「 吉田羊さん 良くこの役を引き受けたなあ(立派だなあ) と思った作品」母さんがどんなに僕を嫌いでも NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
吉田羊さん 良くこの役を引き受けたなあ(立派だなあ) と思った作品
外面は良いが、息子に対しての接し方がネグレクトと言われてもおかしくない母親と息子との20年以上の関係を描く作品。
実話ということにまずは驚く。(フライヤーに実話と記載されていたが、
ここまでとは思わず)
タイジ(太賀)がここまで、器の大きい優しい男に育った理由や成長後、母親と向き合う背景は劇中で、しっかり描かれる。(木野花さん演じるおばあさんの存在や、タイジを取り巻く友人たちの存在)
それにしても、吉田さん、インタビューでも仰っていたがこの自らのイメージを考えると相当リスキーな役を良く引き受けたなあ と率直に思った作品。だが鑑賞すると、吉田さんだから演じる事が出来たのではないかとも思った。
引く手あまたの吉田さんだが、近年の映画出演作としては、「ハナレイ・ベイ」と並んで印象的な作品。
勿論、太賀の熱演が彼女の演技を支えているのは言うまでもない。
<2018年11月20日 劇場にて鑑賞>
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