来るのレビュー・感想・評価
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松たか子と柴田理恵に救われた
澤村伊智先生の原作は傑作です。原作ラストのお祓いのシーンで、除霊している比嘉真琴(映画では、松たか子)の素性を知った魍魎達がおののく様など吹き出してしまいました。とにかくこの映画は、松たか子さんと柴田理恵さんの存在に救われました。カメラワークもなかなかで、松たか子さんが暗い清流で身を清めている導入部から引き込まれましたが、妻夫木君と黒木華さんのくだりはどーでも良かったです。あそこはあまりにもクダラナイので七割カットで良いと思います。岡田君が松さんにぶん殴られるシーンは最高でしたね(≧▽≦)それから沖縄のオバちゃん達にはもっともっと活躍してほしかった。それから団地の前の公園に有象無象の宗教者みたいな人達が集まって皆殺しになっちゃいましたが、あれもいりませんでした。チマチョゴリは特に意味不明・・・。澤村伊智先生の著作には、他にもこの比嘉姉妹が活躍する「ずうのめ」や「ししりば」などの傑作があるので、また映画化してほしいですね。
ある程度の伏線も欲しい
ホラー大賞を受賞した小説の映画化ということで、周囲の評価もまずまずだったので期待していたのですが、物語として成り立ってないように感じて、自分には良さがよくわかりませんでした。豪華キャスト、派手な演出、なんかもったいない。
自分の感性が錆びているのかとちょっと不安になりました。(T_T)
映画は3部に分かれているように思いますが、1部の妻夫木君と黒木華ちゃんの夫婦のエピソードはなんだったんだ?みたいな感じで2部へ続き、3部では大がかりな霊媒師による加持祈祷。最後のオムライスの歌でおちょくられているような気分でした。
原作があるので、それを読んでいれば、多少、わかったかもしれません。
余談なんですが、たまたま、『恐山 死者のいる場所』という本(お坊さんが書いた真面目な本)を読んでいる最中なんで、映画見て、妙に頭がぐらぐらしてしまいました。恐山といえば、イタコ。柴田理恵さんの盲目のイタコはリアルでした!
エンタメ悪霊退治物
糞つまらない。
友人から誘われて観ましたが、今まで観た映画の中で、一番糞つまらない映画でした。メッセージ性もなければ、物語の主旨も意味不明で、
ただグロくて気持ち悪くて、潜在意識に悪く、
ただつまらなすぎてイラつくだけの映画で、
観た事を非常に後悔しました。この映画は
一体何を伝えたかったのでしょうか。
人が意味不明にグロく死んでいって、何を訴えたかったのでしょうか。いきなり最後の歌の映像も意味不明ですし、本当に観た事を後悔しました。 素晴らしい俳優陣が出演しているのに
残念です。 とにかくつまらなくて、観た事を後悔しすぎてイラついた為、書かずにはいられませんでした。 心霊系と聞いたので観たのですが、心霊というよりただグロくて気持ち悪くて意味不明の映画、といった感じです。グロい映画がお好きな方は良いのかもしれませんが、、。
とにかく、人生の中の非常に無駄な時間でした。 ⭐︎−マイナスです。
楽しめました。
恐怖にワクワク
前提として
・2回目
・原作「ぼぎわんが、来る」は読後
怪異が本格的に攻めてくるまでは、ドロドロとして観るのも耐えられないような、人間のエグみが描かれます。
非常に気持ち悪い。中身は分かっているものの、表に出ない気持ち悪さがこの作品の主だった軸ということでしょう。
今作では"あれ"と呼ばれる怪異ですが、圧倒的物理で攻めてきます。皮膚は裂けるし腕は飛びます。物をぶん投げて建物をぶっ壊して殺しに来ます。現実的で絶対的な恐怖でワクワクしました。
顔は描かれず、ひたすら超自然現象と幻覚で襲ってくるところも、個人的にポイント高いです。
でもグロ注意かも。
そして"あれ"との向き合い方も霊能力的でカッコいい。
エンタメとか関係なく、リアリティのある対処法を追求していく姿勢がとてつもなく少年心をくすぐりました。
"あれ"を祓う儀式は圧巻。準備から結末まで、死闘が繰り広げられます。独特の演出も相まって非常にワクワクする。あれはファンを集めて再現遊びしたい。
原作にはない展開(特に原作の3章全体)を持ち込んでいるので、原作が好きな人にはちょっと嫌な作品かもしれません。
(以下一文、8/20修正)
私の場合、原作の3章より映画版の展開の方がかなり好みでした。
時折挟まる独特な演出、それが故に1シーン1シーンに極まるカッコ良さ。
圧倒的な恐怖、そして効力を追求した対処法。現実と霊能力が混ざり合う感覚。
何より"人間が一番怖いし醜い"ことを主軸とした気持ち悪さ。
原作より好きな作品です。
最近の日本ホラーの中では、見ても損は無いかも!
結論:最近の日本ホラーの中では、見ても損は無いかも!
以下感想?です。
原作「ぼぎわんが、来る」を映画にしているので、
ストーリーはしっかりしていて好きでした。(※あくまで最近の日本ホラーでの話)
呪いとか神に理不尽に魅入られて、どうしよう!?系が好きな自分だからかもしれないですが。。。
自分はこの映画を見てから、設定が面白いなぁって思って原作に興味を持って読んだくらいには怖かったし面白かったです。
逆に低評価している人がわからないです。いまの日本ホラー映画に何を求めてるのかって思います。
(予算が無限にあるわけじゃないぞw)
演出も他の日本ホラー映画とは違ってちゃんと考えられている展開だなと感じました。
怖い要素も割とあって、具体的には「冒頭」や「主人公が自宅で携帯に出てる時」、「母親がトイレに居る時」、「霊能者たちが集まる時」、「映画の最後」です。
ただ、最近の日本ホラー特有の笑ってしまう展開もありますし、原作特有の怖さを映像に落とし込むのが難しい場面や大人の都合もあり、妥協している部分、矛盾している部分もあるので、原作からこの映画を見る人。自称"ホラー耐性ある"人は、あまりよくないと思います。
自分も原作の方が100倍怖いです。が、
そもそも、原作は小説であり想像力が怖さの元だと思うので、それを映像に落とし込むと自分の中だけの一番怖い想像がある意味"実体"になってしまうので、怖さがなくなるのは当たり前です。(自分だけの怖さが、一般的怖さになるから)
あと、いつからホラー映画は必ず最後には問題解決、真相解明しなくちゃいけなくなったんですかね?
カプセルホテルでお清め神主
めちゃ良かったです。見たことないホラーエンタメでした。
後半加速度的にスケールが大きくなっていく感じがテンション上がる。
松たか子最高ですよね。
ラーメン残さず食べるとことか、ビール貰っちゃうとことか、ファブリーズでお清めするとことか。
慌てふためく一般人に対して、1人だけもはや日常って感じがコミカルなのにリアルに感じちゃう。
柴田理恵もよかった。めちゃくちゃカッコよかった笑
使える物はなんでも使う松たか子の除霊、もっと色んなの見たかったなぁ。神道っぽいのと科学っぽいやつとかろあったけど、もっと異国の宗教も入れてほしかった。
沖縄のおばちゃん達がやられるとこは、ショッキングで素敵。ちゃんとえぐいし、これは相当強いぞ!?ってドキドキワクワクしました。
ちょっと物足りなかったのは、
呼び寄せてしまったアレが、もうちょい説明というか、匂わせが欲しかった。
ちさちゃんの子供ながらの残酷さみたいなのが実は呼び寄せてました!っていうのも、もうちょいわかりやすく見せて欲しかったです。松たか子が言葉で説明した以外にはあんまちさちゃんの怖さが説明されてなかった気がします。
もっとそこでゾクっとさせて欲しかった!
あと、クソ野郎のやったこと、子供の頃の何か、あの辺の繋がりが欲しかった。ホラーってあんま辻褄合わせると逆に怖くなくなるけど、これはエンタメ強めなんでスッキリさせて欲しかったっす。前半の奴らの人間関係描写は若干ステレオタイプっぽ過ぎる気も?まさに妻夫木くん的に世界を見てるやつが描いた感じ。残念なような、むしろそれが良いような。
ただ、こんなホラー見たことなかったし、ちゃんと金かけて作ってるのか、映像とか全然ショボくなくてめちゃ良かったです!
薄っぺらぺらモラハラブログ野郎が死ぬとこは、本気で怖かったのでホラーとしてもよかったです。
みんなにオススメです。
特に、不倫してるヤツ、友達裏切ってるヤツ、自分のことしか考えてないくせに優しさアピールしてくるヤツにオススメです!
ちが・・つり・・!ちさ!
ちゃんとファブリーズでてた良かった
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