轢き逃げ 最高の最悪な日のレビュー・感想・評価
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水谷豊の人柄と俳優歴の蓄積を感じさせる監督作
邦画初のドルビーシネマ採用作品だそうだが、残念ながら試写室でその真価を見極めることはできなかった。国内の映画館では今年ようやく4館ほどが対応になるそうだ。ただ、本作に派手なアクションや圧倒的な映像美があるわけでもないので、是が非でもドルビーシネマ対応館で観なければ、という気にならないのも正直なところ。
社長令嬢との結婚を控えながら轢き逃げしてしまった青年と、助手席に座っていた親友。2人が割と早い段階で逮捕され、おや?と思うが、本題はそこからだった。長年刑事役を演じてきた水谷豊が、亡き娘のために素人探偵よろしく真実に迫ろうとする姿に、本当にこういう役柄が好きなんだなあと感慨を覚える。
加害者の贖罪、被害者遺族のグリーフケアなど、明確な答えを出せない問題と真摯に向き合う姿勢に、脚本も書いた水谷豊の人柄を感じる。ミステリー仕立ての部分もあるが、ラストシーンこそが描きたかった核心だろう。
ストーリーに共感できず・・・
ひき逃げ犯が徐々に追いつめられるという展開を期待していましたが、それは最初のうちだけで、めでたく犯人が捕まった後からこの映画の本当のストーリーが始まります。
それはそれで良かったけど、如何せんストーリーが結果ありきで書いているのかと思うほど雑で不自然な箇所が散見され、全く共感ができませんでした。
1、何で真犯人は事件があった日に裏道を通って行くことを予見できたのか?途中渋滞に巻き込まれたから裏道を通ることを運転手に進言したけど、もし渋滞してなかったらどうなるのか?
2、犯行の動機が親友に対する嫉妬って・・・親友をそこまで憎んでいるなら、そもそも友達になんかならないだろ!嫉妬する心理が理解できない。いじめられている自分に対して優しく接してくれた相手なら感謝しかないんじゃない?
さらに、こんなサイコな奴なら友達もヤバい奴って付き合っているうちに気付くだろうし、動物の目だけを切り抜いた脅迫状?も何故これなのかという理由がよくわからない。
3、水谷豊が警察ばりにあそこまで動かなくても、警察(岸部シロー)に任せておけば解決したんじゃね。
4、アップになった時の顔の表情で不自然な表情がいくつかあった(特に水谷豊)。演技がヘタなのか意図的なのかよくわからないけど。
5、犯人の婚約者が何故あそこまで、犯人に対して愛情を示すのかよくわからない・・・だったらその根拠となるような(結婚前の)エピソードをちゃんと描くべき。
水谷豊が脚本・監督した作品とのことですが、悪いけど俳優は俳優に徹した方がいいと思う。
意欲作ではあると思うが、設定がいかにもご都合主義的
加害者は結婚式の打合せを控えていて、その式の打合せに急いでいた。
渋滞を避けて近道して、結果、轢き逃げ事故を起こしてしまうー。
迂回を試みる時点で、すでに相当の「焦り」があったはずですから、そんな心理状態でより歩行者を避けづらいてあろう、細街路(幹線ではない、いわゆる生活道路)に入るのは、ある意味で矛盾していることなんだなぁ…とも、再認識しました。
評論子は。
しかし、「一度も見たことがないので、親友の困り顔を見たかった」という動機には、知能指数すら疑いそうになりますし、そもそも、休業日であることが分かっている喫茶店に呼び出したからといって、被害者が、タイミング良く(?)加害車輌に轢かれるとも限らない。
(クルマを避けるでしょう、ふつうに。近づいてくる音が聞こえたら。)
偶然の轢過を、あらかじめ計算して、計画するというのは、語弊を恐れずにいえば、ナンセンスというほかないようにも思われます。
交通死亡事故被害者の両親、その加害者となってしまった者、その捜査に当たることになった者のそれぞれの視点から事態を浮き彫りにしようとする着想は、ある意味では「意欲作」とも言えるかとは思いますし、その点を買わないわけではないのですけれども。
しかし、観終わって「重厚な人間ドラマ」だったとは、言い難かったように思います。
同じく水谷豊監督の別作品『太陽とボレロ』がなかなかの出来だっただけに、惜しまれる一本だったというべきでしょう。になってしまいました。本作は。
率直に「凡作」たったと評しなければならなかったと思います。評論子は。
ひき逃げです!
監督と脚本は『太陽とボレロ』の水谷豊
宗方秀一は親友の森田輝を乗せ青いジープを走らせ明らかに急いでいた
宗方は婚約者の白河早苗と結婚式会場で結婚式の打ち合わせに行く途中だった
親友の森田は結婚式の司会を務めることになっていた
抜け道を通り観てるこっちがハラハラするような乱暴な運転で挙げ句の果てに道路の真ん中にいた若い女性を轢いてしまう
しかも宗方と森田は事もあろうにひき逃げしてしまう
TV報道によると被害者の時山望は意識不明のまま搬送先の病院で死亡が確認された
前半はいつバレるか加害者側がハラハラするスリル
2人は逮捕され後半は主に被害者遺族である父の時山光央視点で
轢き逃げ犯逮捕で轢き逃げ事件は一件落着ではなかった
ここがこの作品のミソである
無くなった娘の携帯電話を探す光央
それには証拠があった
轢き逃げ事件は森田輝によって仕組まれたものだった
観る前はあまり期待してはいなかった
可でもなく不可でもない無難な作品だろうと
轢き逃げ犯が最後の最後で逮捕される話だと予測していたがそれよりもはるか早く逮捕された
森田輝役の石田法嗣を褒めたい
被害者役のさなはサンミュージック所属のお笑い芸人だった
Wikipediaの写真はなぜか寝顔だった
もう少しマシな写真はなかったのだろうか
数年前女の子を出産し最近は男の子を出産したそうだ
おめでとうございます
奇しくもひき肉ポーズぽい形で轢かれてしまった望
ちょんまげ小僧より3年早かった
何が流行るかわかったもんじゃない
あとこれに限らずレビューで「テレビドラマでいいじゃん」って意見が散見されるが正直目障りというかなんだかなあと呆れてしまう
映画に求めるモノは人それぞれなんだろうけどテレビドラマのレビューだけしてれば良いのにとぼやきたくもなる
さらになにかといえば昭和だと見下す人もなんだかなあと最近つくづく思う
本人はそれで自分はクールだと思い込んでいるんだろうな(ダサッ)
平成や令和がそんなに正しいなら今の世の中もっと良くなっているはずだ
配役
城島建設営業部所属社員の宗方秀一に中山麻聖
秀一の親友で秀一と同様に城島建設社員の森田輝に石田法嗣
秀一と輝が勤務する城島建設副社長令嬢の白河早苗に小林涼子
秀一が起こした轢き逃げ事件を担当する若手刑事の前田俊に毎熊克哉
轢き逃げ事件の被害者で美術館のスタッフの時山望にさな
早苗の父で城島建設副社長の白河謙造に堀田眞三
城島建設専務の倉持信太郎に原康義
信太郎の息子で城島建設営業部課長の倉持勝に黄川田将也
城島建設営業部部長の滝沢に西沢仁太
望の友人で美術館スタッフに吉村美咲に美智子
望の友人でダンススクールのレッスン生のリサにNON
望の友人でダンススクールのレッスン生のマコに太田彩乃
時山光央が勤務している大沼海運の社長の大沼澄央にHIDEBOH
轢き逃げ事件の現場の前にある喫茶店「スマイル」のマスターに山中崇史
轢き逃げ事件の被害者になった望の父親の時山光央に水谷豊
轢き逃げ事件の被害者になった望の母親の時山千鶴子に檀ふみ
秀一が起こした轢き逃げ事件を担当するベテラン刑事の柳公三郎に岸部一徳
轢き逃げ 最高の最悪な日
【ピロシの映画レビュー②⑥】
題名 轢き逃げ 最高の最悪な日
⚫︎監督
水谷豊
⚫︎脚本
水谷豊
⚫︎出演者
中山麻聖
石田法嗣
小林涼子
毎熊克哉
水谷豊
檀ふみ
⚫︎製作会社
映画「轢き逃げ」製作委員会
⚫︎配給
東映
⚫︎公開
2019年
⚫︎上映時間
127分
⚫︎製作国
🇯🇵日本
⚫︎ジャンル
サスペンス/ヒューマンドラマ
相棒でお馴染み水谷豊、二本目の監督作品。ダイレクトすぎる題名に興味を持ち鑑賞しました。
⚠️⚠️⚠️ネタバレ注意⚠️⚠️⚠️
大学時代からの親友同士が主人公。
アポに遅れて焦って運転した挙句に衝突事故を起こし、救助せずそのまま立ち去ってしまう。
轢き逃げしたその後、2人の周りで不思議なことが起きていくのですが、、、
狂気さを演ずる芝居は正直中途半端な気もするが、脚本的にはなかなかの切り返しです。
本作は事故を隠蔽する空虚さもそうなのですが、一番訴えたかったのは『男のジェラシー』
ご存知だと思いますが、女の嫉妬より男の嫉妬の方が怖いですよ。ネチネチしていて陰険です笑。
性質上、基本猿山の猿でいたい、そして独占欲がありますから、モテや金銭の多寡や地位など、隣の芝生は青く見えてしまう動物なのです!オソロシイ😂😂😂😂😂
その嫉妬心を反骨心に昇華させてパワーアップするのか、ただの負け犬になるかはその人の精神性次第ということになるのでしょう。
一服の清涼剤は、轢き逃げ犯の新妻が最後まで献身的なところですね。救われます。終盤の壇ふみの情感溢れる演技も泣かせます。
是非ご覧ください❤️
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う〜ん…なんともやりきれない作品だな…
もうただただ悲しい、やりきれない作品
副社長の娘と結婚ってもっと悪い感じのヤツだったとしたらまた見方が違ったかもしれないけど、やたらと目の敵にしてくるモラハラ上司が居てってなると開始からしばらくは、ダメなんだけど捕まらないでほしいなぁとも思ったりしてしまう
轢き逃げをしてしまった側の苦悩も、その周りの人も辛い思いをしているなぁと感じた後に、今度は被害者遺族側の話になってくるのでもう感情がどうしていいか分からない
結婚相手が本当にただ政略結婚や出世のためだけでなくきちんと付き合っていて、最後もその副社長の娘さんが彼を待ち続ける決意をしたみたいな感じだったので、尚更辛い
うーん、、
脚本は面白いと思える部分もあったけれど、なんというか全体的に古臭さやチープさを感じてしまった。特番のドラマを観ているような感覚だった。
お芝居も水谷さんと岸部さんでもっているという印象だった。
かもなく不可もなく
うーん。
悪くは無いけど面白みに欠けるかな。
色々な人にフォーカスを当てすぎたのか何を伝えたかったのかわからないかなーと思いました。
もうちょっと的を絞ればよかったと思います。
途中から展開が見えてしまい、だよねー、やっぱり。
となりました。
前半部分は是非、免許更新の違反者講習で見せて。
最近の違反者講習の映像がドラマ仕立てじゃなくなってて(警視庁だけかも)面白くなさすぎるので、このくらいのやつやって欲しい。
ただ言えるのは、事故ってこういう急いでる時って意外と起こらない。
私の経験では、何気ないポカンとした瞬間に
ガガン、って音がして 「あ」ってなって やっちゃったーってなる事の方が多い。
(ってそんなに事故してるわけじゃないけど💦)
急いでるときに多いのは自損の接触でのボディ擦り傷。
スピード出してると かなり集中するから割と まして人身はやらない気がするんだけどなー。
(自転車との接触事故はあるけれど生身の人間の方とぶつかった事は幸運にもないので、、、この先もないのを願う)
とりあえず車降りるって言うのがドライバーの習性のように思うので 車に乗ったままって言うのはよく考えると違和感はある。
そういうのは全部抜きにして、大手ゼネコン社員(学生時代から学業に精を出して就職も勝ち組でおまけに結婚も会社の会長の娘って、羨望を一身に受けるやつ)が、自分の人生の汚点を残すまいと 急いだ結果 更なる落とし穴に落ちる、っていうあたりはリアリティあった。
事故車のボディに塗料を塗ってるの
あんなの警察が見たら一発ですよ。
でも 轢き逃げしちゃったら、そりゃそうするだろうなあっていう心理は描けていると思った。
後半 被害者家族が出て来て途端にミステリー仕立てになって来るあたりから 主人公の性格設定がブレて来て
お嬢様が彼をそこまで好きな理由がよくわからなくなる。
父の会社の社員との結婚とは言えちゃんと愛情あってのものだ、というのはアリだとしても
前半のセリフなどから見ても魅力的な男には到底見えない。
水谷パパの奮闘は まさに刑事を引退した人か?って程の働きぶりだし 家宅侵入が全く問題になってない感じも違和感あるが、調べて行く上で娘の友人たちの悲しみが上っ面過ぎるのもちょっとどうかと思う。あれじゃ娘の人格の方が蔑ろにされてる事になる。嫌われてたのか?みんなから、みたいな嘘くささ満載のお友達の涙。
そこからどんでん返し的に事件は進むんだけれど、刑事さんは交通事故のひき逃げ犯のその先の事ってやってくれるんだっけ?
というわけで 違反者講習に使う映像は逮捕されるあたりまでで。
染み付いた昭和
感覚が昭和。輪郭をゆるくしてフィルムダメージを入れたら1970年製作の映画──で通る。台詞ぜんたいにそこはかとなく“昔の人たちの会話の気配”が漂ってしまう怪。作為のレトロではなく、感覚に染み付いてしまったレトロ。ある意味、衝撃的だった。
愁嘆場への執着。愁嘆場を撮りたい──がひしひしと伝わってきた。同時に愁嘆場を演じたい、も伝わってきた。
よく知られた逸話がある。
『海外の監督は創作意欲によって映画をつくる。対して日本の監督は自己顕示欲によって映画をつくる。』
──
日本の映画/ドラマのクオリティが“どうしてもツッコミたくなってしまう低レベル”を維持・継承しているのはご存知の通りだが、それは言論の自由や、主観に過ぎない論や、権威的な批評家集団によって強固に守られている。
また、メディアそのものの権威──というものがある。
先般、与党のとある政治家が、NHKの朝ドラについて公的なかたちで苦言をのべた。曰く『脚本の論理性が崩壊しています。』
為政者がドラマの内容に介入したことで賛否を呼んだ。が、権力者が表現の自由に対して容喙した・圧力をかけたという非難のほうが多かった。
しかし私的な見識だがNHKは一政治家をはるかに上回る強権力だ。(たとえばそれが元首相であろうと。)NHKならずとも好きな方向へ誘導報道できるメディアは日本の支配カーストのトップにいる。
ドラマが酷いという世評は日常茶飯事にもかかわらず変革やテコ入れがなされたことはいちどもない。政治家が苦言したところでびくともしないだろう。メディアがいちばん強いからだ。視聴者なんて全員“おまいら”に過ぎない。
けっきょく映画もメディアによって守られる。まして監督がテレビの功労者ならなおさら。
だからこそ日本映画にはタレント枠がある。北野武島田紳助奥田瑛二萩本欽一石井竜也桑田佳祐さだまさし松本人志竹中直人板尾創路小栗旬水谷豊・・・。タレント枠は海外の俳優兼監督枠とはまったくの別物。かれらの初動は創作意欲ではなく自己顕示欲だ。本作もそれが端的にわかる映画だった──という話。
──
ぜんたいに感覚が微妙すぎる。宗方(中山麻聖)と森田(石田法嗣)は、ほとんどゲイ関係としか思えない。サイコパスの描き方も斜めっている。そして全員が泣く。
謂わば、自動車教習所で聴講生に見せるための啓発ドラマを依頼された片田舎の製作会社が、頼まれてもいないサスペンスと愁嘆場を挿入してしまった──という感じの映画。
檀ふみは懐かしかった。
轢き逃げ事件がおこす被害関係者たちの心情
今や自動車を利用することはごく一般的であり、最近では煽り運転というワードも交通単語では多く聞くようにもなった。『轢き逃げ』はそんな一般的乗り物車が人を轢き、なんの対応もせずに放置、その場から遠ざかること。これは教習では教わるがその判断の誤りは各個人の性格によるものであり、実質は本人に委ねることになる。タイトル通り主人公は轢き逃げをする。会社の副社長の娘と結婚する未来があったが、結婚式準備でホテルに向かう会社同期を助手席に乗せ道中に轢き逃げ、なんとか結婚式を終えると見知らぬ人からの脅迫手紙。主人公と同期の2人は怯え、事件発覚がどんどん近づく中、事件は思わぬ裏が……
人を殺めてしまい罪の償いに苦しむ主人公、娘を殺されて悲しみ怒りと娘との思い出を振り返る両親、夫の轢き逃げで親族へのお詫びや留置所でやつれた主人公と向き合う妻、と各関係者からの目線での送られています。
最後にラストで主人公が妻へ出した手紙の一部を個人的に心にきたので
『人の人生を奪い、早苗さんご家族やみんなの人生を壊した私に早苗さんは何を求めるのでしょう。早苗さんへの愛を問われても、早苗さんを守ろうとしなかった私には選ぶべき言葉も無いのです。逃げ場のない隔離された場所で、毎日自分の犯した罪と向き合っていると心も身体も自分が人間であると思う意識が薄れていきます。人間で無ければ楽になれる気がしてくるのです。嫉妬にはその先に2つの道がある事を知りました。一つは嫉妬を糧に高みへと昇る道、もう一つは嫉妬に取り憑かれて地獄へと落ちる道。ご両親の人生も壊してしまいました。それでも僕は被害者とご両親に何をしなければならないのか考えます。答えなど永遠に出るはずがないとわかっているのに。今の私には、その事を考えている時だけがせめて自分が人間でいるような気になれます。自分の犯した罪を償えるなら償いたいと思いました。でも、罪を償えると思うのは罪を犯していない人間の言い分だと気づきます。罪を犯したものにできるのは罰を受けることだけです。どんな罰を受けようとも、誰かが僕を許したとしても私は私を許さない。』
何か変な部分はあるが楽しめた!!
テンポは良くないですが、そこら辺の邦画より楽しめました。加害者が大手企業の幹部候補なのが、人生の転落者としてのバランスが良いと思います。前半で逮捕されるシーンは怖かったです。「結婚は待ってください」と言えなかった男に、お嫁さんが優しすぎて、また会社の人等からも罵声を浴びせられるシーンは無いので、立場が変わって豹変する人間がいないのは何か違うと思いました。後半はサスペンスになりますが、無茶なトリックで内容が前半に繋がっていくのは、まあ上手かったです。被害者のお母さんが優しすぎるのが災いして、加害者のポエムと相俟ってラストは何か残念でした。喋り方が右京さんじゃないので、水谷さんだと気づきませんでした。観終わってみると変な部分が多いですが、このタイプの邦画特有のジメジメ感が無く観ている間は楽しめたので、この調子でどんどん映画を撮っていって欲しいです。サブタイトル、彼にとっては最高の日だったのかな、折角のキモ演技なのに共感もファンも得られないとは思いますが。
終始つまらなかったです。
前半、轢き逃げ犯の描写、全然共感出来ず不愉快でした。
轢き逃げ犯の葛藤を描いてくのかと思いきや、なんの前触れもなく突然の逮捕。
は??
そして、被害者のお父さんが水谷豊だと分かり、あぁなるほどここからがドラマになるのねと思いきや、サスペンス風の展開に。
え??
お父さんのやり過ぎな行動。。もう犯罪ですよ。
全然付いていけない。。
そして、そもそもの轢き逃げは親友の描いた筋書きだった。
な??
なんじゃこりゃ。
真犯人(?)の演技は大袈裟だし、最後までつまらなかったな〜
胸糞悪い
初っ端から騒がしい男の言い訳、乱暴な運転、そして事故、轢き逃げ。
テンポは良いけど主犯も同乗者も自分の保身ばかりで轢いてしまった相手のことは一切何も言わない。
そして終盤の展開…終始胸糞悪い。
少し気になったのは、主犯の婚約者(こちらはお嬢様だからなのかな?)や、轢き殺された娘のLINEなど、若い女性が使うには違和感のある言葉遣い。
決してつまらないわけではありません。が、もう二度と観たくないという数少ないタイプの映画でした。
監督としての水谷豊の今後に期待できると思った
物語冒頭から題名通り
轢き逃げする
なぜ逃げる。。と思うけど
これが後半話がつながると
まじかーーーって思いました
ただただ被害者の望さんとその家族が運が悪すぎて、、、
最初知らない俳優さん二人の青年、秀一と輝が
建設会社のサラリーマンとして登場
秀一が副社長の令嬢と近く結婚する予定で、その打ち合わせに司会を担う
輝を乗せて結婚式会場に向かう途中で轢き逃げが起こる
途中から轢き逃げ被害者の家族として壇ふみさんと
水谷さんが父母として登場すると
画面が圧倒的に強くなる
相棒好きにはおっとって思う、一徳さん登場
相棒とは全く逆の立場ね
一徳さんが刑事です
後半は主役二人より水谷さんに目が行くんだけど
轢き逃げした運転手の彼より
助手席に座っていた彼の変化していく感じが良かったです
主役の好青年は難しいよね
あそこまで反省されると本当はどうなのって
その純粋性が鼻についてたんじゃないのって
思いました
水谷さんの他の監督してる映画も見てみたいと思ったし
この話を脚本された水谷さんは才能があると思う
ラストシーンって大事じゃないですか
そこに監督の言いたいことが表されてるような
檀さんが最後そっと握るあの手に
この映画の伝えたいものの一つが優しさ、、、もっと深く
慈愛だったのかな
そして多分水谷さんは良い人なんだろうなと
思いました
余談ですが主役の好青年秀一は三田村邦彦さんと中山麻里さんの
息子さんなんですね、びっくりでした
私は水谷豊が性に合わないのだ!!
先入観。
いやこれはもう確定なのだ。
超古い話しを持ち出すが、水谷豊さんの若かりし頃、一応ヒットしたと言われる「熱中時代」
この時の北野広大先生役が当時の私の子供心で大嫌いだった。
このキャラが後に彼のモノマネとして代表的になり、知名度を確固たるものにした。
特にその後は代表作に恵まれず、そのまま消えるかと思いきや、キャンディーズの蘭ちゃんと結婚とは驚きすぎてますます「なんでやねん!」と嫌悪感はMAX。
そして今や国民的シリーズドラマ相棒へと繋がる。
そんな相棒はただの一度も見たことはない。
そんな人の監督脚本作品だが、タイトルから見ておこうと思いNetflixに配信されたので観てみたが、なんなんだこれは。
この人は演者としても、作者としても私の中ではオワコン間違いなしだ😤
知名度乏しい役者を起用し、完成作品で評価してくれと言わんばかりのナルシスト映画。
(岸辺一徳 檀ふみ 小林涼子 毎熊克哉は除く)
ありきたりな轢き逃げシーンから始まり、勤務先の職場の雰囲気は何時代なんだ?と言いたい低レベルな演出。
挙句、この父親が相棒の如く色々と聞いてまわり、警察もどきの動きを見せる。
もうこの瞬間、一気に心が覚めきる。
そして後半はとんでもない方向へ進んで終わる。
ロケ地についても神戸の有名スポットをこれでもかと脈絡なく使い、神戸で都合9年勤務して土地勘のある私にとって「素人観光か!」と呆れてしまった。
轢き逃げという社会派テーマを足蹴にしたような本作はとてもじゃないが評価出来たものじゃない。
The sympathetic look at the kille...
The sympathetic look at the killer in the film was just depressing to me personally. The way the film ends, leaving room for lingering and discussion, shows the intelligence of the filmmakers, but at the same time, I found it to be naive. I think it is a Japanese film that postpones the conclusion and keeps an indefinite attitude, which is very reserved. It was interesting only in the beginning. It became boring at once when the two men make an arrangement to go to an amusement park. The detective's personality was too strong and competent, so he completely eclipsed the main character. Perhaps because of the difference in the level of skill of the actors, the supporting actors left a more vivid impression on the audience. I watched this film expecting a crime suspense in which the criminal side makes an irreversible mistake, digs a grave, and destroys themselves, but it was a humanistic story that was close to human sentimentality.
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