劇場公開日 2019年3月8日

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ウトヤ島、7月22日のレビュー・感想・評価

全99件中、61~80件目を表示

1.5テロの恐怖、長回し撮影の難しさ

2019年3月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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突貫小僧

2.5NZ銃乱射事件

2019年3月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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いぱねま

1.0長回しが活かされてない駄作

2019年3月17日
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鑑賞方法:映画館

単純

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yuki

4.0事実を残すという事

2019年3月16日
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鑑賞方法:映画館

個人評価:3.8
エリック・ポッペの他作品とは撮影手法があまりにも違いすぎるが、事実を残したい、伝えたいというテーマや、重さは変わらない。
やりたい事もまだ見つけれていない若者が無残に殺戮に合う。日本ではほとんど報道されなかった事件を世界に伝え、映画というカタチに変え、記録に残している。
ワンカット長回しは、事件のリアリティを増してくれるが、周りの人物の演技などやり直しも出来ない為、ややリアルに撮れていないシーンは目につく。ただ主役の女性の演技はとても上手く、緊迫感は伝わってくる。
72分全て手持ちカメラ撮影の為、やや酔ってしまう手法は、やはり観る人がいる前提の映画作品としては、マイナス点であると感じる。
しかしながら本作品も含め、興味深い題材を常に扱う監督だ。

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カメ

4.5私も狙われて逃げ惑い、生き残った

2019年3月16日
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KinA

4.0明確な意図を持った長まわし

2019年3月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

事件の恐怖が非常によく伝わってくる。事件に遭遇した者のパニック状態がよく表現されているように思えたし、それぞれのパフォーマンスが物凄くて、リアリティーを追求した意志を感じた。
ところどころ間延びしていると感じてしまうところあったけれど、それもリアリティーの一つとして捉えることができなくもない。
視点を絞っているため、状況が見えてこないストレスもやや感じる。その苦痛は、やはり、あの場の苦痛なのだろう。
それにしても、この殺戮の意味がわからないが故、その衝撃度は計り知れないものがある。視点を変えてこれとは違った映像作品を見たいと思ったし、できてくるような予感がする。
とにかく、この映画で事件の恐怖の凄まじさを認識しておくに限る。

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SH

1.5主人公の行動が理解できない

2019年3月14日
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まだまだぼのぼの

3.0ワンカットでよく撮ったなぁ〜、というのが素直な感想です。 ただし、...

2019年3月14日
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ワンカットでよく撮ったなぁ〜、というのが素直な感想です。
ただし、映画としてはそのせいで緊迫感や面白さが犠牲にされた感じ。
ただただ遠くで銃声がなってるだけですし。
せめて最初に地図などで島の大きさや地形を教えてくれてたら、もう少し臨場感出たのではないでしょうか。

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やまぼうし

4.0死の直後に、生きざまを見せる一匹の蚊

2019年3月14日
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悲しい

怖い

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Naguy

3.5ドックンドックン

2019年3月14日
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銃声が近くで聞こえ、物陰に踞り心臓の音が高鳴る。緊迫感のある映画。
状況は異なるが『激突』を思い出した。

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老眼鏡

3.52011年7月22日

2019年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

鑑賞後、精神も肉体もとことん疲れる。
冒頭の正面に向かい放った彼女の言葉が心に突き刺さってきます。

日本では東日本大震災があった年… ノルウェーでこんな事件があったなんて知りませんでした。

「1人の男が(犯人)これほどの憎しみを見せるのなら、私たちはどれほど人を愛せるかを示しましょう」
実際にこの事件を体験し生き残った少女の言葉です。

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豆

4.0臨場感ありまくり

2019年3月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ノルウェーのウトヤ島の銃乱射事件の実際の72分間をワンカットで再現した映画。
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恥ずかしながら私この事件全く知らなかったんだけど、犯人はノルウェーの移民受け入れ政策が嫌でテロを起こしたらしい。なんと死者は69人(爆発テロと合わせたら77人)。
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ワンカットで撮ってるからカメラはずっと主人公の女の子に寄り添ってるから何が起こってるか分からないまま銃声が聞こえる中一緒に逃げ回ることになる。
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視点も女の子が見えてる物しか見えないから犯人の姿が映るのも遠目でうっすら。その状況が理解できない感じのが1番怖いんだよね。
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まぁ個人的には主人公が妹を探すために暴走するくだりは見ててイラッとするけど。テントのところ戻っても絶対いないよ、逃げてるだろみたいなね(笑).

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せつこん

2.0あまり面白くないです。

2019年3月13日
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寝られる

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ウルフ

3.5混乱の中で…

2019年3月12日
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この映画は映画的な映画ではないかもしれない。
事件を克明に描き出すドキュメンタリーではなく。当事者達の混乱や疑念、恐怖を追体験する作品である。
逃げ惑いながら、恐怖がつのり、疑念ばかりが頭に浮かび、どこに逃げればよいかもわからない。走り回る音、銃声、悲鳴の中で、ジリジリと追い詰められていく焦燥感、何を選択したとしてもそれが正解かもわからない。
多く語らなくてもこの状況を追体験できるものとしてだけでも一見の価値はあるのではないかと思う。
世界やら社会というものには正解はなく、ただ人それぞれの体験や思想があるだけではないのだろうか。そんなことを見終わった後漠然と考えていた。そんな体験だった。

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V8エンジン

2.0銃声だけが・・・

2019年3月12日
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政府庁舎前の爆弾で8人、ウトヤ島の銃乱射で69人と、単独犯としては史上最多となる77人の命を奪ったウトヤ島での惨劇に焦点を当てた作品。
77人に人命を奪ったテロ事件でありながら、作品で描写されるのは、逃げ惑う一人の女性の会話が殆どで、惨劇には焦点が当てられていないので観ていても残念ながら恐怖感が伝わってこない。
銃撃シーンと彼女の怯える会話の双方を織り交ぜて撮影すれば緊迫感のある良い作品になったと感じる作品でした。

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aki007

4.5タイトルなし

2019年3月12日
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鑑賞方法:映画館

こんな夏合宿は嫌だ

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うんこたれぞう

2.572分ワンカットの偉業は認めるが

2019年3月11日
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映画演出としての面白さは全く無い。

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ムーラン

4.0乱射テロのリアル

2019年3月11日
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2011年7月22日に発生した、ノルウェーの連続テロ事件のうち、ウトヤ島銃乱射事件を題材にした作品。
生き残った人々の証言を基に、ドキュメンタリータッチで描いているが、登場人物やストーリー展開はフィクション。
で、この映画の主人公は、ポスターメインビジュアルのカヤという女の子。
大学生くらいかな?
面倒見がよく、責任感の強いお姉ちゃんタイプ。

彼女をカメラが追うのだが、約90分中72分がワンカット撮影。

母や姉に反抗的な妹を説教するところから始まり、乱射が突然発生して、そこから逃げまどう様を描いている。

そもそも何が起きているかわからないところから、逃げようにも犯人がどこにいるかわからないあたり、すごくリアル。
音楽を乗せず、草を踏む小さな音などを拾う作りに、緊張感が高まる。
主人公の視点で追体験する感覚。

だから最初の方は観ていて、
テロこわい!
カヤは無事に生き残れるのか心配だ。
自分が同じ状況に置かれたらどうしよう。
みたいな気持ちが大きかったんだけど。

カヤの性格がめんどくさ過ぎて、イライラ。

実は人一倍精神が脆く、状況把握能力が低くて、感情に走って正確な判断ができないくせに、やたら理屈っぽくて口が達者、パニックに陥って支離滅裂な行動をしちゃう子で……

追い詰められて、「妹や友達を守る」って事で、自分はしっかりした人間と自己暗示でセルフコントロールするものの、精神の均衡をかろうじて保っているだけだったと判明。

ホラー映画だったら、真っ先に被害者となる隠れてセックスしてるカップルの、次に殺されるタイプ、といえばわかるかしら?
(ラブコメ漫画なら、「無理すんなよ」みたいな男の子にコロっと騙されて付き合っちゃうタイプ)

途中で「早く撃たれて死なないかな、こいつ」と期待するようになってしまったので、ちょっと違う趣旨の受け方になってしまった部分もあった。

とはいえ、自分は安全な場所で見て、そこそこの経験積んだ立場で他人事だから言えるだけ。

実際にその場にいたら、生き残れる自信はない。
極限において、大事なのは冷静さと客観性と分析判断能力だと、しみじみ思った。

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コージィ日本犬

4.5緊迫感は半端ない。

2019年3月11日
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momo8

2.5怖くない理由

2019年3月11日
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 有名なビデオゲームに「バイオハザード」(英題「Resident Evil」) というタイトルがある。最近の3Dになってからのバイオハザードはあまり怖くないが、最初にプレイステーション1で始めたときのバイオハザードは恐ろしく怖かった。その一番の理由が、見えないところからいきなり敵が襲ってくるシチュエーションである。
 本作品も同様で、銃声はすれども銃を持っている襲撃者の姿が見えない。しかもバイオハザードの主人公は武器を持っているのに対し、本作品の登場人物はみんな丸腰だ。兎に角逃げるしかない。しかしそれにしては本作品にあまり恐怖を感じることはなく、バイオハザードのほうがよほど怖かった。その理由はどこにあるのだろうか。
 ノルウェーのパラダイムはアメリカと同様、家族第一主義のようで、登場人物の電話の向こうは大抵母親だ。娘から母親に「ママ愛してる」というのがお決まりの台詞で、そのシーンが何度か登場したが、家族第一主義のパラダイムを共有していないと、いまひとつピンとこない。日本だと「おかあさん、ありがとう」という感じになるのだろうか。いや、殺人者から逃げ回っているときに「おかあさんありがとう」は多分ない。
 本作品では、千々に逃げ回る若者たちのうち、ひとりの女性カヤにピントを合わせて、恐怖と回避行動の様子が長回しで描かれる。カメラの揺れに合わせて画面も揺れるので、船酔いなどに弱い人は観ないほうがいいかもしれない。
 妹を探しつつ逃げるカヤは、恐怖や焦りを募らせるのではなく、ときにはどこにそんな気持ちの余裕があるのかという行動をする。そして何故かときどき家族第一主義が顔を出す。追い詰められている感じがあまりしない。そこに違和感があるので、恐怖感を共有できなかったのだ。無意味な饒舌は緊迫感をなくしてしまう。

 かなり期待した本作品だが、テロに反対するために家族第一主義を持ち出したことで、恐怖心が観客に伝わらなくなってしまった。製作者の正義感は理解できるが、この作品にはテロと家族という頭でっかちな対比は不要であった。無言の行動と遠かったり近かったりする間欠的な銃声だけでシーンを進めれば、まさに初期のバイオハザードと同じで、圧倒的な恐怖を表現できただろう。少し残念である。

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耶馬英彦