今日も嫌がらせ弁当のレビュー・感想・評価
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親子関係を思い返す作品。
現在子育て中のお母さんだったり、過去子供だった時の親子関係を振り返ってみるには、持ってこいの作品です。 良質な作品なので、これからの夏に親子そろって観るのにピッタリです。 小さなお子さんにも楽しんでもらえる作品ですよ!
母娘ってこういう時期ありますよね
自分自身の経験と重なるところがあり、笑いあり涙ありの心温まる映画でした。 中高生のときは鬱陶しいと思っていたことも、親の愛情表現だったんだなと今になって気づくことが多く、当時悪態をついたことを反省することがあります。 そんな自分を回想するような映画で、いろんな人に支えてもらってたんだなと改めて感じ、とても元気が出ました。 篠原涼子さんと芳根京子さんの演技が素晴らしかったです。お二方とも大好きな女優さんです。
反抗期は恐ろしい
映画、ドラマ、CM、バラエティ番組など幅広く活躍する篠原涼子さん(最近はバラエティではあまり見かけない)。本作のような温かみがありつつもユニークな性格の母親役から、アンフェアでの雪平などシリアスな役も演じきる。媒体に出まくっていても嫌味ったらしくないのは、年齢を重ねて更に深まった彼女の美しさと、観る人の懐にじんわりと入ってくるような人懐っこい笑顔、またはそれがもたらす親しみやすさのせいだろう。 反抗期を迎えて一切口をきかなくなった高校生の娘と、会話の代わりにキャラ&メッセージ弁当を通じコミュニケーションを図る。それを毎日完食する事こそ、娘から母への、口で伝えるなど恥ずかしくてままならない感謝と、「反抗心」の入り混じったメッセージなのではないだろうか。 八丈島の大自然や、島で暮らす人々の温かさにフォーカスした作品ではないが、誰しもが母か娘に共感し笑って泣ける物語。 しかしまぁ、反抗期とは厄介なものだ。娘があんな状態で、自分が親なら完全にお手上げである。
かわいらしい母娘
篠原涼子さんの母親役が板につき過ぎてて役を役者に合わせたのか、役に合う役者を探し当てたのか、この人しかこの役はできないと言うほどピッタリでした!! 芳根京子さんはまだお若いけど、最近の役どころが武家の娘が多かったから、制服ありなのか?なしなのか?ギリギリのとこ。 余計なしつこいフェイクエンディングがありながら、さいごはキッチリ泣かせていただきました。大満足でした!!
笑って、泣いて、超ハッピー!
最初から最後までテンポがよくて見入ってしまい、あっという間の2時間でした。若者は双葉に、大人は母かおりに感情移入して、どの年代でも楽しめる作品に仕上がっています。特に子育て経験のある大人なら、その苦労と充実感がよみがえり、自身の思春期とも重なり、心に響く作品だと思います。 まずは前半で、この家族が置かれた状況や母娘の関係を丁寧に描いています。早くに夫を亡くし、さぞや大変だったと思うのですが、そんなことを微塵も感じさせない明るい母親の姿が印象的でした。双葉とのやりとりも楽しく、たっぷり笑わせてもらいました。でも、一番のツボはゾンビ弁当で、思わず吹き出してしまいました。 後半は、娘を思う母の愛情がこれでもかというほど伝わってきて、胸が熱くなりました。そんな母の思いは最初からわかっているのについつい反発してしまっていた双葉が、少しずつ素直に受け取れるような大人になっていく姿に、心が温かくなりました。 そんな二人を篠原涼子さんと芳根京子さんが、まるで本当の親子のように遠慮のない本気のぶつかり合いで演じています。このキャスティングがピタリとハマっていたおかげで、自分を投影させて作品世界に浸ることができ、ラストはわかっていても涙があふれてきました。気持ちよく笑って泣いて、幸せな気持ちになりました。たまには実家の両親を旅行にでも連れていこうと思います。
「めっちゃいい」
今年68本目。 「累」の演技が鬼気迫る物があった芳根京子が、今作品ではまた新境地を開いたかのように良かったです。 お弁当は子供の時に、誰しも作って貰った事があると思いますが、当時を思い出して、お母さんは大変だったんだなあ、と感謝の気持ちが蘇りました。 最後、泣いてしまいました。
数センチ四方にギッシリ詰まった愛
親子のお弁当ものってなんで心を掴まれるんだろう。お弁当、日本の文化と言ってもいい親と子のありふれたコミュニケーション。子からすれば大人になって初めてわかるその数センチ四方にギッシリ詰まった愛。作る側の愛には食する側が気づくのは数十年のずれがある。そこにドラマができるんだろう。前半は帰ろうかなという程の粗雑なストーリーもきっちりと最後は掴まれた。
嫌がるほど愛情に溢れた作品
とても良かったです。 笑いと感動のバランスが絶妙で 終始ほっこりする素敵な作品でした! 嫌がらせと言いつつ、愛情に溢れた ユニークで可愛らしいキャラ弁羨ましかったです。 篠原さん芳根ちゃんの親子共演も最高でした!
2回ほどウルっとさせられました。 あんなお弁当毎日作って貰ったら、...
2回ほどウルっとさせられました。 あんなお弁当毎日作って貰ったら、感謝しかないですよね。 ただ、2回ほどくだらないギャグ描写(釣りバカ日誌の合体みたいな)が入るのが邪魔なのと、折角八丈島が舞台なのに活かしきれてないのが残念でした。
今や日本で一番母親役の似合う女優篠原涼子
東宝シネマズ新宿にて鑑賞 『Sunny』を観て今作を観て改めて篠原涼子の演技の確かさに感動 ストーリーはありきたりな展開 配役も演技も演出も言ってしまえば、こうしておけば感動してくれるでしょ、笑ってくれるでしょと、ツボを押さえてるよね感丸見えのあざとさが見え隠れ がしかし、意外に女優陣の演技がストーリーの平凡さを打ち消して観客を惹き付けていた 篠原涼子はもちろん言うに及ばず、長女役の松井玲奈、次女役の芳根京子は充分にこの映画に確かな感触を植え付けていたんのではないかと思う 篠原涼子の演技の根幹はきっと彼女の視線の表情にあって、力強さや不安や弱さを巧みに使い分けて捉えた先の感情や事象を的確に自分の感情に昇華出来る事なのだと思う コメディエンヌとして母親役をやらせたら今一番上手い女優かもしれない 映画として蛇足の演出も多かったですが、優しい気持ちになれる ハズレ無しの映画でした ぜひ
いい作品なのに客の入りが心配
芳根京子目当てで見に行きました。ほぼ期待値というところで、ストーリーも予想の範囲内。安心して俳優陣の演技を楽しむことができました。 今回見たのは一番時間的に混むであろう夕方6時台、しかも日比谷 。でも客は10組程度?興行的に心配してしまいます。
コミカルなのに
篠原涼子ファンとして、性格そのままのすごいいい役どころだなぁ〜ってホント気持ちがいい映画でした。 途中画面で、「あれ?」って思わせる、ちょっと子供っぽい表現もあるけどそれも、笑えてしまうくらい、オッケーな感じ。 子供も大人も、女の子心理のそして芯の強い、男性タジタジの感情の表現が、最後のシーンでは、おそらく女性より男性の方が弱いんじゃないかと思わせる、涙すすり泣き状態が会場の男性に襲ってきたと思います。 家族それぞれ、いろんな違いはあっても、どの家族もきっと同じようにこういった難しい場面を生きているんだろうな、ット感じた気持ちいい作品でした。
反抗期に反抗
なんてことない、反抗期の娘と、前向きすぎて娘にウザがれながらも、自分なりのやり方でちょっかいをかけ続けるシングルマザーの物語。クスクス系の笑いで話をコロコロ転がしながら、親子あるあるを織り交ぜて、八丈島の自然をふんだんに盛り込んだホッとするドラマだ。 反抗期で口もきかない高校生の娘に、お弁当を介してコミュニケーションを迫る、まあ他愛の無い物語ではあるが、なんかジーンと来てウルウルしてしまう。 篠原涼子の、前向きで一生懸命な母親は応援したくなる。生活を支えるために、仕事を掛け持ちしながらも、早朝から毎日娘にキャラ弁を作り続けるのは、相当大変な事だと思う。少し前の「人魚の眠る家」の少し狂気じみた母親とはうって変わり、親しみやすく頑張り屋のシングルマザーを好演。 反抗期の娘役、蓮根京子は、最近見た配信ドラマ「チャンネルはそのまま!」の新米ながらも社会人のイメージがあったので少し心配したが、母親の前に出ると素直になれない思春期の女子高生を、爽やかに演じ切った。強いて言うなら、爽やかすぎて、わがまま娘の捨て台詞も、嫌味に聞こえないところが少し難点かな。 口をきかない2人の間をとりもつ長女役には、松井玲奈。こちらも朗らかで包容力のある「お姉ちゃん」のイメージによくハマっていた。 キャラ弁ブログの愛読者、都会に住むシングルファーザー(佐藤隆太)の息子との話も、物語の良いアクセントになっていて、テンポを作っていた。 何もこだわらずに、家族の絆の物語を観たいならば、ぴったりの作品だ。 ちなみに、18:30からの上映だったのだけど、劇場には自分1人だけだった。ファーストデーとレディースデーの狭間だからかな?
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