来るのレビュー・感想・評価
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人生で柴田理恵さん超カッコイイ!と思う日が来るとは......
前半の3分の1くらいは「妻夫木君うぜー!これどんな気持ちで見たらいいの?🥺」という感じで「なんか来るの?もう来ちゃえよ、妻夫木君を何とかして😫」という見ている側も気持ちになりますが、その悪感情が後にぽぎわんを呼び寄せるのです。大切なパートなんです。
岡田君が出て来て二章が始まり、やさぐれてるけど経験豊富な専門家といった顔で登場しますが、作中で一番メンタルが弱いので作中の出来事にいちいち取り乱してカイジ並みにのたうち回ります。その弱さに漬け込むようにぽぎわんが近づいてくるのを感じます
そしてお人間さん側の最強対抗手段の松さんが登場して最終章
松さんのキャラもかっこいい、本当にこのキャラをこの作品だけで終わらせるの
もったいない。連ドラにして毎回麺類すすって欲しい🍜
ここまで来るとホラーというよりある種のお仕事映画のようになってきて、20%くらいしか解明されていない未知の災害を専門家チームで立ち向かうという話になってくるので、シンゴジラみたいなノリになって来てテンションあがってきます🤩
あと柴田さんがカッコイイのはこの章ですね
まぁ最終的にどうなったのかとかが良くわからないのでちょっとエンディングで ん?ってなりますし、歴史に残る名作といった感じはないですが、全体的にエンタメ重視でテンション高く、飽きさせない作りの映画だと思うので、鑑賞会開いて妻夫木君に駄目出ししながら見たりすると面白かもしれない🤭です
原作者怒らないのかな
原作読んでない体で観たら結構面白いと思いました。
琴子姉さんのビジュとか最後の対決の大掛かりさ?とか。何より前半パートの方々の演技のうまさよ…。なんともしれないいゃ〜な感じとか、イラー!とさせられるところはすごい。
ただ、ただですよ。
原作読んだ勢からするとですよ、ぼぎわんいるやろ、絶対…。
原作者澤村さんはあれでよかったんでしょうか。
だって、私がこの話で一番ゾッとしたのは、根本のなぜぼぎわんが出てきてんのか、ってとこで。確かばあちゃんが夫に自分の子ども虐待死させられたのに、ニコニコ寄り添って、でもじいちゃんのことこっそり呪っててそれでぼぎわん…ってとこなんですよ。
そこないやーん!
んで、最後のお母さんと娘ちゃんは助かったけど、なんか不穏な感じで娘ちゃんまだぼぎわんさん呼ぶ気マンマンやん…ってとこなんですわ…。
中島監督のやりたいことは伝わったけど原作者の伝えたいことは全く伝わらない映画だったなとおもいました。
ん???
なんだよそれ…
って私が言いたい。
結局祓われたのか?
青虫の昔の?女の子は誰だったのか?
謎が深まる、2度は見ないしおすすめもしないかな〜
妻夫木さんは無神経な役含め役者さんたちの演技は素敵
不気味で格好良くてぶっとんだホラー映画だった。色んな宗派のごった煮...
不気味で格好良くてぶっとんだホラー映画だった。色んな宗派のごった煮除霊大会は圧巻。見られて良かった。
自分の弱さに向き合う事のしんどさと大切さが身に沁みた。
田原は馬鹿だし見栄が捨てられない程弱かった、香奈も適切な救いの手を求めることが出来なかった。でももしもこの二人だけが琴子に助けを求めていたならあんな大事にはならなかったんじゃないだろうか。
原因は知紗の側にいた野崎と真琴も弱かったことだ。彼らがやっていた事は人食い熊を殺すのは可哀想だからって撃つのを邪魔しているようなものだった。彼らが過去のトラウマとかコンプレックスとかに向き合って払拭出来ていれば犠牲はもっと少なくて済んだんじゃないかな。
怪異の元凶の正体がよくわからなくてゾワゾワする。元は寂しい子供の霊だったのかな。それが「おやま」を拠点に出来るほど大きくなって生きた子供にまで干渉出来るようになったと。
あの血みどろの記憶が、知紗の中ではオムライスにかかったケチャップと変換されたのなら、それはひとつの救いだったと思う。
視聴後、モヤモヤしている方々へ共感。
まず、観ようかどうか迷っている方へ。
ストーリー重視の人→おやめなさい、後悔します。
とりあえず何でもいいからホラー(?)を観れればいい人→ご自由にどうぞ、ただし時間を無駄にする可能性大。
B級(A級が最高評価とするならこれに関してはZ級だが)ホラー映画にありがちな、メインの恐怖対象(幽霊や妖怪、呪い)に対する解説や伏線回収は一切なし。
化け物がどういう存在でどういう見た目、何故それが存在し、なぜ人を襲うのか、襲う基準は何なのか。これらが全て謎のまま、謎な結末で映画は終わります。
監督には一体何の為に子供の頃の田舎のシーンとか「君も呼ばれるよー怖いー?」とか小娘がほざくシーンを入れたのかを「リング」を視聴した後2時間ほど目を瞑って考え直してほしい。
育児に協力しない現実逃避夫もクソだし、ストレスで娘に当たり不倫する妻の方もクソ、夫の友達(名前忘れた)もクソで、観ててイライラします。観ててイライラするのは役者さんの演技が上手い証拠ですね、さすがです。
そんなせっかくの演技も、前半の方は意味不明な謎カメラワークのせいで台無しですが...
あと、シーンが度々移り変わり時系列がめちゃくちゃで理解が追いつきません。
時系列だけじゃなくあの世この世とか想像上とか空間そのもののシーン入れ替えも多く、こんがらがる。
最終場面、大掛かりな除霊が始まり多数の犠牲者を出してるのに、最後に除霊を邪魔をする二人もイライラします。
「だって、この子はァ...!」じゃないんよ、除霊に参加して死んでいった皆にも家族や恋人がおるんよ、ジャンプ漫画のお涙ちょうだいシーンじゃないんやからさ。
てか何で除霊始めた直後にトイレ行くんだよ、本番前にうんこくらい済ませようよ、大人でしょ?それか我慢して。
良かった点→
・大掛かりな除霊シーンで化け物の強大さが伺えてテンション上がる。
・松たか子の平手打ちビンタがおもろい
・柴田理恵演じるオバさんの強キャラ感
・新幹線の移動シーンの意思疎通感
のみです、それ以上はありません。
意味不明=かっこいいでしょ?な映画は自分には合いませんでした。
原作読んだ後に観たらまた違う感想になるんですかね?まあそんなところです。
廃基督毀釈!
四谷怪談、番町皿屋敷、江戸川乱歩、日野日出志先生、古賀新一先生、千と千尋の神隠し、と続くよ!日本ホラー。スプラッターでない、おどろおどろしい表現が良いと思う。西洋のホラーは痛い。驚かされる。アドレナリン出まくる。
見終わって疲れる。
多少、反則技を使って、ファンタジーにしている。
ホラーだけど、ダダのホラーじゃないのかなぁ?僕はこの演出家を贔屓している。
『すずめの戸締まり』は完全にこの様な映画のリスペクトになる。
クリスマスの日に事が起きるって廃仏毀釈ならぬ廃基督毀釈?堕胎をこの演出家はどう見ているのが?凄く気になった。
ネタバレあり。
かなり際どい内容を最後のオムライスで誤魔化してしまう。実に粋な話だと僕は思う。
クリスマスに亊が起こる。廃仏毀釈ならぬ廃基督毀釈。
この演出家が墮胎をどう考えているのか?それが気になる。いずれにしても、『男女は一緒になって見ないと解らない』と言ったセリフに共感を持つ。
内容を盛り込みすぎで登場人物に魅力ゼロかつまったく怖くないので見るのが苦痛
「告白」の中島監督と松たか子、黒木華、妻夫木聡、岡田準一と豪華メンバーを揃え、原作はホラー大賞と何ともスゴイ要素が揃った映画ですが、いや~いただけなかったですねえ。
始めの妻夫木、黒木パートは延々と結婚式を描きますが、これが何とも軽薄かつ退屈極まりない。その後の2人の生活も登場人物が上っ面だけの人間で魅力ゼロな上、友人、会社等の人間関係もスカスカで、それをあたかも誇張するかのような鬱陶しいBGM。はっきり言って見ていることが苦痛です。
妻夫木と友人の学者が居酒屋で飲むシーンは、多数の客が呑み交わすシーンを意味もなく工夫を凝らしたつまらないアングルで取っているので、開いた口が塞がらない。
岡田、小松の登場する除霊パートに入っても、いかにも一癖も二癖もありそうな2人だったのですが、ろくに力のないことがすぐにバレてしまいます。あっさり看板倒れしてしまうので活躍を期待したこちらは呆気にとられてしまう。
霊がやってきて凶悪な振舞いに及び何人も死んでいきますが、登場人物にも人間関係にも魅力がなく興味を惹かれないので、まったく怖くありませんw
妻夫木も黒木も死んで、松がメインで出てくると、ようやく本格的な除霊に取り組むわけですが、そもそも霊が怖くないので、除霊の儀式と称して盛大なセットを組み立てて、松がオドロオドロシイ呪文を唱えても「何だかなあ」という感じで、見る側はひたすら盛り下がるばかり。
さらに、岡田、小松の子供大事という余計な要素まで持ち込んで、それが除霊をゴチャゴチャにするに至っては、もうたくさんという頃、ようやく映画が終わってくれるのでしたw
まとめると、①内容を盛り込みすぎ、②松以外の登場人物に魅力がない、③日常生活の描き方が軽薄すぎる、④まったく怖くない、⑤BGMが鬱陶しい――。見ていて苦痛な映画です。
松たか子と柴田理恵に救われた
澤村伊智先生の原作は傑作です。原作ラストのお祓いのシーンで、除霊している比嘉真琴(映画では、松たか子)の素性を知った魍魎達がおののく様など吹き出してしまいました。とにかくこの映画は、松たか子さんと柴田理恵さんの存在に救われました。カメラワークもなかなかで、松たか子さんが暗い清流で身を清めている導入部から引き込まれましたが、妻夫木君と黒木華さんのくだりはどーでも良かったです。あそこはあまりにもクダラナイので七割カットで良いと思います。岡田君が松さんにぶん殴られるシーンは最高でしたね(≧▽≦)それから沖縄のオバちゃん達にはもっともっと活躍してほしかった。それから団地の前の公園に有象無象の宗教者みたいな人達が集まって皆殺しになっちゃいましたが、あれもいりませんでした。チマチョゴリは特に意味不明・・・。澤村伊智先生の著作には、他にもこの比嘉姉妹が活躍する「ずうのめ」や「ししりば」などの傑作があるので、また映画化してほしいですね。
ある程度の伏線も欲しい
ホラー大賞を受賞した小説の映画化ということで、周囲の評価もまずまずだったので期待していたのですが、物語として成り立ってないように感じて、自分には良さがよくわかりませんでした。豪華キャスト、派手な演出、なんかもったいない。
自分の感性が錆びているのかとちょっと不安になりました。(T_T)
映画は3部に分かれているように思いますが、1部の妻夫木君と黒木華ちゃんの夫婦のエピソードはなんだったんだ?みたいな感じで2部へ続き、3部では大がかりな霊媒師による加持祈祷。最後のオムライスの歌でおちょくられているような気分でした。
原作があるので、それを読んでいれば、多少、わかったかもしれません。
余談なんですが、たまたま、『恐山 死者のいる場所』という本(お坊さんが書いた真面目な本)を読んでいる最中なんで、映画見て、妙に頭がぐらぐらしてしまいました。恐山といえば、イタコ。柴田理恵さんの盲目のイタコはリアルでした!
カプセルホテルでお清め神主
めちゃ良かったです。見たことないホラーエンタメでした。
後半加速度的にスケールが大きくなっていく感じがテンション上がる。
松たか子最高ですよね。
ラーメン残さず食べるとことか、ビール貰っちゃうとことか、ファブリーズでお清めするとことか。
慌てふためく一般人に対して、1人だけもはや日常って感じがコミカルなのにリアルに感じちゃう。
柴田理恵もよかった。めちゃくちゃカッコよかった笑
使える物はなんでも使う松たか子の除霊、もっと色んなの見たかったなぁ。神道っぽいのと科学っぽいやつとかろあったけど、もっと異国の宗教も入れてほしかった。
沖縄のおばちゃん達がやられるとこは、ショッキングで素敵。ちゃんとえぐいし、これは相当強いぞ!?ってドキドキワクワクしました。
ちょっと物足りなかったのは、
呼び寄せてしまったアレが、もうちょい説明というか、匂わせが欲しかった。
ちさちゃんの子供ながらの残酷さみたいなのが実は呼び寄せてました!っていうのも、もうちょいわかりやすく見せて欲しかったです。松たか子が言葉で説明した以外にはあんまちさちゃんの怖さが説明されてなかった気がします。
もっとそこでゾクっとさせて欲しかった!
あと、クソ野郎のやったこと、子供の頃の何か、あの辺の繋がりが欲しかった。ホラーってあんま辻褄合わせると逆に怖くなくなるけど、これはエンタメ強めなんでスッキリさせて欲しかったっす。前半の奴らの人間関係描写は若干ステレオタイプっぽ過ぎる気も?まさに妻夫木くん的に世界を見てるやつが描いた感じ。残念なような、むしろそれが良いような。
ただ、こんなホラー見たことなかったし、ちゃんと金かけて作ってるのか、映像とか全然ショボくなくてめちゃ良かったです!
薄っぺらぺらモラハラブログ野郎が死ぬとこは、本気で怖かったのでホラーとしてもよかったです。
みんなにオススメです。
特に、不倫してるヤツ、友達裏切ってるヤツ、自分のことしか考えてないくせに優しさアピールしてくるヤツにオススメです!
岡田くん…
予備知識なしで見たけど中絶経験者にはきつかった。
同じような描写でもこれだけえぐられる作品はなかった。
二度と見ない。
妻夫木くん。ほんと頭カチ割ったろかってくらいイラついた。ハマり役。すごい。
小松菜奈ちゃん。モデルかと思ってたけど女優さんだなぁ。
青木崇高くん。今まで見た役の中で1番いいなぁ。
黒木華ちゃん。めちゃくちゃ共感する。まぁ、血だなぁ…。
高橋ユウちゃんかわいいなぁ。もっとドラマ出て欲しい。
松さん柴田理恵さん。もう貫禄ありすぎてここメインの連ドラやったら面白そうすぎ。
岡田くん……岡田くんはやっぱぶっさんだな…
改めて見直した。最高だ。
観るべき邦画作品の一つ。
公開当初に映画館で観て以来、久しぶりにNetflixで観ました。改めて傑作だと思いました。
MOVIXあまがさきで公開終了直前に滑り込んでよかった。
今回は筋はわかっていても新鮮な気持ちで観れました。
妻夫木聡の軽薄さ。黒木華の気味悪さ。イイ味。
しっかり恐いホラーだがそれだけでは終わらない。笑えて恐くて最後は一大スペクタクル。なんじゃこの娯楽大作は?!
決して姿を現さない「あれ」は狡猾なバケモノ。ヒデキが殺されるバケモノのなりすましはアイデア。他にも背筋がゾッとする布石の回収。思い出せない子の名前を付けられた呪われた娘。
そして狂った人の怖さは、バケモノの仕業か?人の本性か?
腹に抱えて隠している事がバケモノの力を借りて表沙汰になる怖さは自分にも置き換えられる。
自分の中にもバケモノは居る。
逆に原作読みたくなった
前半と後半で違う映画。
前半は人間の怖さを描いて後半は霊能力者バトルって感じ。
自称イクメンの陽キャになにか恨みがあるのかってくらい妻夫木くんがこてんぱんにされている。
それと結婚した不満はTwitterに描いてそうな妻も上手に描かれている。
霊?化け物?「来る」らしいなにかの描写はさっぱり分からない。めちゃくちゃ脅威の神様なのかな?って雰囲気はあるけどその怖さは全然伝わらない。ただ、みんなで浄霊祭りはじめる描写はショーを見てるみたいで面白かった。
結局来たのはなんだったの??ということで普段は読まないけど原作を読もうと思う。ぼぎわんが何か気になりすぎる。
こういう手法なのかもしれない。
ぼぎわん自体にはあまり焦点を合わせていない
人間模様が原作より強調されて描かれていた。
伝えたいことは伝わるが、掘り下げが足りないのか、展開や言動が唐突に感じる場面が多々あった。
小松は前半は物静かでかっこよかったのに後半でなぜかびびりキャラに変わって「え…と」「そんな…」「それって…」ばかり言ってイライラする。
で、この小松がそれなりにラストにも食い込んできて、わりと自分勝手に邪魔してるようにしか見えない。
主人公もそうだが「何考えてるの?何がしたいの?」という感覚を持ってしまう。
まさにその感覚によって、こんな男と結婚した女性は本当に疲れるだろうなということは実感できた。
一番かっこいいシーンは除霊師?のおじいちゃんたちが新幹線で目的地に向かっているときに、
全く別の場所で仲間が殺されたことを察知して瞬時に、
「やられたな」
「別々に降りよか」
「そやな」
「一人でも無事に着いたら良しとするか」
と合理的な行動に徹する様子。1分くらいで終わるこの場面が一番記憶に残っている。
ホラー要素は舞台装置にすぎない
ホラー作品であってホラー映画ではないな、というのが正直な感想。
私が解釈したこの映画のテーマは『痛み』です。
作中で度々『痛み』という言葉が出てきますが恐らく意図的にでしょう。
虐待や自傷行為を仄めかす描写も何度も挿入ります。作中の『アレ』は暴力(精神的なものも含む)の連鎖、虐待の連鎖が産んだ負の怨念の集合体のようなものなのでしょう。作中で『アレ』の正体に関する考察として、口減らし云々という民俗学的な解釈が出てきます、昔の人達は都合の悪い事があると妖怪のせいにしてたんだと。
作中で沢山の人達が『自己正当化』をします。
その影で誰かが傷ついていて『痛み』を感じている。でも見て見ぬふりをしている。そして時にそれは取り返しの付かない事を招く。それが『アレ』という形を取って代償を精算しようとしてくる。『自己正当化』ではなく自身と、そして相手の『痛み』と向き合わなければならない。無視してはいけませんよ、そういうメッセージが込められているように思いました。
ドタバタ除霊劇
いいじゃん。
作中で一番怖いのは冒頭の現実的な結婚式とか家族づきあい等の人間関係だよ。
トイレのドアを押し開ける母親の亡霊に扮したぼぎわんにはびっくりした。
除霊師の女性の腕が取られたり、外面を装う旦那の腰から下無くなってて、ホラーじゃなくてスプラッタ?と思い直した。
堕落していく母親は最終的になりたくない人になってかわいそうだったね。先輩がそこまでやりたい強い動機があまり見えなくて一番意味不明だけど。
アクション映画並みにバンバン退場させられる除霊師達の勢いは笑ってしまった。
最強姉のキャラが立ってて魅力的だった。姉妹での活躍が原作で見られるらしいから買おうかな。
水子も旦那を付け狙うっていう存在も、作中通してがっつり襲ってくる怪異の正体としては弱いけど。オムライスだしいいか。
ん???
最初の結婚式とかの無駄なシーンが長いような気がします
あと、最後まであれは正体を現さず
何か分から無かったのでとてもモヤモヤ
後半のお祓いのシーンで凄い気持ちが高ぶったのに
裏切られた気持ちでした
映像も行ったり来たり
何を言いたいのか伝わらず
柴田理恵さんや松たか子さんが
非現実的な意味でいい味を出していましたが
なんかもったいない
最後のオムライスの歌のカオスも意味不明
ホントに怖いのは
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作(ぼぎわんが、来る)は未読。
国家権力の中枢に入り込んで自由に指図出来る霊媒師ってどんなヤツなんだよと思いはしたものの、それに説得力を持たせる松たか子の高い演技力に脱帽でした。
柴田理恵の存在感も素晴らしい。片腕をモガれたのは衝撃的でしたが、岡田准一や妻夫木聡と相対しても彼らの存在を飲み込んでしまうほどの演技に魅せられました。
鮮烈なビジュアル。予測不能のストーリー展開。心を抉られるような世界観に夢中になりました。中島哲也監督がホラーを撮るとこうなるんだな、と…。本音、エゴ、欺瞞と云った醜い部分を徹底的に曝け出して人間と云う生き物の怪物的側面を描き、「ホントに怖いのは人間だよ」と告発する。
自分たちの犯した罪の言い訳のために化け物を生み出して来た歴史。何百年何千年の長きに渡って蓄えられた人々の悪意が凝縮され、弱い人間をターゲットに全てを貪り食おうとする絶対的な恐怖が誕生してしまいました。ひとりひとりが怪物で、ひとりひとりが狙われる何かしらの弱さを持っている。なんと恐ろしくて脆くて、儚い生き物なのだろう、人間は。
[余談]
小松菜奈の役柄に疑問が。あんなタトゥーだらけのキャバ嬢見たことない。と言うよりもキャバ嬢設定必要だったのかな?
※修正(2024/03/02)
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