今日も嫌がらせ弁当のレビュー・感想・評価
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今日も嫌がらせ弁当 シングルマザー界のロールモデル?
序盤からこの映画のテーマである(経済的な)島抜けであることを強調し続ける八丈太鼓がとにかくマッチしている。
ラストに泣ける理由は、脱獄へ向けて掘り続けていたということに誰もが気づくから。
『ショーシャンクの空』のアンディーや『ハリーポッター』のJ・K・ローリングの様に賢くはない、それでもモンテクリスト島から(経済的な)島抜けをする為にはスプーンを使って穴を掘り続けるしかない。
シングルマザーでも今すぐにでもできることは一体なんだろう? ブログ配信である。泥臭い(経済的な)島抜けは、多くのシングルマザーの共感を得られると思う。
仮にこの映画が玄米ヘルシーヴィーガン弁当、流行りの糖質制限ケトン弁当だったとしたら泥臭さがなく誰の胸も打たなかったと思う。
離島や僻地で暮らす旦那を亡くしたシングルマザーのロールモデルになるのか? ならないと思う。島抜けが成功できたのは体を張ったギャグ的な部分への共感からの涙。とりあえず終わりまではやる。ゴールを先に決めておく、という大原則の映画。
とりあえず汗をかきたいという感覚に近い感覚が、映画での泣きたい、になりますが、泣かせるということに的を絞った塚本連平監督の手腕が評価されるべき映画。
親子関係を思い返す作品。
現在子育て中のお母さんだったり、過去子供だった時の親子関係を振り返ってみるには、持ってこいの作品です。
良質な作品なので、これからの夏に親子そろって観るのにピッタリです。
小さなお子さんにも楽しんでもらえる作品ですよ!
母娘ってこういう時期ありますよね
反抗期は恐ろしい
映画、ドラマ、CM、バラエティ番組など幅広く活躍する篠原涼子さん(最近はバラエティではあまり見かけない)。本作のような温かみがありつつもユニークな性格の母親役から、アンフェアでの雪平などシリアスな役も演じきる。媒体に出まくっていても嫌味ったらしくないのは、年齢を重ねて更に深まった彼女の美しさと、観る人の懐にじんわりと入ってくるような人懐っこい笑顔、またはそれがもたらす親しみやすさのせいだろう。
反抗期を迎えて一切口をきかなくなった高校生の娘と、会話の代わりにキャラ&メッセージ弁当を通じコミュニケーションを図る。それを毎日完食する事こそ、娘から母への、口で伝えるなど恥ずかしくてままならない感謝と、「反抗心」の入り混じったメッセージなのではないだろうか。
八丈島の大自然や、島で暮らす人々の温かさにフォーカスした作品ではないが、誰しもが母か娘に共感し笑って泣ける物語。
しかしまぁ、反抗期とは厄介なものだ。娘があんな状態で、自分が親なら完全にお手上げである。
かわいらしい母娘
笑って、泣いて、超ハッピー!
最初から最後までテンポがよくて見入ってしまい、あっという間の2時間でした。若者は双葉に、大人は母かおりに感情移入して、どの年代でも楽しめる作品に仕上がっています。特に子育て経験のある大人なら、その苦労と充実感がよみがえり、自身の思春期とも重なり、心に響く作品だと思います。
まずは前半で、この家族が置かれた状況や母娘の関係を丁寧に描いています。早くに夫を亡くし、さぞや大変だったと思うのですが、そんなことを微塵も感じさせない明るい母親の姿が印象的でした。双葉とのやりとりも楽しく、たっぷり笑わせてもらいました。でも、一番のツボはゾンビ弁当で、思わず吹き出してしまいました。
後半は、娘を思う母の愛情がこれでもかというほど伝わってきて、胸が熱くなりました。そんな母の思いは最初からわかっているのについつい反発してしまっていた双葉が、少しずつ素直に受け取れるような大人になっていく姿に、心が温かくなりました。
そんな二人を篠原涼子さんと芳根京子さんが、まるで本当の親子のように遠慮のない本気のぶつかり合いで演じています。このキャスティングがピタリとハマっていたおかげで、自分を投影させて作品世界に浸ることができ、ラストはわかっていても涙があふれてきました。気持ちよく笑って泣いて、幸せな気持ちになりました。たまには実家の両親を旅行にでも連れていこうと思います。
「めっちゃいい」
数センチ四方にギッシリ詰まった愛
嫌がるほど愛情に溢れた作品
とても良かったです。
笑いと感動のバランスが絶妙で
終始ほっこりする素敵な作品でした!
嫌がらせと言いつつ、愛情に溢れた
ユニークで可愛らしいキャラ弁羨ましかったです。
篠原さん芳根ちゃんの親子共演も最高でした!
2回ほどウルっとさせられました。 あんなお弁当毎日作って貰ったら、...
今や日本で一番母親役の似合う女優篠原涼子
東宝シネマズ新宿にて鑑賞
『Sunny』を観て今作を観て改めて篠原涼子の演技の確かさに感動
ストーリーはありきたりな展開
配役も演技も演出も言ってしまえば、こうしておけば感動してくれるでしょ、笑ってくれるでしょと、ツボを押さえてるよね感丸見えのあざとさが見え隠れ
がしかし、意外に女優陣の演技がストーリーの平凡さを打ち消して観客を惹き付けていた
篠原涼子はもちろん言うに及ばず、長女役の松井玲奈、次女役の芳根京子は充分にこの映画に確かな感触を植え付けていたんのではないかと思う
篠原涼子の演技の根幹はきっと彼女の視線の表情にあって、力強さや不安や弱さを巧みに使い分けて捉えた先の感情や事象を的確に自分の感情に昇華出来る事なのだと思う
コメディエンヌとして母親役をやらせたら今一番上手い女優かもしれない
映画として蛇足の演出も多かったですが、優しい気持ちになれる
ハズレ無しの映画でした
ぜひ
いい作品なのに客の入りが心配
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