アナと雪の女王2のレビュー・感想・評価
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神話とおとぎ話の前作から、神話と冒険物語へ
6歳の娘と吹替版を鑑賞。
娘には難しい内容だった。最後もどうしてそうなったのか理解出来ていなかった。しかし、愛らしいオラフや、新キャラブルーニ(火の精霊)のお陰で「楽しかった‼️」とのこと。なら良かったよ。
一方保護者は大変楽しめた。子を持つ親の世代には、ジーンとするシーンが要所要所につまっていて涙を誘う。
前作の分かりやすい万人受けする「おとぎ話プラスα」とはテイストがかなり違う。公式パンフレットを読むと、続編を作るにあたり、前作の姉妹の心理を心理学者やトラウマの専門家と追求したり(自分たちで作ったのに?)、北欧の神話やおとぎ話をさらに掘り下げたりと、矛盾や違和感を無くすために、新ストーリーにかなり非ファンタジックな観点からアプローチした様子。そのせいか、ファンタジーでありながら、論理的過ぎる部分があり、ディズニーのミュージカル映画がそこまでする必要があったかどうか…と思ってしまう。果たして観客がこれを求めていたかな…と。エルサだけ魔法が使えてあら不思議〜でも綺麗ね〜で良かったわけだ。そこに理由はなくても誰も疑問に思わなかったし、みんなその不思議な魔法をファンタジーとして何なく受け入れたのだが、今作はその理由付けが超現実的アプローチでメインストーリーとなっている。
それで少し、ストーリーが一人歩きしている感は否めない。前作の、子供でも分かる今までにない新しいプリンセス物語とは違い、今回は少し複雑。エルサの魔法の謎解きがメイン。コミカルな要素は、とりあえず入れとかないと!と取ってつけたかのよう。閑話休題的な立ち位置。
オラフの何気ないウンチクすらも伏線となっていて、冒険アクション要素が高く、エルサの魔法も、華やかというよりは不気味な美しさが際立つ。テーマが「秋」だけあり、全体的にダークな色使い、暗闇や夜の描写が多い。紅葉の森は大変美しいが、霧に包まれ一度入れば二度と出られないと言われる閉ざされた森に入ってしまったのに、(エルサ)「この森、とっても綺麗だわ」は、普通の心臓の持ち主にはなかなか言えない台詞かと。さすが雪の女王。故郷というか、自分のルーツに戻って来たような感覚だったのだろうか。
精霊たちとの闘いで、エルサは経験値を得てどんどん強くなる。水の妖精ノックを突破できたのは、ノックが互角に闘うエルサの力を認め、尊敬を勝ち取ったからだという(公式パンフレットより)。この水の馬を手に入れたエルサはまさに無敵。ダム崩壊から王国を救うために馬に乗って走るエルサはロードオブザリングのピンチに駆けつけたガンダルフさながらな神々しさ。
今回も、エルサはエルサで、アナはアナで問題に立ち向かう。ところがメインキャラの一人であるクリストフは残念ながら蚊帳の外。そうこうしていると、アナのそばに終始ひっつきもっつきのオラフにピンチが訪れる。そしてアナにも大ピンチ!さぁ、どうする?!となっても「クリストフ…!」と名前を呼んでもらえることもなくクリストフはメインストーリーから完全につまはじき。彼は今回、呼ばれてもないのに困った時に突然現れて「お待たせ!」…いや、完全に忘れられてたよ、キミ。結局都合よく現れて現場までのアシになるだけの男だった…。それなのに、アナはプロポーズされて、「うん、いいよ!」
ハッピーだけど、アナにとってクリストフって何だろうと、いい大人には疑問がわいてしまう…。そういえば前作の時も、真実の愛とか何とかで、ハンスにキスをしてもらうのを「早く早く」と急かしていた割に、あっという間にクリストフに鞍替えしていたのを思い出す…。アナちゃんよ、あなたはいつも軽快過ぎるね…。少しは姉を見習おうか。
矛盾のないように綿密に下調べや計算しつくしただけあり、あぁそうだったのねとしっくりとくる内容。ただ、閉ざされた森の中で普通にそのまま人が閉じ込められながらも何十年も生活していたという設定は少し違和感。それなら時が止まっていたとかの方が良かったような…とは思う。
あとは、into the unknown 。英語版を聴くと、ミュージカル風、それを無理矢理日本語訳で歌う。サビは耳に残るが、台詞のような部分は耳に残らず、前作程のわかりやすいメロディラインでは無いためこの曲が大ヒットとはいかないだろう。歌唱力は圧倒的にイディナにあり、彼女を気持ちよく歌わせるために書いたような曲。でも松さんもなかなかで、聴いていてとても気持ち良かった。そのほかで耳に残る曲が皆無だったのが残念。ミュージカル映画にあるまじき…。クリストフのPV風のシーンはお遊びで入れた80年代の有名アーティストたちのオマージュだそう。私の世代には懐かしく面白かったが、果たして若い世代にあの笑いが理解出来るかは不明…。
ラストについては、それでよかったのか?と考えさせられる。前作でありのままの自分をようやく受け入れたエルサ。自信を持ち、周りにも受け入れられた。頑固な引きこもりからついに卒業、オシャレにも目覚め、寝る前は家族でジェスチャーゲームを楽しむ呑気な生活を送れるまでに社会復帰。ところが今作では心のままに、全く別の新たな自分の生きる道を選択する。それが真のハッピーエンドなのか、見終わった後に考えさせられる余韻が残る。この余韻を心地よいと感じるか、違和感と感じるかは人それぞれ。好みの分かれるところだろう。
そして、それでもジェスチャーゲームはするんだね、というツッコミは、みんな入れたと思う。
凄いよかったけど謎もある
凄い内容は良く、思わず沢山泣いてしいました。
しかし、両親がなくなってしまった理由がいまいちわかりません。
というのも、お母さんが、助お父さんのことをけたて、エルサが産まれ、精霊だとすると、なぜ、両親は海に流されて死んでしまったのか、波にさらわれてなくならなくてもすんだのではないのか、すごい謎です。
映画中に話してたら理解ができてなくてすいません。
わかる方がいらっしゃったら、教えて欲しいです😭😭
話が難しい【ネタバレ】
率直に言って、起承転結がイマイチで前作超えはできなかったなぁと。
唐突なシーンというか話の流れ的に????ってシーンが多かったように思う。
説明が足りないというか。
むりくり歌につなげてるんだけど、その割に印象に残った曲が少ないなぁ。
でなんだかこの感じデシャヴだなって思ったらFF15と同じパターン。
トレーラーとかではすごく意味深なシーンと煽っておいて実際の映画のシーンでは大して大事でもないシーンという。
今年はディズニー映画ラッシュでしたが、アラジンが最もよく、次にマレフィセント2。
アナ雪はその次位だったかなぁ、せいぜい。
平凡
先祖の悪行で孫が苦しんでいたという非情の物語。事実を知らない両親は姉妹の幼いころにエルサの魔法の謎を解きに冒険をするも失敗。母親の怨霊(死んでから真実を知ったようだ)がエルサを苦しめる非道。よくぐれなかったなエルサは(笑)アナはすべてのことが結果オーライでハッピーエンド。映像は綺麗だったので及第点だな。主題歌は正直言って観客の受けが悪いようだ。前作同様のヒットは望めないな。
ちょっといまいち
ちょっと設定を細かくし過ぎたかな、という感じですね。もっとシンプルにしてキャラクターの感情とか関係性に焦点を当てた方が良かったのでは無いかな。
何故エルサにだけ魔法が使えるのか?という問いかけの答えが描かれる訳ですが、この理由が分かっても別に納得感は無かったです。
精霊と暮らす種族と争いになって、精霊が怒って森を封印してしまうんですが、その精霊と暮らす種族とアレンデールの王子の間に生まれた、2人の子供が、それぞれの力を引き継いで、2つの国の架け橋になる、とかなんとか。
魔法っていうフィクションを後から作ったフィクションで説明しても、ああそうなんだ、くらいにしか感じ無いのではないかと思います。
映画では過去の過ちを知るために、精霊の森をさまよう事になるんですけど、怒った精霊がエルサを受け入れた理由も良く分からないんだよなぁ。予定調和のためだけにしか思えない。
死んだ母親の意思が導いたとしても、それと精霊は無関係では無いのかな。
過去を知る方法も、水には記憶がある、みたいな設定で魔法を使って次々と謎が明るみに出るんだけど、このくらいの過去なら、魔法無しで明らかになるくらいの事は出来たんじゃ無いかなぁ。
なんだか取ってつけた感がありすぎてしらけてしまいました。
そもそも最初に精霊と暮らす種族への贈り物が、ダムって時点で違和感ありまくりです。
もちろん結果、罠のためのダムだったんだけど、それはそうでしょう、隠す気あったの?くらい違和感があるので、実は祖父が騙し討ちをしてたって言われても、そうでしょうね、としか感じません。
最後は精霊として森に残った姉と、国に帰って王位を継いだ妹が、離れてても仲良く暮らすみたいに終わりますけど、せっかく前回でありのままの自分をさらけ出してそれを受け入れて貰って、みんな仲良く暮らすみたいになったのに、それを否定しちゃう様な終わり方はどうなのかな?
どっちかというと、魔法は祖父の行いの呪いで、最後に過ちを正して魔法の力は失い、みんな仲良くアレンデールで暮らしましたとかの方が良かったのでは無いかと思います。
あ、でもそれじゃ魔法を使えるありのままの自分を受け入れる前作と相入れないか。
プリンセスものから冒険ファンタジーへ
続編ってあまり期待しないのですが、映画館で見る価値はあります。
エンターテイメントとして、楽しめるし、映像は綺麗で迫力あります。
前作で一人異質な存在のままだったエルサが自分の場所を見つける…細かい所はさておき、確かにしっくりとくるストーリーです。
エルサのキャラがパワーアップして魅力的です。もはやプリンセス物では無いかな(^-^;
ただ、前回のような誰でも共感出来るような感情の部分は薄かったかなぁ。
大人になって、仲良し姉妹でもそれぞれ自立して生きて行く…ってとこかしら?
音楽も、歌の部分は前作ほどの印象的な感じはなかったけど、映画全体としては良かったです。
「なぜ、エルサに力は与えられたのかー。」
原題
Frozen Ⅱ
感想
アナと雪の女王の続編。
吹き替えで観賞しました。
良くも悪くもなくって感じでした。前作よりは劣りますね。
盛り上がりに欠け、単調な感じがしました。
ファミリーが多かったのですが、子供達には話が理解できるのかなという印象です。
クリストフやオラフが受けを狙うシーンがたくさんありましたが結構シラけていたような気がします。
周りからの笑い声は全然聞こえてこなかったです。笑
エンディング曲にもなっているイントゥ・ジ・アンノウン〜心のままにが劇中流れた時は鳥肌ものでした。
やはり松たか子が歌うほうが良いです。
今回はイントゥ・ジ・アンノウンしか印象に残らないです。
水の描写はすごくキレイで特にダムの崩壊のシーンは迫力があり良かったです。
キャラではやはりオラフが印象的でした。ピエール瀧から声優が変わりましたが全く違和感なく良かったです。
他にはエルサが綺麗だったり、新キャラのサラマンダー可愛いです。
エンディング後もおまけがあるので席は立たないようして下さい。
※水には記憶がある。
into the unknown
いやーよかった。字幕版でしたが、英語の勉強にもなるし。
アナ:女性の理想、エルザ:男性が女性に求める理想、クリストフ:あんな男にはなりたくない。火の聖霊:俺の理想(笑)ってとこでしょうか。
もちろん吹替え版もみますよ。来週に。
アナと雪の女王2
エルサを呼んでたのはママだったって事?
あの石版なに?
霧を出してたのは誰?
エルサは生まれ持った第5の精霊だったの?だったらママは何者?
なんで1回エルサは魔力失って凍ったの?
パパとママは結局あそこに入ってきて死んだのか?
おじいちゃんが悪者になったのがちょっとショック。せっかくパパとママの話しが良いのに、じいちゃん悪者だったのなんかショック。だったらまだ側近が悪者とかでじいちゃん騙されてダム作ったとかの方が納得できるなー。
あとアナがヒールが上がってる靴履いてるの洞窟のシーンで気になっちゃって仕方なかった。冒険行くならもうちょい動きやすい靴にしろ!笑
クリストフとスヴェンは良かった。
クリストフの歌のシーンボヘミアンラプソディをオマージュしてる感あったな。不要だと思った笑
ただプロポーズをやるぞやるぞと言っといて、結果素朴なプロポーズは良かったんだけど、もっと素朴にして欲しかったな!
オラフは可愛い!!文句なし!
サラマンダーも可愛い。
曲も良かった!街で歌うやつ好き。エルサが精霊になった所の曲も良い!松たか子歌上手い。
あと原題だと「FROZEN2」で別にいいけど、邦題だと「アナと雪の精霊」になっちゃったよな?
かなり虚無
恋愛の難しさ、過去の清算、別れと再会などなど。複雑なプロットが同時並行しそれぞれの印象や説得力は薄い。
その割に展開は読めてしまうので驚くべきことは何もなく、予定されていた展開が都合よく現れるのを確認するだけの無感動な作業だった。
4属性精霊や水の記憶が伝承がどうたらと意味深に解説するシーンが多いが、後付としか思えない設定を真剣に聞けという方が無理だ。
ディズニーにありがちな言葉足らずのコミュニケーションで物事がこじれていく展開が繰り返され頭が痛くなる。まぁエルサは境遇的にコミュ障なんだろうな~…。
クリスはメインプロットに特段関わることはなく、終始恋愛シーンとピンチに駆けつける都合のいい男として描かれる。なんというか、機能的に「男」であるだけの平面的な存在だった。
肝心のミュージカルシーンは前作レリゴーの魅力である孤独感と力強い歌の対比構図が再現こそされているものの、同じ料理を立て続けに食わされるかのごとく同様の自己解決が繰り返されるため内容がどうでもよくなってしまう。
全体的に整合性は怪しいが特に終盤、アナが女王になることに果たして国民達は納得しているのだろうか。。ダムを決壊させたことは知らされず、独断で王位継承されたように受け取れる。王政とはそういうものだろうけど…
王家の過去が美化されたように今回アナによって国を滅ぼしかねない行為も隠蔽され、歴史は繰り返されるというメッセージなのかもしれない。深いなぁ(棒)
また前作に増してエルサが微妙に孤立したまま終わる。
どこかの誰かと結ばれてほしいわけでもないが、何らかの気持ちのいい答えを出してほしかった。
モブ達までやたら結ばれるため、なおさらエルサが孤独な後味の悪さが際立つ。
生まれながらにして特殊だったエルサは結局山に帰った方がいいとでもいうことだろうか。
作中明らかに一番頑張っていたエルサは報われたのだろうか。
最後までずっと悲しそうな眉をしていた気がする。
オラフはああ言っていたものの、ハッピーエンドならもうちょっと笑っていてほしかった。
ありのままから心のままに~未知の『アナ雪』へ
説明不要。日本では2014年に公開され、歴代3位(255億円)のスーパーメガヒットを記録したディズニー・アニメの待望の続編。
あのフレーズの主題歌を聞き飽きたというくらい聞き、同時上映の短編は微妙で、某キャラ担当の俳優の不祥事による降板などあったりしたが、日本では今年一番のヒットはほぼ間違いナシの期待と予想を遥かに超える猛スタート!
再び“アナ雪旋風”を巻き起こしそうな、世界中がこの続編を待っていたんだね。
公開されたばかりの超話題作なので、当然ネタバレはNGのレビューになります…。
(↑それにしても、今年この書き出し、何本目だろう…?)
ディズニー・アニメで初めて姉妹愛を描き、ハッピーエンド。
そこからどう話を作るのかと思ったら、
エルサは何故、魔法の力を持っているのか…?
前作でもそれには触れず、子供の頃から魔法の力を持っていて、そういう設定だとすんなり受け入れてたけど、
言われてみれば確かに。
なるほど、そう来たか。
扉が開かれ、平和に幸せに暮らすアナやエルサたち。
そんなある日エルサは、自分だけに聞こえる不思議な歌声を聞く。
その歌声に導かれるように、未知の旅へ…。
アレンデール国の外の霧に包まれた森。
5つの精霊。
自身のルーツ。
亡き両親の秘密。
過去の真実。
『アナ雪』の世界も掘り下げれば、まだまだ広がる。
前作がシンプルならば、続編はちょっとタッチが変わるのが常。
今回は、ちょっぴりミステリアスでダークでビター。
前作より年齢層はちょっと上な感じ。
それはそれで新たな試みだが、ストーリー的には前作の方が分かり易くて良かったかも。話に盛り上がりやメリハリがあり、悪役も居て、シンプルな感動があった。
勿論今回の新たな冒険、新たな物語も悪くないが、前作の姉妹愛ストーリーのような主軸がちょいと不明瞭で、何をメインにしたかったのか…?
個々の向き合うもの、二つの国の未来…全て引っ括めての大団円だが、今回は小さな子供にはちょっと難しいかも…?
『アナ雪』の最たる魅力の一つ、音楽。
今回の主題曲の「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」はすでにあちこちで耳にしているが、中盤でエルサが力強く歌う「みせて、あなたを」は前作のあの名曲に当たるようなハイライト・シーン。
今回の新曲も全く以て悪くないが、音楽も前作の方が魅力的だったかな、と。あのフレーズの名曲は勿論の事、「生まれてはじめて」や「雪だるまつくろう」も良かったし。
しかし、それは仕方ない。前作の話や音楽は何度も見て聞いているので、愛着がある。
今回はまだ一回しか見てないので、愛着沸いてくるのはこれから。今回も何度も見て聞けば…。
事実、見終わってから頭の中でリピートされる「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」が魅力的になりつつある。
映像技術はさらに進歩。霧に包まれた森は幻想的で、終盤エルサが辿り着いた地は神秘的。
新キャラでは、5つの精霊。中でも、“火の精霊”は新たな人気マスコットキャラになりそう。
でもやはり、
アナ、エルサ、クリストフ、スヴェン、そしてオラフ。
もうすっかりお馴染みになったメインキャラたち。
アナのお転婆さは変わらないが、ラストではある行動力を魅せる。
今回もまた美しさと陰を魅せるエルサ。ラストの新しいドレス姿は、またまたコスプレが流行りそう。
そして、ちょっと大人になったオラフ。登場すると楽しい安心感と笑いと、今回も感動を…。
姉妹愛。
仲間や友情を超えた家族のような繋がり。
今回プロポーズしようとするクリストフとアナの関係も。
彼女たち彼らの新たな姿を見れただけでも…と言うより、これが見たかったのだ。
近年で最もと言うくらいの待望作であり話題作なので、見た人の意見はすでにそれぞれ。
「最高!」「満足!」の声も、「期待外れ」「前作の方が良かった」の声も、どちらもその通りだと思う。
それらの声は、見た人皆がそれぞれの形で『アナ雪』が好きだから。
個人的な感想は、今回も良かった。前作が好きならば、今回もきっと楽しめるだろう。
“ありのまま”から“心のままに”。
未知の『アナ雪』へ。
3時間くらいかけてやるべき
1から姉妹の絆を描いてきた。最後駆け足になってしまい、そこがとても薄くなってしまった印象を受けた。
もっと時間をかけて丁寧に描写していれば、わかりやすい映画になったと思う。
また、扱うテーマが難しいことやディズニーらしくない映画であるために賛否両論が分かれる映画だと感じた。
やはり明確なヴィランがいて、それを倒してみんなで幸せに暮らしてハッピーエンド、の方がわかりやすいし、ディズニー映画を見る人たちはそれを期待しているところがあると思う。
かくいう私もその1人で、最後の展開には納得はできるものの釈然としない気持ちになった。
キャラクターが魅力的で、さらに続編ということもあってエルサというキャラクターに感情移入していただけに、大切な人たちと離れ自分の使命を果たす事だけが幸せなのだろうかと少し寂しい気持ちになった。
第五の精霊として森で他の聖霊たちとともに暮らすのが正しいなら、人間として今まで生きてきたエルサや1で描いていたことはなんだったのだろう。
これが別物の映画ならば良かったとは思うのだが。
他の方も書いている通り、1で姉妹の絆を描いているのだから、姉妹の別れがほとんど描かれていなかったのが悔やまれる。
自分としては、1の方が引き込まれる作品であったと感じた。こちらは普通かなぁ。
映像はとても綺麗で音楽も1ほどキャッチーはものはないが良かったので、それだけでも見る価値はあるだろう。
さらなる自分に合った環境へ!
Disneyは、何を伝えたかったのか?
私は、「転職支援」だと思いました。
エルサは、現状の幸せに満足していた。
そして、奇妙な歌声が聞こえても、トラブルに巻き込まれたくない
と考えていた。
でも、アートハランに着くと、こちらの方が自分にピッタリだと感涙する。
そして、アレンデールの王女ではなく、ノーサルドアの王女を選択します。
我々日本人だと、現状で幸せなのに、どうして?
と感じてしまうのは、「狩猟民族」ではなく、「農耕民族」だからでしょう。
農耕民族は、定期的に食料を得られますが、狩猟民族は、そうはいきません。
その上、日本は島国ですが、大陸では、いつ、他国が襲ってくるかわかりません。
すなわち、普通の外人の感覚では、
「現状に満足していては生き残っていけない」
が根底に在るのです。
日本では、「転職支援」と言うと違和感がありますが、
Disneyは、
働く女性の更なる挑戦とか、
結婚退職した専業主婦の更なる挑戦など
を応援したかったのだと思いました。
「働く女性」を尊敬し支援し続けるDisneyを強く感じました。
Michi
PS:前作と比較して今作の映画レビューの点数が悪いのは、
この様な日本独特の環境と
前作よりも難解なテーマによるのでは?
まずは映像綺麗
ただ意味がわからなかった部分あり。理屈っぽくなりたくないけど、少し消化不良。お父さんお母さんはあそこから抜け出せて、ダムがキーで、水は記憶している。ふむ…
やっぱりもう一回見るかな!
めっちゃ泣いてしまった…最高でした!!
前作とは違い今回は全体的に姉妹や
両親の謎に迫り危険な場面も前回より多々あって
ハラハラドキドキ…内容が難し過ぎて理解出来ない
というレビューを偶然見かけてしまい
「え…そんなに難しいの?どうしよ…」と思ってましたが
全くの杞憂でした。話を しっかり聞いて
前回の伏線と繋げ、よく考えて見れば何て事はなく
親子の絆、姉妹の絆、信頼と愛情と勇気があってこその
深い内容で思わず泣いてしまいました。
精霊達も一つ一つ個性があって凄く愛着が湧きます。
エルサを演じる松たか子さんの圧倒的な歌唱力には
前回も今回も鳥肌がたちましたが
イドゥナを演じる吉田羊さんも心地よい歌声で
とても素敵でした…
一つだけ気になったのは取り残されたクリストフの
歌唱シーンかな…歌はいいとして
唐突に洋楽MVの様な演出には戸惑い
違う意味で鳥肌がたった…
それを除けば本当に最高の作品でした!
意外と深い内容!
映像の美しさも個性的なキャラクターの設定も最高に
好き!!
オラフが、面白くて。。大好き!!
今回も私(母)と娘たち(姉妹)の3人で観ました。
エルサの魔法の秘密にまつわる過去の真実が解き明かされ。。結構、政治的?なメッセージも含まれていて、
「本当に正しいこと」をするために、自己犠牲的精神が、
この2人の姉妹をより強い絆とパワーへと目覚めさせていく。。楽しい歌やキャラクターで、笑わせてくれますが、
内容としては、子供には難しいくらい。。意外と深いメッセージを感じました。
最後はハッピーエンドで、ほっこり💛
映画の帰り道。。
エルサを呼ぶ「あの声」が、しばらく離れませんでした。笑
もう一度見ようかな。。😃
アナ雪
期待して見に行きましたが、始まりから、眠くて眠くて全く意味もわからなく、物語は進み、結局アナに指輪を渡すお話か!だったような…エルサのドレス馬は、とても綺麗でしたが…。残念な映画でした。
女子はもうスカートだけをはいたりしない
前半は歌や演出の可愛さや印象の強さが1の方があったな、まぁまぁかなと思ってたけど後半にかけてぐっと心を持ってかれた
エルサが一人で波に立ち向かって行くところからとにかくめちゃくちゃかっこいい…!
一人でなんでもやろうと抱えこんじゃうのはエルサの悪いとこだけど、今回はもうただ一人で無理するんじゃなくて守りたいものや自分のために一人でやることを選んだのが伝わって成長を感じた
今回「変わること」がすごくテーマになってて、オラフがはじめのシーンで変わることを不安に思うこと、でも大人になれば今怖いこともわからないことも全部克服できるはず!と歌う
そして街は大きく変化して関係性も様々に変わっていく
でも実際大人(元国王)だって過ちを犯していて、わからないことだって怖いことだってある
それを子供のエルサ達が正しいことは何かを探して、大切なものを守るために自分達なりの答えを見つけだして変わり続けていくんだ
1と同様に、女の子が強く自分の力で道を進んでいくことをこれでもかとかっこよく魅せている
アナがオラフもいなくなって本当の絶望と顔を合わせた時、お決まりの男が助けてくる展開は絶対にない
以前もらった言葉「道を進んでるとき別の道がみえたり隔たりがあってどうしていいかわからないとき、ひたすら出来ること、正しいことをやっていくしかない」(だいぶうろ覚え)を思い出して自分で自分を奮い立たせて恐ろしいと思ってた巨人に果敢に挑んでいく
アナもエルサもワンピースの下はパンツでめちゃくちゃ動き回れるようになってる。これまで守られる存在だった姫はパンツをはく必要がなかったけど、これからの女の子は強く自分の足で生きてくんだって象徴に思えてすごく印象的だった
かわいいお姫様だけじゃなく、かっこいい女の子にも自然に憧れられるようになってるのすごくいい
クリストフが本当にことごとく脇役で、アナに置いてかれたとき歌う歌が、孤独に酔ってる情けない男の曲調(妙にメロっぽい)かつ演出で笑った(わざとだよね?あれ)
この物語は女の子が主役なのだと強調されてるというか
だけどただ情けないだけじゃなくて最後しっかりキメてくれて、異性からの愛も必要だって要素も入れてる
最近辛いことがたくさん起きている中で、立ち上がれないかもと思う瞬間、それとは別に変わらないで今を守っていきたい保守的な気持ち、それを思いっきり強く、「変わることは怖いことじゃない、今までのものから脱却することで得られる新しい世界があること」を伝えてくれている
あと姉妹の友達でもないあの絶対的なお互いの唯一無二の関係性がすごくよかった
世界を救う時、どちらか片方だけじゃない、二人だからやれた絆、だから離れていても大丈夫
ディズニーは本当にここ数年で新しい価値観を物語にしっかり落としこんでいて、これまでの変わらない安心感、絶対的王道ハッピーエンドストーリーを続けてきた中で、お約束がほしいのにって思う人達にも新しい時代を作って変わっていくことって素晴らしいんだよって言ってくれてるような気持ちになった
前作よりいい!!
続編って、だいたい失敗するイメージしかない。予告編でも大丈夫かな?と思ったりもした。
でも前作が好きで、しかも3歳の娘がDVDで前作にハマり、新作を映画館で一緒に見たくて足を運んだ。
結果、私の中では前作を越えた!!
ストーリーは確実に前作に比べると子どもが理解していくのはなかなか難しいと思う。実際、3歳の娘はまったくストーリーを追えてなかった。
だけど飽きるとすぐに動き出す娘が2時間ずっとスクリーンに釘付けだった。それは映像美やキャラクターたちの生き生きとした愛らしい姿、そして素晴らしい音楽の効果だと思う。
前作公開の時は私はまだ独身で母ではなかったけど、今回は姉妹の気持ちだけでなくて、娘を想う母の気持ちも入り混ざり、色々な意味で感情移入してラストは号泣だった。
エルサもアナも前作より強く自立した女性になったなぁ。綺麗で愛らしいくて、強い!
私が幼い頃のディズニーは王子についていく儚げなプリンセスだったけど、時代とともにたくましいプリンセスになったなぁ。と思った。
このプリンセスたちが標準仕様の娘はどんな女性になるのかな?と映画を見て感じた。(いい意味で)
続編は失敗する
はアナ雪2にはなかった!!
むしろこっちの方がストーリーも私は好き。
前作より子どもには難しい内容だけど、映像や歌やキャラクターたちのおかげで飽きずに見れると思う。
もう一度映画館行きたいし、DVDも絶対買う!!
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