ライオン・キングのレビュー・感想・評価
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Lying King
真の王は与える事を考える
現代社会のメタファー
百獣の王ライオン同士の王位継承に付き合わされて右往左往するも結局は彼らの餌でしかない他の動物は、まるで政治屋の家系に生まれた世襲議員が好き勝手やってる日本で、ずっともがき苦しむ我々を見ているようでいたたまれなくなった。ハイエナはさながらそれに与するマスコミとか経団連だな。大型の草食動物はご機嫌取りの歌など歌わず集団の力で蹴り殺してしまえよ。事実ムファサは殺せたじゃん。あと、マジで虫を食べて成長するライオンなんて1ミリも笑えないし、子供にどう説明すんのさ?ここまでジャングル大帝パクらなくてもなあって。精緻な実写化でこのストーリーってディズニーの脳みそお花畑か?それとも愚民化政策ここに極まれりか?BEASTARSでも読んで出直しな。
口直しに何か良い映画を見て上書きしないとな。
それではハバナイスムービー!
英語版で見るべし
音楽と映像が素晴らしい。
超実写版とのことです。
ライオン&動物たちが、素晴らしい。
これがアニメをも超えた実写版「ライオンキング」
ライオンが演技しているとしか思えませんでした。
ライオンたちが、本当に生きているみたい。
人間みたいに個性があって、ムファサも弟のスカーも
ちびっ子シンバに、青年シンバ。
みんな顔も表情も違う。
今どんな気持ちなのか?
とか、一目瞭然で見てとれます。
凄いですねー。
音楽も良かった。特に1994年のアニメ版でエルトン・ジョンが作曲した
「愛を感じて」
いやぁ名曲ですね、背筋がゾクゾクしました。
今作ではドナルド・グローバーとビヨンセのデュエットでした。
12月20日公開の「ライオンキング:ムファサ」は、この映画の前日譚。
ムファサとスカーの生い立ちや、絆、
そしてスカーが兄のムファサに、嫉妬や憎しみを持つに至る軌跡が
描かれるのでしょうか?
オールCGで描く圧倒的な映像美で甦る名作!
CG技術はここまで来たのか!?と感動の映像美でした。これ実写?って思わず思うほどのフルCGで作られた作品です。圧倒的な大自然の描写と動物たちのリアルさは圧巻です。そして子ライオンの風になびく毛並み。ふわふわ、もふもふのかわいらしさは、反則と思える程のかわいさです!
ストーリーは、アニメに忠実に再現されています。動物たちの王であるライオンのムファサの子として生まれたシンバが産まれ成長し、王に立つまでの物語です。相変わらず王位を狙う叔父スカーの醜さと悪役っぷりには嫌気がさしますが、CG映像でより悪さ具合が増していた気がします。ジンバの子供の頃のやんちゃぶりにはイラっとし、大人になってからのヘタレ具合にもイラっとしますが、ラストのまさにキングと言える勇気とたたずまいで一気にスカッとするお話です。
これまでのディズニーの名作アニメが続々と実写化られており、アニメを人間が演じるリアルさと変化がとても感動し楽しませてもらっています。ただ、今回のライオン・キングに至ってはオールCGとなりますので、どうも動物たちの表情のリアルさが物足りなく感じました。同じ動物同士で表情が似たり寄ったりというのもあります。その点、本作に関してはアニメ版の方が良かった気がしますし、他のディズニー実写ほどの喜びが感じられずではありました。
ただ、やはりキングがつくだけのストーリーです!間違いなく面白く王道な物語は変わりありませんし、迫力も非常に素晴らしい作品でした。
私の過ち
これぞ求めていた実写版(CGだけど)
ディズニーの中で実写ブームが来ているもののそれも良し悪しで、実写化して良い部分は確かにあるがどうしても文句を言いたい箇所というのが出来てしまってる作品も少なくない。
ところが本作は個人的には文句なんてないほどに感動した。
ストーリーの本筋に変に手を加えてはいないので名作がそのままリメイクされている。この当たり前でごく自然なことがなぜか出来ない作品がやたら多いのが実写化の一番の不安要素なのだが、それは杞憂に終わった。
よくリメイクするなら新しい要素が追加されていないとリメイクする意味がないなんて言う人がいるが、それはリメイク元に改善の余地がある場合のことで完成された作品に手を加えようとするとよほど上手い人でなければすべて蛇足になってしまう。一応、美女と野獣のパロディシーンが追加されているものの、これくらいは遊び心があって楽しいと思うが。
では、原作をただなぞってるだけの本作は作る意味はなかったのか。それは違うだろう。技術の進歩により映像としてよりリアルな動物に近づけることが出来たのだ。当時のライオンキングも本物の動物の動きを徹底的に観察して作られた作品なので動きにリアリティはあったが、映像としてはどうしてもアニメーションの域を超えることは出来なかった。その時の悲願が叶えられたのだからリメイクとしては至極真っ当な作品と言えるのではないだろうか。
ライオンたちが反旗を翻してハイエナたちと戦うシーンはアニメよりも見応えがあり、ティモンとプンバァがコミカルに戦うシーンもかなり自然に描かれている。シンバとスカーの決闘も作り手が暴走すれば変なエフェクト入れだすところだろうが、ちゃんとライオン同士の戦いの様子だけで盛り上がるシーンを描けているのはしっかり作られていて良かった。
そして何より子どもの頃のシンバが可愛すぎる。決してアニメ版が可愛くないと言ってるわけではないのだが、本作のシンバはただ走ったり跳ねたりしてるだけでもずっと見ていられそうだ。
一応イチャモンをつけるとするとスカーが歌う「準備をしておけ」という歌が個人的に好きなのだが、本作では到底歌とは言えないシーンになっており、こんな歌だっけ?となってしまった。
また、ハイエナ三人組のシェンジはそのまま登場しているのにエドとバンザイが別のハイエナに変わっているのはなにか理由があったのだろうか。必要性が感じられない。
まぁ、そのへんはわりと物語にあまり関係のないことなので概ね大満足。久々に心から見てよかったと思える作品でした。
結局よかった!
タイトルなし
Lion attack
実写を超える?!『超実写』
■フルCG
冒頭の1カットを除き全てが3DCGによって作成されているそうな。
アフリカの草原も砂漠も豊かな森も、登場する動物たちも全て現地で撮影されたものではない。
■初っ端のサークルオブライフで鳥肌立った
アニメでも鳥肌立つんだけど、あのアカペラからの曲の入り方やばいよね。
■とにかく動物の動きがリアル
『ジャングル・ブック』の時も驚いたけど、ほんと本物にしか見えんのだよww
でも喋ってるから・・ぁぁ・・CGなんだよねって再確認しちゃう。
動物や自然のリアルな表情に圧倒されましたわ。
しかし子ライオン時代のシンバ、超絶可愛い~~♥モフりたいw
■アニメ版と内容は、ほぼ一緒
実写化するとちょっと脚本に変更加えられがちだけど、ほぼ一緒でした。
安心して観られます。
違いがあるとすれば、アニメ版の方が表情豊かです。
実写版は口だけ動いて無表情だけど、それはリアル動物を追求した結果でしょうね。
でもペットがいる方なら分かると思うけど、
十分に動物らしい感情豊かに表現されていたと思います。
■ハイエナ『バンザイ』『エド』が居なかった?!
アニメ版のハイエナの『エド』って結構脳みそ足らん感じが好きだったんだけど
実写版では存在せず・・。
『アジジ』『カマリ』というバンザイ・エドに相当するキャラクターが実写版には
存在してましたが・・う~ん・・エドファンとしては残念であります。
実写版は酷評されている方も多いみたいだけど、
個人的にはアニメ版も実写版もどちらも素晴らしいです。
ライオンキング実写
素晴らしい作品だったが、違和感が残った
期待に違わず素晴らしい作品だった。しかし、観終わって強い違和感が残った。作品としては、完成度が高く、王位継承を巡るストーリーは起伏に富み、古代ギリシャ、ローマ史劇を観ているような格調高い雰囲気に浸ることができる。何より、フルCGが凄くて、名作アニメの実写化を飛び越して、ドキュメンタリーの領域まで達している。極めてリアルに仕上がった作品である。
本作の舞台は、ライオンを頂点にした動物の世界である。弱肉強食の世界である。ライオンは肉食獣であり、キリンなどの動物を食べて生きている。それがライオンの生き方であり、弱肉強食の厳しい現実である。
本作には、この弱肉強食の掟を蔑ろにしたシーンが散見される。フィクションだから、ファミリー向けの作品だから、マイルドな表現に留めたいならば、こんなリアル過ぎる作品を製作する必要はない。過去のアニメを実写化する場合、実写化による功罪はしっかり見極めて欲しい。アニメ化が最善方法だという作品は、実写化せず、名作アニメとして、そのままにして欲しい。
ここまで、リアルな雰囲気を持った、我々観客がリアルを感じてしまう作品である以上、フィクションであったとしても、決して変えてはならないものがあるはずである。
本作は、リアリティとフィクションのバランスを取ることの難しさを強く感じた作品だった。
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