来るのレビュー・感想・評価
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賛否両論! いいと思います!
結果として3部構成のような構造でしたが、岡田准一が主役、というよりも
松たか子が主役、と言った方が的確かと思います。
それくらい、素晴らしい存在感。
コンスタンティンみたい。
1部の邦画ホラー的な構造。
2部の人間の闇に迫る、違う視点からの「恐怖」
3部でこれらに立ち向かう人々の戦い
ジャンルは確実にホラー映画。
とにかく、怖い!どんな環境で観ていたら、この映画を怖くないとか言えるんですか?!
めちゃくちゃ怖い。
フロム・ダスク・ティル・ドーンのように、意図せぬ方向へと話が進み、
それでも前半のホラーの着地点をしっかり作った脚本に称賛の声を送りたい。
よく分からない、雰囲気だけのホラーと異なり、
とにかくエンタメに振ったラストはプロデューサーの手腕もあるのではないか。
これを怖くないという方は、ぜひイヤホンを耳に、
薄暗い部屋で夜にご鑑賞頂きたい。
本当に、怖くて面白かったです。
黒木華の何とも言えない表情がよかった!
血が流れる以上、“あれ”の正体は…
血の量とか死に方とかが、映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』くらいしっかりと描いている。霊的な映画/邦画では少ないスプラッター的な要素がある。
子供が泣くシーンは観てられないくらい心が痛むし、妻夫木のダメ親父ぶりにも心底腹が立ったし、母親のカルマを見事になぞってしまった黒木華にもやるせない気持になった。…観ていて気持の悪くなるシーンは多々あるが、それだけ俳優陣の演技や演出が御見事だった。そのリアリティ(現実的)なシーンに反して、血の量が多かったこと(非現実性)が、映画としてのエンタテインメントのバランスを取っていたのかなーと。
ラスト、千紗が「オムライスのくに」の夢を見ている。千沙は、父親と母親に相手にされていない頃と同じ、“あれ”と遊んでいたころと同じように、半分は現実逃避の最中。『好きなものだけがある世界』を夢見ている。
事態が収束し、助けられた今もまだ、“こちら”には完全に戻ってきていない…というより、現在も「いつでも向うへ行ける状態」なのでは。と思った。「オムライスのくに」を考えなくなった時が本当の幸せなのかも。
丁寧に作られているなーと感じました。個人的にはちょっとタランティーノっぽかった。
血が流れる以上、“あれ”の正体は、基は人間なのだなーと感じた。
レンタルより観賞
テンポ良いがちょっとわからない部分もあり、子育て中なら共感もあると思う。
中盤テンポがすごくいい。えっ、なにそれどうなるの?とひきつける。
ホラーというホラーではない。ヒューマンドラマのような要素もある。
狂気を感じるというか、ぶっとんでるところもある。
(個人的にはオムライスの歌が)
見終わった感想はちょっとやりすぎ、人殺し過ぎ。
赤いのがあっちもこっちもブシャーでびっちゃびちゃ。
もう血はいいかな〜と思う。
殺される人をもっと絞ってほしかった。
主人公は妻夫木君じゃなかったのか?
妻夫木君殺しちゃったらもうだめじゃない?
誰を軸に見たらいいのか。
主演となっている岡田君は前半出番ないし後半も振り回される側にいっているし、
あちこち軸がぶれるというか結局主人公は誰だったんだろう。
黒木華さんの演技はすごい。共感というか、狂気というか、すごい。
妻夫木君演じる父親は本当にいそうなところがリアル。
見ているこちらが怒りたくなる。ついつい引き込まれる。
最終的に何が来るのか、解決しなかったもやもやはある。
中盤はとても好みだが、うん、結局なんだったの?となる映画。
来たかな…
結局何が「来る」んだ⁉︎
怖いだけではない
カルトなオカルト映画?いや、エンターテイメント作品!!
『億男』に続き、新元号に移り変わる節目に
【平成映画の顔・川村元気作品を観よう企画第2弾!】
わたしは今の今まで「クトゥルフ神話」というものを
毛嫌いして遠巻きにみていました
いわゆる「中二病」クサいと…
でもなにかと物語の下敷きになってたりするので
後学のために基本だけでもと思い簡単な解説書を読んでみたりしました。
記憶に新しい『クワイエットプレイス』はまさに
クトゥルフ案件の典型!
本作『来る』は〈日本版エクソシスト〉と位置付けてもよい作風だと思いますが
やはりクトゥルフ要素が強い作品だと思いました。
【実体】のない「心霊、悪霊」と
【実態】が分からない「なにか」とは
根本的に次元が違うのがクトゥルフなんですよね。
確かにそれは存在している。 メイジョウ
もしその、クトゥルフのいう所の〈名状しがたき者〉の姿を見ようものなら
〈正気を保てず発狂して死を迎える〉のだそうな…
さて、本作『来る』では
極力、恐怖の対象そのものを見せるのではなく
そこの〈空気感〉および恐れる人物たちの〈リアクション〉で
恐怖を表現しているところが斬新かつ大胆な演出でした。
そして、その可視化できない恐怖が人間たちに伝染し、拡大して
次第に人間だれしもが抱えている闇の部分を浮き彫りにし
恐怖の対象が可視化できる《人間そのもの》にすり変わっていったのも見事でした。
本作『来る』はホラー構造を保ちつつ、わたしが近年視聴してきた
いろいろな作品のエッセンスが散在しているな、と見てとりました。
「平成最後のエンターテインメント映画はこれだ!!」とばかりに
川村元気プロデューサーの《したり顔》が目に浮かびました(笑)
追記:今年一番輝いた女優さん、川栄李奈さんと並び、黒木 華さん。
おふたりとも、故・大杉蓮さん、樹木希林さんと
最期に共演なさり、さぞ女優として貴重な一年であったことでしょう。
2018/12/13 劇場にて鑑賞
ユナイテッドシネマグループの会員制サイトから転載
1部2部に分かれてて見応えあり☆
怖い(・・;)ホラー映画を見るのと貞子見るのとまた違って、生きてる人間が怖かった。黒木華の演技がほんとすっごい良くて同情もできないなんていうかもう..。ずっと見ていたくなかった。ヒデキの親友津田も最悪過ぎて気持ちが悪いほどだった。結果、想像以上のクズだった。全てはご縁で事情があってもひん曲がった命の集まりがおびき寄せた呪いか化物かよくわからないけど壮大なお祓いが個人的に面白くってもっと観たいと思った。小松菜奈?弱さを表現するためのパンク姿、岡田くんのアウトロー姿がちょっとだけ鑑賞の邪魔になった。身近に感じないからかもしれない...柴田理恵さんの霊媒師役めっちゃ良かった!
ハイセンス冴える
ヒドイ!
ホラーとしてはアレだけど「お祓い映画」としては満点
テンポよくて良かった。
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