「役者を脅かす?」ライオン・キング kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
役者を脅かす?
超実写版とはよく名付けたものだ。
動物の毛並み、水や土の質感だけじゃない、動物たちの骨格や筋肉のリアルな動き。
モーションキャプチヤーで本物の動物たちに演じさせた訳じゃないだろうに。
最近の実写映画では動物のCGはあふれているので、今さら驚くことではないかもしれないが、全編これで一本の映画に仕上げるチャレンジ精神を讃えたい。
デフォルメを抑えていながらキャラクター化されているのが見事。
ストーリーはオリジナル通りだし、音楽のノリ感はオリジナルアニメの方が楽しかった。
が、エポックを認識する意味で一見の価値あり。
しかし、動物をここまで描けるなら人間も描けちゃうってこと。
生前のスティーブ・マックイーンと若い頃のトム・クルーズの共演…なんかも作れちゃうよ。
恐い恐い!
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みかずきさんのコメント
2022年11月1日
共感&コメントありがとうございます。
本作のフルCGには感服しました。
しかし、我々観客が観るのは映像です。
フルCGで何を映像で魅せたかったのか。
本物そっくりだけではないフルCG化することによる売りが欲しかったです。
では、また共感作で。
-以上-