ダンボ : 特集
ディズニー×ティム・バートン監督の“最強コンビ”が作った「ダンボ」?
絶対面白いに決まってる! どんな傑作が待ってる!?
見る前から“楽しみ”しかない──映画.com《期待と妄想5つのコト》
2019年はディズニーイヤー! 「メリー・ポピンズ リターンズ」「キャプテン・マーベル」に加え、「アベンジャーズ エンドゲーム」「アラジン」「ザ・ライオン・キング(原題)」など、話題作が目白押しだ。その中でも、特にこの最強の“組み合わせ”に歓喜し、公開を心待ちにしている映画ファンも多いハズ。“魔術師”ティム・バートン監督が、ディズニーの名作アニメを実写化した「ダンボ」(3月29日公開)。公開前から、「楽しみ!」「見たい!」という“熱”がこんなにも高まっている超話題作。我々映画.comも、期待と妄想がほとばしってしまうほど、早く見たくて仕方がない……!
「チャリチョコ」? 「アリス」? いや、「シザーハンズ」?
今度はどんな風に楽しませてくれる!? ディズニーさん、早く見せてください!
「チャーリーとチョコレート工場」に「アリス・イン・ワンダーランド」、あるいは「シザーハンズ」や「ビッグ・フィッシュ」「バットマン」まで! ティム・バートン監督は、作品ごとに違った魅力を見せてくれると同時に、いつだって見る者を不思議で、奇妙で、愛すべき世界へと連れて行ってくれた。そんな彼が次にいざなうのは、あの「ダンボ」の世界! 今度は、どうやって驚かせてくれるのだろう? 今から楽しみが尽きない!
日本国内の興行収入118億円の超大ヒットを記録した「アリス・イン・ワンダーランド」のディズニー×バートン監督が、夢の再タッグ! この時点で話題性・面白さ共に「間違いない」映画だが、なんといっても今回の題材が最高だ。感動できて、カラフルで、夢が詰まった「ダンボ」は、まさに“完璧以上”のプロジェクト! 最高の組み合わせと題材、これで面白くないはずがない!
バートン作品に共通するのは、“アウトサイダー”や“マイノリティ”に対する慈愛のまなざし。社会からはみ出してしまった特異なキャラクターの“純粋な心”を彼は一貫して描き続け、常に救いの手を差し伸べてきた。“落ちこぼれ”で“周囲と違う”ダンボは、「バートンのためにディズニーが作り上げたキャラクター」と言っても大げさではないほど、彼が描く世界にぴったり! この奇跡の組み合わせを、ぜひ劇場でご覧いただきたい。
ダンボのダイナミックな冒険はもちろん、そのひたむきさに心を動かされ、夢をあきらめてしまった人々が団結して立ち上がる姿は、涙なしでは見られないだろう。
「チャーリーとチョコレート工場」でおもちゃ箱のような奇想天外な世界観と圧倒的な色彩のマジックを披露してくれたバートンだけに、夢と想像力があふれる本作でも、再び世界中を魅了してくれるはずだ。夕暮れ時の美しい“マジックアワー”が映えるシーンや、色とりどりの衣装をまとったサーカス団員が入り乱れるカラフルかつダイナミックな見せ場の数々――すべてのカットが、息をのむほどに芸術的で、一瞬たりとも見る者を飽きさせない。
極めつけは、ダンボが大きな耳をはばたかせて空を舞う飛行シーン! 記憶に残る、最大級の“映画体験”があなたを待っている――。
マイケル・キートンにエバ・グリーン、“バットマン”や“ペレグリン”を演じた“バートン・ファミリー”が、大量集結! ファンにとってこれ以上の喜びはないだろう。さらに、「バットマン リターンズ」「ビッグ・フィッシュ」に出演し、バートン監督の盟友であるダニー・デビートによれば、本作は「サーカス3部作の最終章」なんだとか。言葉の通り、今回のメイン舞台はサーカスで、バートン監督の「十八番」! 彼の独壇場ともいえるフィールドでどれだけの“進化”が見られるのか、期待が高まるところだ。 ちなみに、バートン組初参加となるコリン・ファレルは、「ティム・バートンと『ダンボ』ほど幸せな組み合わせはない!」と出演を即決したそう。本作は、映画界にとっても見逃せない「事件」なのだ!
ディズニーのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートン監督だけに、ディズニー作品への“知識度”も“理解力”も、他の監督とは比べ物にならないレベル。本作にも、オリジナルアニメ版「ダンボ(1941)」への“愛”と“オマージュ”が存分に注ぎ込まれている!
ダンボのトレードマークである青い目や大きい耳を完全再現し、人気キャラクターであるネズミのティモシーも意外な形で登場。音楽やカメラアングルにも原作愛が感じられ、なんとあの「ピンクの象」シーンも? 完成版を見るのが、今から楽しみでならない!