ボリショイ・バレエ 2人のスワン
劇場公開日:2018年7月7日
解説
ロシアの名門ボリショイ劇場の主役を目指す2人の少女の夢と闘いを描いた青春バレエドラマ。ボリショイのバレエ・アカデミーに入学したユリアとカリーナ。裕福な家に生まれ、気高く美しいカリーナの優雅で完璧な踊りは、プリマ候補として講師陣からも期待されていた。一方のユリアは貧しい炭鉱町の出身だが、かつて伝説のプリマとして活躍した講師のガリーナは、ユリアの跳躍力や表現力を見抜き、彼女の類まれな才能を伸ばそうと手を差し伸べる。境遇もバレエスタイルもまったく正反対ながら、最大の親友にしてライバルとなった2人が、過酷なレッスンに耐えながら、恋とバレエを競いあう。2人が憧れるアントワーヌ役を元パリ・オペラ座のエトワールで、バレエ映画「オーロラ」に出演し、現在はスウェーデン王立バレエ芸術監督を務めるニコラ・ル・リッシュが演じる。
2017年製作/132分/ロシア
原題:Bolshoy
配給:アットエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2018年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ドキュメンタリーなどでボリショイバレエや英国ロイヤルバレエ、フランスオペラ座などの入団からレッスンまで放映されたことがあるので、大体の筋は予想がつきました。
入団時の体形、あるところでは親も見るんですよね、将来どうなかを予想するために。なので踊りが上手い、体が恵まれているだけでは駄目という厳しい世界。
そこに飛び込んだ少女の成長ストーリーに同じ練習生とのあれこれ。好きな人には2時間あっという間に感じると思います。音楽が沢山使われているので、音響の良い劇場でをお勧めします。
よくある貧乏天才vs金持ち優等生のライバル対決かと思いきや、少女から女性への成長、友情、挫折、などなどよく描かれていて、陳腐な作品にならず、予想以上に良かったです。
2018年7月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
あまり映画上手ではないロシア産ゆえに、132分の長丁場が拷問になるかも…と覚悟して行きましたが、予想に反してなかなか楽しめました。
なんといっても主人公のライバル、カリーナ役の方のバレエが素晴らしい!容姿も体型も完璧で、バレエシーンが美しすぎる😍 ネットにあまり情報がないので、まだ無名なのかも知れないけれど、将来は大物になる予感。いつか公演があるなら是非行きたい!
対して主人公のユリア、バレエ素人ではないけれどプリマには足りない感じも。もっとエモいダンスが出来たなら説得性があったのだがなぁ。
総じてダンスシーンはさすがのボリショイレベル!だし、それなりにボリュームもあって満足しました。
あとは、日本のバレエ漫画にあるような、ダンスに取り憑かれてしまう少女達の情熱や狂気の要素がもっとあったらよかったのになと思いました。