ボリショイ・バレエ 2人のスワンのレビュー・感想・評価
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ユリナ カリーナ ガリーナ。 その3人が軸になって話が進む。
ユリナ カリーナ ガリーナ。
その3人が軸になって話が進む。
ターニャとか何人か出てくるが、その3人が主人公。
なぜここまで念を押すのか?
思春期(第2成長期)から成人女性になる5年位の間を、年代で分けて、二人の役者を使っている。つまり、ユリアにもカリーナにも、年代の違う役者さんが、その数年を演じ分ける。そこを理解しないで見ていると「あれ!」と思ってしまう。
僕はペド◯◯◯◯ではないが、ユリアの少女役の俳優に色気を感じた。また、ユリアの少女役の少女とガリーナの会話だけでも良い話に仕上がったと思もった。
ユリアが「まるで美術館みたい」と言うとガリーナが「私自身もちょっとした骨董品よ」
ユリアとポドフスキー氏との二人での努力が完全に抜けて、どうやって、また元に戻れたのか?はっきり分からないまま、カリーナの母親が登場して、横槍をいれる。
凄く残念な作品になっている。いきなり、ユリアの男性関係が乱れる逸話が挿入され、バレリーナの常識みたいに描く。
さて、さて、本当に?しかも、オーバースレプトは無かろう。
「ここに戻ってきちゃ駄目」って話す化粧の濃い女性は誰なのだ?
しかし、その助言が日本と逆なんだよね。西洋人は故郷から都会に出て、一旗揚げる事に重きを置く。日本は故郷に戻って、都会の雑踏から再生を試みるって話が多い。
さて、どちらが自然か?
僕は脱亜入欧で、都会の方が好き。
バレエ学校から
ドキュメンタリーなどでボリショイバレエや英国ロイヤルバレエ、フランスオペラ座などの入団からレッスンまで放映されたことがあるので、大体の筋は予想がつきました。
入団時の体形、あるところでは親も見るんですよね、将来どうなかを予想するために。なので踊りが上手い、体が恵まれているだけでは駄目という厳しい世界。
そこに飛び込んだ少女の成長ストーリーに同じ練習生とのあれこれ。好きな人には2時間あっという間に感じると思います。音楽が沢山使われているので、音響の良い劇場でをお勧めします。
よくある貧乏天才vs金持ち優等生のライバル対決かと思いきや、少女か...
よくある貧乏天才vs金持ち優等生のライバル対決かと思いきや、少女から女性への成長、友情、挫折、などなどよく描かれていて、陳腐な作品にならず、予想以上に良かったです。
ロシア産少女マンガ風映画?
あまり映画上手ではないロシア産ゆえに、132分の長丁場が拷問になるかも…と覚悟して行きましたが、予想に反してなかなか楽しめました。
なんといっても主人公のライバル、カリーナ役の方のバレエが素晴らしい!容姿も体型も完璧で、バレエシーンが美しすぎる😍 ネットにあまり情報がないので、まだ無名なのかも知れないけれど、将来は大物になる予感。いつか公演があるなら是非行きたい!
対して主人公のユリア、バレエ素人ではないけれどプリマには足りない感じも。もっとエモいダンスが出来たなら説得性があったのだがなぁ。
総じてダンスシーンはさすがのボリショイレベル!だし、それなりにボリュームもあって満足しました。
あとは、日本のバレエ漫画にあるような、ダンスに取り憑かれてしまう少女達の情熱や狂気の要素がもっとあったらよかったのになと思いました。
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