「現代のプリンセス」アナと雪の女王2 映画オタクの戯言さんの映画レビュー(感想・評価)
現代のプリンセス
クリックして本文を読む
賛否両論あると思いますし、賛と否、どちらの意見にも同意です。
なのでラストシーンだけレビューします。
ラスト、「金曜日には遊びに来てね」は、すごいのぶっ込んできたなぁと思いました。
もともとアナは自分から王子様を待つタイプじゃありません。1人(あるいはエルサと共に)で先へ進みますし、グーパンチで元彼をはっ倒しますし、凍った剣を抜いて敵に備えます。なので、クリストフなんかいなくてもいいんです。強いから。だけどそこにクリストフは嫉妬します。「俺はいつも背中を見るだけさ、トホホ。」と。
そこが、アナ雪のポイント。昔のプリンセスだったら、「王子様のキスで目覚めるのを待つ」「王子様が迎えにきてくれるのを周りのいじめに耐えてひたすら待つ」
受け身のプリンセスの時代は終わりました。
ジャスミンでさえ、「友達はトラ1匹だけ」だったのに、実写ではダリアというオリジナルキャラが追加。私生活充実。
もう男を待つだけのプリンセスではないのです。
時代と共にプリンセス像も少しずつ変わるディズニーだからこそのラストシーンです。
今でいうLINEのような感覚でポンポンと手紙を交換。LINEもまるで風のように速いですもんね。
ラーイン♪「金曜日遊びに来てよー」「あ、妹からLINEきたわ。ルームシェアしてるみんなーちょっと妹のところ車乗って行ってくるわー」「いってらー」
みたいな感覚。
さすがディズニー!!!
コメントする