「原作は全く知りません。この映画でなぜ泣ける? 「寸止め」の難しさ 無念の死」空母いぶき JLNHさんの映画レビュー(感想・評価)
原作は全く知りません。この映画でなぜ泣ける? 「寸止め」の難しさ 無念の死
反戦映画というわけではありません。
何とももやもやしたのは、救助されたパイロットの無念の死。
私は多くの映画で不覚にも泣いてしまうのですが終始泣くことができなかった。
(感情移入できる登場人物がいなかったのでしょうね。)
この後のシーン(敵のパイロットに対する艦長の英語)で館内がすすり泣きで溢れました。何が悲しかった?
隣の席の若いお兄ちゃんが号泣する意味が理解不能でした。
(もしかしてお父さんを自衛隊の訓練で亡くした?それならわかります。)
私おかしいですか?
今は、どこの国も戦争なんて本来的には望んでいないはずです。
経済が破壊されることの恐ろしさ。
しかし、自国ファーストが台頭していくとどこかで間違いを犯すところが出る?
潜水艦がこぞって浮上、日本が常任理事国になれない悔しさを感じましたが日本には「軍隊」はありません。
あえて憲法9条は安易にいじってはいけない。
ましてや今の政権や、そこにすり寄る関西初の改憲勢力に国民が騙されないでほしい。
私はそのつもりではないが、多くの国民は本当にバカだ!
風の勢いで「EU離脱に賛成した英国国民」
気が付いた時にはもう遅い。
もしも間違って風の勢いで、改憲を問う国民投票になってしまったら
・・・軽はずみな気持ちで賛成などしないで頂きたい。
「超えてはいけない一線」を超えますよ。
私は決して「アカ」ではないです。
確かに戦争を望んでいる人はいないっしょう。しかし国単位では全く別物ではないですか?ロシアがクリミア半島で何をしたかご存知ですか?中国は近年急速な軍備増強をし、更にあからさまに尖閣諸島を狙っています。北朝鮮は核保有国となり、これを放棄させるのは困難でしょう。
確かに戦争による被害は甚大です。しかしそれはお互いの軍事力が拮抗している場合であれば。軍事力で劣る相手、そしてコストを上回る利益があれば、やりますよ。
現在日本は米国の属国のようなものです。もちろんこれは極端な表現ですが、軍事を米国に頼りきっている現状ではあながち言い過ぎとも言えないでしょう。その米国の軍事力すら数年後には中国が追い越しているだろうと言われています。
そうなれば、映画のように中国が尖閣諸島に更なる軍事的圧力を掛けてくることは容易に想像できます。
その時に、米国頼り一辺倒の日本で、自国を守りきれると、本当にそう思いますか?軍事力は今日、明日で増強できるものではありません。数年単位で計画的にやっていかねばならない。その為には、憲法改正は必須だと思います。現行憲法では急速に変わりゆく世界情勢に対応できないでしょう。
もちろん自民党の改憲案に賛成する訳ではありません。しかし、活発な改憲議論はなされるべきだと考えます。与野党一丸となり、日本の為になる憲法を作ってもらいたいです。