劇場公開日 2019年11月22日

「見終わった後すこし寂しくなりました。【ネタバレ多めです】」アナと雪の女王2 くろまめさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0見終わった後すこし寂しくなりました。【ネタバレ多めです】

2019年11月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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くろまめ
グレシャムの法則さんのコメント
2019年12月1日

くろまめさんの「寂しいけれど受け入れていかなければいけない」気持ち、とても共感します。
現実世界では、どんなに仲が良くて支え合っている間柄だとしても、社会的責任を負う立場に就いたり、相手が結婚したり、子どもを授かったりすれば、関係性や優先順位が変化していくのは当然だと思います。それぞれがそれぞれの場所で大人になることは、結果的にお互いの依存関係(甘え)が削ぎ落とされ、本当の絆になるのだと私は考えています。

グレシャムの法則
くろまめさんのコメント
2019年12月1日

共感やコメントありがとうございます。

レビューを書いた後、さみしいな悲しいなという気持ちに整理をつけるために何度か見に行きました。
何度か見に行くとこれがディズニーのだした答えなんだなと受け入れる気持ちはでてくるのですが、
寂しさや悲しさが癒えることはありませんでした。
この映画は私にとって寂しい映画なんだと思います。
今回は秋の映画だったので、それもまた哀愁を感じるのかもしれません。
秋というのは夏と冬の間の変わりゆく季節なので、これが今回のみんなの変化、変貌を示唆していたのかも。
この映画は見るたびに寂しさ悲しさを覚えます。
でも、それは悪い寂しさではなく、子供の成長に感じる寂しさや、子供の時代に戻りたいと感じるような。
特にイドゥナ王妃の子守唄のところは、エルサが母親に抱かれて喜ぶ姿を見ると、同じ姉として妹のために、親に甘えることを少し我慢してきた子供時代を思い出して、すごく胸が苦しくなります。
ノスタルジックな気持ちになる、まさしく秋のような映画…。

くろまめ
グレシャムの法則さんのコメント
2019年11月25日

エルサの孤独と寂しさに寄り添った、素敵なレビューですね。
大きな力には、個人の生活より優先される大いなる責任が伴うというスパイダーマンの様な葛藤や、力を恐れる人たちへの居たたまれなさみたいなものが錯綜したエルサの複雑な心境を想像すると涙が出そうになります。
妹のアナが持つ、特別な能力がないからこそ発揮する、危機を打開していく強い生命力を姉として守りたいという思い。
(なのにいつも私が助けられている)
直接ストーリーや台詞では語られなかったエルサの気持ちが凝縮された素晴らしい物語だと思います。ラストはそんなエルサが祝福されたのだと理解しています。

グレシャムの法則