半世界のレビュー・感想・評価
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半世界と言う名のノンフィクション
阪本順治監督の半生を実話のように描いた作品。
それに対して、メインキャストの方々も阪本監督に答える素晴らしい演技をしていた。個性的で愛すべき登場人物。
特に稲垣吾郎は主演で新境地を築き、池脇千鶴と共に終盤は劇場全体が魅力に引き込まれていた。
確実に日本映画としての素晴らしさを底上げした作品になった。
長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴の中の稲垣吾郎…拷問かなって思った。...
長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴の中の稲垣吾郎…拷問かなって思った。
ひとりだけ、ハイ冷蔵庫しめる、ハイ息吸う、ハイ台詞言う、と、レベルが違いすぎて気の毒にすらなった。
監督なんとかしてあげて!
脚本に関しては多少もどかしい思いもあるが、そんなことより圧倒的な映画力。
画の重み。艶。
「映画を見ている」と、幸せに感じたのは、このような映画がもう見られなくなっている現実でもある。
思い描いた人生にはならない
三人の男が織りなす二等辺三角形の半世界。ダメ男の希望の物語のようですが、メリハリが無くインパンクトに欠ける印象で心に伝わるものは無かった。ラストは予想外の展開で泣き所となり女性客のすすり泣きが聞こえた。
2019-37
沁みる
洋画しか観ない自分が縁あってみた作品。
フランス映画的な
静かで笑えて泣ける一級品。
片田舎に住む備長炭を作る男と友人や家族の話。
美しい3人の男性が
伊勢の美しい景色と相まって、
フランス映画的に
中年の愁いを描けたようにも感じた。
ただのSMAPファンの映画ではない
車で2
時間かけないと見に行けないのでスルー、、、と思っていましたが、評価が高いので頑張って見に行くことに。ハードルあげない方がいいなぁと思って鑑賞。
綺麗な景色ですが、とても普通の話。人それぞれそれぞれドラマがありますが、殺される人もいないし、とても身近な話だと思います。それでいて、後味がいいので、見終わったあとにいい話だと思います。感情移入しやすい。
笑えるし泣ける。
テンポがとてもいいので、トントン話が進む。前半もうちょい間があった方がいいのにと思いましたが、後半は微妙な間が気持ちがいい。
SMAPの稲垣ファンのための映画なのだろうと、穿った見方をしていましたが、良かったです。
なんでもっと多くの劇場でやらないかなぁ
ジワル映画ね
昨日行ってきた
渋川が好きで崖っぷちホテルとか刑事ゆがみとか
味のある役者
観た後は自分にとっての半世界を考える
描かれかたがリアルで
田舎の炭役職人の生活っていうと半世界より
異世界な感じだけど
市井の人の生が中古車屋やスナックや
そこここで感じられた
スマップの稲垣はこれからって感じ
映画のサイズの芝居をすればいい
少し表現が大きく感じた
長谷川の華のある存在感が稲垣以上でこれは
W主演状態 それならそれでいいのだが
コンバットストレス 本当のこと
あっちの世界とそして ”こっちも世界なんだ” の重み
わきの役者さんが達者で 石橋蓮司とか
池脇千鶴とか、うなるぐらいウマイ
息子の役の子がこれから楽しみ
冒頭のシーンからのラストへの展開
おぉっとなるラスト、見てのお楽しみ
最後の写真はいただけない アイドル稲垣で
炭焼き職人ではなくなってた ニット帽必須w
自分が今いるところの世界を大切にしようと思う
一見の価値あり
豊かな自然の中でそれぞれの人生が続いていく
田舎の豊かな自然に囲まれた小さな町、周りは昔から知っている人達で、その中で淡々と時間が流れていく。
喜怒哀楽の人間模様や、人生の紆余曲折、心の闇も描かれているのに、決して押し付けがましくなく、ゆっくりとストーリーは続いていく。
長い人生の中のある一時期を、登場人物達と一緒に過ごすことが出来て幸せでした。
俳優陣の自然体の演技が素晴らしいし、映像美が素晴らしい。特に高台からの海の映像や、お寺の雨の映像は光を利用した美しさに息を飲む程でした。
オリジナル脚本万歳
映画館で観て、耳で感じられる、その土地の匂いがしてくるような映画でした。
レンタル出てから一時停止してトイレに行く、ドッカーンとハデな演出がある、旬のキャストが活躍しまくる、そんなハリウッドを真似たような映画ではありません。
ジワジワと映画の中に引き寄せられ最後には号泣していました。
日本映画万歳!オリジナル脚本万歳!
阪本監督にありがとうと言いたい。
また観に行きたい。
阪本監督の傑作
家族のこと、幼なじみのこと、仕事のことなど、身近な題材しか出てきませんが、それが実は一番ドラマチックで尊いものと気付かされました。
これが何作目のオリジナル脚本でしょうか?
阪本監督の強みは自分で脚本が書けるところ!
あと、主演の3人が自然な演技で心に染み入りました。
継続される日常の尊さ
田舎のありふれた日常を切り取ったような映画だから、派手さは全くないけど、少しだけこの何てことない日常を丁寧に生きよう、って思わせてくれる、良質な作品でした。
本当に日常というものの表現が自然過ぎるのに、なぜかとても美しい。正直この監督の演出はちょっと説教臭いというか、説明し過ぎる、って印象があったら驚きました。フランス映画好きな人とか、ミニシアター系好きな人にもオススメです。
でも緩く物語が流れていくようで、想定外の事が起きたり、最後の方は泣いてしまいました。
家族など自分の周りにいる人達を改めて大切にしようという気持ちになる、素晴らしい映画だと思います。
役者さんもそれぞれ素晴らしい。特に長谷川さん、まんぷく見てる人はそのギャップに撃ち抜かれると思います(笑)
万引き家族より切実にグッと来た!
レビュー評価も高いので、パスする予定だった半世界を急遽鑑賞しました。
地味だけど良作〜観て良かったです。
ただ地上波番宣に恵まれないし、観る世代選びそうだし、大ヒットって感じにはならないかな^^;
人生長い物に巻かれて来た人も、我が道を歩んで来た人も、40歳を境に自己嫌悪に陥り、家族や身内にも色んな事が重なる時期がある。
毎朝見てる萬平さんとは真逆の役を演じる長谷川さんと渋川さん、ゴローちゃんの奥さん役の池脇千鶴さんのリアル感が凄い!
そして、ゴローちゃん演じる役が、切な過ぎて虚悲しくグサッときた(ToT)
自営業者も自分を過信せず定期健康診断は受けなアカン。
元SMAPファンなのか!?
女性比率高かったですが、オヤジ世代に超オススメです。
☆4.2
40歳、生きる苦しみ
稲垣吾郎、長谷川博己のW主演映画。
40手前、39歳の幼馴染達が、故郷の東伊勢の町で再会し、それぞれの生き様について悩み苦しむお話。
『どついたるねん』『エルネスト』『北のカナリアたち』
でおなじみ、阪本順治監督らしい、地味だけども染みる系。
吾郎ちゃん、役者として良くなったねぇ。
長谷川さん、演技が一本調子で困ったなぁ…と途中まで思ってたら、元自衛官役で、ブチ切れ格闘シーンがド迫力で良かった。
どこにでもいそうな男の世界
吾郎ちゃんも長谷川さんも洗礼されていて、違和感ありすぎ。
田舎に住んでるおじさんはあんなにスマートには歩きません。
そこが残念です。
やっと息子と向き合えた。仕事がのり始めた矢先に・・・
泣かされました。
けれど、お互いを大事にしている男同士の友情は上手く出せていた気がします。
いつも生のはざまで生きていく友人を心配してた側が先に死んでゆく。
びっくりの結末でした。
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