チワワちゃんのレビュー・感想・評価
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スピード感があって楽しめました。
人生短し恋せよ乙女。でも愛は成就せず、愛に溺れて金に溺れて切ない青春群像劇って感じでした。久しぶりに映画って面白いなった感じました。
映画館は、連続で違う映画を鑑賞できるようなタイムスケジュールをくんで欲しいです。1日に4、5本映画見たいけど難しい。
麦ちゃん目当てではあるのだけれど……
吉田志織があれだけの汚れ役を見事に演じて主役でないのはちょっと気の毒。麦ちゃんは、はっちゃけるキャラクターには見えないし、一人チワワの足取りを調べている、情が残った昭和的なひと。退廃的な若者になるにはちょっと設定に無理が。まあ、自宅生だったり、大学生の集まりとしては現実感がないのは映画だから大目に見るけど。
その点、成田凌はロクデナシの男にピッタリだった。最後にチワワのことをなんと麦ちゃんに言ったのか、大事なセリフを聞き落として大失敗した。あの男、男の友達がいることが不思議。
「青春の自爆テロ」いい言葉だと思った。でも、シンガポールのテロのニュースの件、必要だろうか?
「みんな偲んだ?」ありえないセリフ。
「クマ」なんで急に話に出てきたんだろう。
ともかく、若さはじけて、かわいい女子のビキニ姿が舞って、さぞかしたのしい撮影現場だったことでしょう。
世界は今日から君のも、みたいにハッピーになる麦ちゃんの映画できないかな?あんなにエキセントリックな役でなくて等身大の麦ちゃんで。
しつこいけど、日本映画、煙草吸いすぎ。
チワワちゃん役の吉田志織魅力満載の作品❗
引き込まれる
ストーリーとしては結局どういうことなのか意味がわかりませんでしたが、なぜか引き込まれる作品でした。
映画というより映像作品だと思います。
青春を切り取るとあんな感じなのかなーと思ったり…
青春時代を一緒に過ごしたハンドルネームしかわからない友達、インフルエンサー…とすごく今っぽいものの題材がすごく多くて、そんな時代に青春を生きた人間なのですごく親近感を感じました。
若さ故のクレイジーな思考や行動は少なからず青春時代の私や周りにもあったような…と感じました。
600万を強奪し、それを3日間で使い込み、中心人物だったチワワちゃんのバラバラ殺人事件と、現実離れのすごい作品でしたが、その中の細々とした喧嘩や思いはどこにでもよくあるような話で“結局どういうことだったのかよくわからない”がこの作品の正解なのかなーと個人的には思いました。
私はすごく好きでしたが、好みがはっきりとわかれるんじゃないかなと思います。
あと成田凌さんの演技がすごくリアリティーでナチュラルだなと思ってしまいました…
Television Romance
スマホやテレビや雑誌やポスターに沢山溢れている、可愛くて華やかでキラキラして見える女の子たちの中のとある一人のほんの一面。
自分とはジャンルが違いすぎて何考えているのか、何を求めているのか、何がそんなに楽しいのか、全然分からない。
ただ男に寄って意味もなくゲラゲラ笑うチワワちゃんに若干引きつつ、猛烈に羨ましくて妬ましかった。
すごく空っぽに見えても必ず中身はあるもので、満たされたり傷ついたりしてなぜかこうなってしまったんだろうなとボンヤリ思う。
結局彼女に何が起こったのか全然分からないのがもどかしいんだけど。気になって仕方ないな。
ラストシーンの全力疾走はチワワちゃんのイメージに合っていて好き。
人と人の関係って案外希薄なもので、彼女がどんな人間だったのか話を繋ぎ合わせても謎が謎を呼んでピンと来ない。
ただ色々な人の話を聞いているだけで「イマドキの軽薄な若者」だったチワワちゃんの意外な面が知れたり、逆に彼女と関わった人の新たな面も見えたりするのが面白い。
どれだけ人と繋がってもたまに空虚な気持ちになるのはチワワちゃんだけじゃなく誰にも当てはまることなのでは。
カツオだのキキだのとずっとニックネームで呼ばれて何かのアイコンのように動いていた登場人物たち、最後に本名と出身地とエピソードを語るムービー撮影のシーンが非常に良かった。
一人の人間としてようやく姿を見せてくれたような気がして少し心が軽くなり、なぜか泣いてしまった。
もし自分が死んだら友達や知り合いの中で誰がどう私のことを話すのか、もし友達が死んだらその人のことを私はどう話すのかなんて考えてみたり。
想像もつかないけどそれまでに少しだけ破天荒なことをしてみたい気もするな。
「お前だけなんか違う」なんて喧騒の中言われたら100%惚れてしまうわそんなの。
ガンガン鳴り響く音楽にネオンにダンス、フィルム映像にアダムとイブ、サイケデリックでハイな演出がとても好き。
体感として最高に楽しくストーリーとして最高に虚しい映画だった。
薄いといえば薄いし、これが若者のリアルと言われても困ってしまうけどなかなか楽しかった。
役者の芝居はいいんだかどなー
全然有名じゃない地下アイドルが
事件を起こしただけで、ニュースになる
今のマスコミなのに、
看板広告まで出てるインフルエンサーが
バラバラ殺人事件になって
あんな地味なニュースのワケないだろって
ところから「んんー??」ってなった。
結局、麦ちゃん以外、
誰もチワワちゃんの事、どうでも良かったって
話なのに(ラストの花束すら、小さい花じゃねーし)
変に感情入れたり、どっちなんかなー?
ってまま、終わりました。
役者の芝居はいいんだけどなー!
やりきった感を貰った
お涙頂戴でもなく、笑えるかといえばそうでもなく、意味があるとも言えないが、今の若い世代が興味ありそうな事をてんこ盛りにしてみた印象。この作品は考えるよりも感じた方が楽しめる。
最初に結末を持ってきて、そこに至る経緯を掘り下げるタイプで真相にまでは至らない。ただ、想像も間違いようがないので過不足はない。俳優陣がキレイで映像もキレイめなシーンが多いが、日常は飾らず雑多でギャップを上手く出している気がする。面白いとは思えないが、監督の言いたいことは伝わってくるし、若い子なりにやりきった感が伝わってくるので、映画を見た後の観客の反応は悪くない感じだった。
この作品で気になるところは浅野さんがいい演技だけどインパクト強すぎる所と、最終局面の松本さんがチョイ役ながらインパクト強めでこれまでの物語を吹っ飛ばしそうになってた所です。松本さんは主役、ヒロイン向きだけど脇役にはハマり辛い印象です。
あと、相変わらず成田君演技上手くてゲス男ハマりすぎで怖すぎる。
インスタ映え
まるで他人のインスタグラムを長時間見せつけられたような画面の連続。
若いエネルギーと感情が入り乱れたバカ騒ぎが終始流れていく。
インスタの画面は華やかだけど、そこには映っていない本当の真実が明かされていくような感じ。
今の自分をSNSで他人にアピールしても新鮮で楽しい期間はほんの一瞬でしかなく
あっという間に忘れられ記憶にも残らない。
人の記憶も感情も時間の経過とともにどんどん変化していく。
結局ヨシダにとってのチワワもその程度の存在だったんだ。
この映画もそんな感じがする。
それにしても成田凌のあのシーンはよくもあそこまで醜態をさらけ出せるなと感心しつつ、
同じ男としてあんな状況は経験したことはないけれど、情けないというか惨めというか最悪というか。
こんなシーン観たくはないのだけれど正直スクリーンから目を離すことができなかった。
全体を通してこのシーンだけが一番人間臭い。これがこの映画の答えなのか。
門脇麦のあの表情といいこの二人の演技力に感心してしまいました。
また浅野忠信と松本穂香のシーンはこの映画の雰囲気と流れからしてかなり違和感があった。
無くても良かったような。でもこの二人のシーンがなかったらこの作品自体の印象が
かなり物足りないものになっている、ような気もしました。
青春の自爆テロ
どうしても同じ岡崎京子原作映画と比較してしまう…
同じ岡崎京子原作の実写映画、「ヘルタースケルター」「リバーズ・エッジ」が面白い映画だったので、比べてしまうと申し訳ないですが物足りなさ感が半端ない…。
この映画も、蜷川実花や行定勲監督が撮ってたら…と考えてしまいました。
門脇麦と成田凌と村上虹郎見たさに観に行きました。キャストの演技は良かった。女の子の顔面偏差値もやたら高い。
映像は、東佳苗や大森靖子、ミスiD、あと中島哲也や蜷川実花の世界観を真似てる感じがしてしまい、MVぽいシーンを映画内に入れるのが好きな監督はたまにいますが、新鮮味が無い感じがしてしまった…。全体的にはクラブ・水着女子・ちょっとエロいシーン・六本木感がぐるぐるしている感じでした。
なんて豪華な俳優陣
ヘルタースケルターよりは良かった
友達の関係を考えさせられる映画
まず、話自体は中の上くらいでそこまで面白いものでは無い、だが構想や映像と音声の合わせ方これが日本でもトップクラスの監督
そしてキャストの演技が一人一人個性がありその役柄の人となりを表情で体現していた。
日本には少ないような映像と話の構成なのであまり邦画というジャンルに囚われない方が良い、そしてその複雑さが密集しているので長く感じる。
この監督の前の作品はただの自慰作品のようで自分の好きな性癖や、好きなシチュエーションなどを好きに放り込んだようなものだったが、今回は原作が元々あるものというのもありまだ話がまとまっていて凄い成長を見せられた。
映像好き、音楽好き、映画好きの皆は是非見るべき映画
心が空っぽ
恐らくほとんどの人が生きていく上で、心の奥底に感じていたものを人差し指でつつかれたような感覚。
付き合いの長さや体の関係、恋人同士とか関係なく、相手の本質なんて一生分からないし、常に変化していくもの。
だからこそ、本質なんて知ろうともしないし、無くなってしまっても何事も無かったかのように世界は回り続ける。
それが当たり前で、尊重されるべき世界なのかもしれないけど、チワワは本質を知りたくて、ずっともがいていたのかと思う。
そんなチワワの、失われて初めて不変になった本質を、断片的にかき集める話だと思った。
失われて初めて知ることができる本質は、ほとんどが価値をなくしてしまうし、いくらでもラクガキできる。だからこそ、本質が価値を持つうちに、誰かを知りたいし自分を知ってほしい。
大なり小なり、死ぬまでその葛藤を繰り返して生きていくのかなと感じさせられた。
日本ぽくない話に感じた
今の若い子・パリピ達てあんな感じなんすかねー
そんな子達の青春映画やけど、俺からしたら見てて不愉快やったかな。
主役、チワワちゃんみたいな娘、きらいやわ〜!
んでなんやかんやチワワちゃんと友達でいてた子たちも同類! 共感できない。
ほいでチワワちゃんなんで死んだん?
チワワで思い出したが、昔飼ってた犬のチワワ(雄)が心臓が弱い病気であまり激しい運動がダメなこやったんやけどある晩、発情してクッションにしつこく腰振りまくって心臓に負担かかって、結局その日に死んでしまった。腰振りを止めようとしてもやめさせられなかったのが悔しかったけど、腰振りをやめなかったチワワのそれが青春とか生き様なようなものなんじゃないかなーって思うようにしてます。
現実的な話
ちょっと現実感がないかな。
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