ダンボのレビュー・感想・評価
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ダンボの表情
ダンボがかわいそう
ダメだった。
全然楽しめなかった...
個人的に早くも今年ワーストクラスです...
とは言え、結構酷評されてるかと思いきやロッテントマトはそこまで低くはなかったし、映画.comの評価も高めなので自分が致命的に合わなかっただけかもしれません。
ティム・バートンは「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」は好きですが、他はそこまででは無いので過度な期待はしていませんでした。
ただ、「ブラッククランズマン」を観る予定が予想外の1日全部満席という事になってしまって仕方無く観ました(笑)
そもそも何も考えず観たのが間違いでした。
う~ん、ダンボのビジュアル自体は良かったと思うんです。
CGが特別凄いわけではありませんが、可愛い目や表情をしていたので愛着は持てた方ですし、親ゾウと別れるシーンも良かったです。
また、本作はネズミではなく子供との交流にしたのも良いと思います。
基本的に実写向きではないと思うダンボを実写にするにあたって子供向きにさせる良い要素だったと思います。
ただ、人間側の物語を増やす事自体は良いのですが、その人間側のストーリー自体がつまらないし、登場人物も全然好きになれませんでした。
まず、ダンボが主人公なのにダンボがあまり映さないし活躍する時間が少ないのは問題だと思いますし、人間側は誰が主人公かがわからないようになっていました。
また、悪役のキャラクターの出番も結構多かったのに表面的過ぎるし行動が幼稚でした。
また、サーカス内のオーナーや動物の飼育係がいるのですが、そいつらの動物の扱いが酷いです。
平気でゾウを鞭で叩くし、ネズミを机の引き出しにずっと閉じ込めるし、サーカス団としてダメダメに感じます。
中盤から大きな遊園地の所に行ってそこのサーカスに入るのですが、
特にそこのオーナー(マイケル・キートン)が最悪でした。
その人物は、ダンボを個人の私欲で取って、ダンボの仲間を排除する悪役なのですが、そういったキャラ設定はまだ良いんです。
問題は、ダンボと女性のパフォーマーを落ちたら確実に死ぬくらい高い所に上らせてダンボを飛ばせる事をするにも関わらず、下にネットを張らせなかったところです。
本当に開いた口が塞がりません!
事故起こしたら確実にオーナーのせいになるし何も得しないのに、何でそんな事をしたのかまるで解りませんし、本当に許せなかったです。
ここまで話してきて感じたのですが、この映画は動物がメインの話なのに動物が全然良い扱いされないんです。
動物愛護団体からクレーム来なかったのかな?(笑)
また、キャスト全員の演技がアニメっぽく大袈裟なのも気になりました。
ダンボのビジュアルや親ゾウと子供達との交流が無かったら詰まらなすぎて本当に観てるのが辛かったと思います。
ラストは割りと良い感じに終わったのですが、それを含めてもこの映画が全然好きになれませんでした。
ダンボ可愛い
ティム・バートンの映画と言うよりディズニー映画❗
ダンボを久々に思い出す
ピノキオ、シンデレラなど数々のディズニーのクラシックな名作は幼心に覚えているが、ダンボ=象というのは無論覚えていたがどんな象かというのは全く忘れていたことに気づいた。くらい自分の中ではキャラが薄かったディズニークラシックキャラ。
そうだ耳がでかくて飛べるのがダンボだったな!という記憶を呼び起こすとともに自分の中では尖っていた人という印象のコリン・ファレルがファンタスティックビーストに続き、ディズニー映画出るなんてとなぞにしみじみする。またこの綺麗な女優は・・・とエンドロールをみてエヴァ・グリーンだったことには驚き。ボンドガール綺麗だったな。
で、敵役がマイケル・キートンっていうなんとも絶妙なチョイスですが、最後は自滅っぷりが見事!
可もなく不可もなくディズニークオリティにまとめてきたダンボのリメイクでした!
子供は楽しかったみたいです♪
まさかのヒーローもの!
1941年版ダンボをはじめ、クラシックなアニメーションを観るたび本当に感動します。
技術も資材も限られた中、アイデアやユーモアを詰め込み、子供のようにワクワクしながら製作されたことが刻まれています。作品を支える画力や観察力も素晴らしい。
ほとんど全てが可能になったように見える映像技術の前で、現代の作り手は「限界のあった時代」を少し羨ましく思う事もあるのでしょうか。
でもそれを引き受けて、いざ描かれた新しいダンボ。
とっても良かったと思います!
ありのままの自分で、勇気を出して、大切な人のために。仲間と力を合わせて。
あれ…?まさかのヒーローものだった!
スパイダーバースを観たばかりだったので「信じて跳べ」と心の中でダンボに呼びかけていました…。
ティモシーやコウノトリはオマージュ的な登場でしたが、シャボン玉にうっとりするダンボは拍手ものの演出ではないでしょうか(現代で子象を酔っぱらわせる訳にはいきませんよねw)
いちばん嬉しかったのは、子供たちがダンボと飛ぶシーン。「乗せて」とは言えなかったけど…夢が叶ったよね、きっと。
最後にミリーを通して表現されるアニメーションへのリスペクトにじんわり感動。
そして、ダンボにとっての本当の幸せとは何か…と、真面目な議論があったのではと思わせるエンディング。
良い映画を観たな~という余韻が残りました。おなじみの音楽も聴けて素敵な時間でした。
1941年版ダンボと共に、長く愛される1本になって欲しい。
人間としての正しさ
羽ばたけなかったダンボ
ティム・バートンは最も好きな監督の一人。
勿論、手掛けた作品もご贔屓ばかり。
でも、さすがに全部が全部ではなく、イマイチな作品も何本か。
その中の一つが、『アリス・イン・ワンダーランド』。
別にバートンとディズニーのコラボが…っていうんじゃなく(『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『フランケンウィニー』は好き!)、ただ自分の好きなバートン・ワールドじゃなかっただけ。
本作は、再びディズニー・アニメを実写化。
オリジナルは名作の一つだが、確かだいぶ昔に一度見たきり。
以前の実写化作がまあまあで、尚且つ今回は馴染みや愛着薄い。
ズバリ感想は、この書き出しの通りである。
と言うか、『アリス・イン・ワンダーランド』より…だったかも。
とあるサーカスで産まれた、大きな耳の子ゾウ。
その耳故、笑われ、異端や偏見の目で見られ、仲間のゾウからものけ者。
社会の輪に入れず、疎外され、孤独を抱える者への愛情たっぷりの眼差し。
確かにダンボは、ティム・バートンにぴったりだ。
でも、それは最初くらい。その後は…
笑われ者から一転、空飛ぶ子ゾウは一躍人気者に。
金儲けを企む者が現れる。
母親を亡くしたばかりの姉弟と、戦地から帰還した父の、ぎこちない関係。
それは、ダンボと引き離された母ゾウともリンク。
ちっちゃなダンボの、耳以上に大きな健気さと勇気。
それが、周囲の人々の心を動かす…。
描かれているのはどれも良質要素だが、どうも予定調和でありきたり。
実写!?…と、誰もが思ったに違いないダンボ。
何とか、ギリギリセーフの愛らしさ。
空飛ぶシーンもファンタスティックに。
ところが、これが微笑ましく楽しいのは最初だけで、慣れてしまうと、話の平凡さが本当に浮き彫りになってしまう。
終盤の見せ場も、ダンボとサーカス団員たちで母ゾウ救出くらい。
これと言って盛り上がらない。…いや、最後の方はかなり飽きてしまった。
『アリス・イン・ワンダーランド』はまだワクワクハラハラの冒険ファンタジーとしての面白味はあったのだが…。
かつてはハリウッドの問題児と言われたコリン・ファレルだが、こういうファミリー向けファンタジーにも出て、随分と落ち着いた印象になったもんだ。
マイケル・キートンとダニー・デヴィートの“バットマン&ペンギン”のバートン作品カムバックは嬉しい。
ここ最近のバートン作品のミューズであるエヴァ・グリーンはいつもながら美貌映える。
でも、キャラクターの個性も、バートン自身のイマジネーションもビジュアルも、いつもより魅力に欠ける。
心温まるファンタジーではある。
だけど、何か今一つ、ハートに響いて来ない。内容に掛けて言うなら、もっと縦横無尽に羽ばたけなかった。
作品そのものより、空飛ぶ子ゾウだけを実写化したかったような印象。
本作のダンボは単なるディズニーの金儲けだけの見世物…だったとしたら、これ以上の皮肉はない。
映像はなかなか好きなんだけど。
人間ドラマを無理にねじ込んでしまった印象
残念
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