待半分でというのもありますが、久々の知的エンタメでワクワク楽しめました。
予告では騙し合いがメインのようでしたが、
内容としては、出版業界のお話です。
本屋さん大好きなので、出版業界の構造も含めた知識的な興味と
経営的な騙し討ちは、ハラハラさせられて、
地味な業界の話なのに、ここまで面白くなるのは、監督の力なんでしょうね。
三国志では発揮されなかった、大泉さんの演技が光っていました。
本屋が消えていく現実は寂しいです。
スマホから得た知識は脳に定着しにくいと聞いて
紙じゃない電子書籍での物足りなさの実感のワケがわかったばかりです。
面白い作品は映画館で。
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