「ストーリーは簡単なタイムスリップ物」コーヒーが冷めないうちに ☆ミハエルさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーは簡単なタイムスリップ物
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4回泣けるかというとそうでもないけど、ホッとしたのも入れたら4回かな。
波留のストーリーはイマドキの子たちのお話。打ち明けられない勝気な性格で男の子に好きと言えなかった過去を振り返り、正直になる道を選んだお話。
松重さんと薬師丸さんのお話はお店に来た時の感じとかから夫婦なんだろうな、という予感と薬師丸さんの役が認知症なんだろうなという思いが最後実を結んでいく話。男って言ってもらわないと分からない事が多いのでこれはこれで必要とは思いつつ思いを読めるようになりたいとも思わされたお話。
吉田羊さんは取り戻せない過去に悔いつつ先を見つめていく姿勢に涙するお話。大事な人を失くす。それが最後に思いを伝えられないまま逝ってしまった。自分もそんな体験があったので涙しました。
最後は主人公有村親子のお話。お店にいる幽霊が実はお母さんでという辺りまでは何となくわかってた。何でコーヒーを飲んで帰ってこなかったのかを追いかけていくお話。自分が親だったらと考えながら観ていたらストンと腹に収まったお話でした。
自分の現在と被ることの多かった映画。未来に連れがどうなるか分からない。でもそれを今心配しても仕方のない事だからこの映画の様に前を向いて生きていきたいと感じさせられました。
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