「使命を与えられて生きるという事」ライオン・キング 渕上真希さんの映画レビュー(感想・評価)
使命を与えられて生きるという事
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実写版、ライオンキング。
映像が美しく、迫力も満点で、とても見応えがありました。
内容は、小さい頃からアニメで見ていたライオンキングそのもの。
わかっているけど、飽きずに見ることができました。
王の子として生まれたシンバが、王になるのは当然のこと。
王になる使命を幼い頃から王であるムファサに教えられるシンバですが、自分自身が原因で父親が死んだと思ったシンバの葛藤には心を打たれました。
何が良かったかって、映像も素晴らしいですが、「音楽」がとても素晴らしかった。
落ち込むシンバを勇気付ける「ハクナマタタ」の歌は、普段の生活での色んな悩み事をちっぽけなことだと思わせてくれました。
幼馴染であるナラや、シンバの母親のサラビ、
女性の強さが描かれており、女性が活躍する現代を表しているようにも思えました。
自分自身の利益ばかり考えると滅び、
周りの事を考えて共存する世界を作る人が繁栄していくんだと感じました。
ライオンキングは、そんな、理想と悲劇を対比的に描いている映画だと感じました。
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