半世界のレビュー・感想・評価
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思い描いた人生にはならない
三人の男が織りなす二等辺三角形の半世界。ダメ男の希望の物語のようですが、メリハリが無くインパンクトに欠ける印象で心に伝わるものは無かった。ラストは予想外の展開で泣き所となり女性客のすすり泣きが聞こえた。
2019-37
沁みる
ただのSMAPファンの映画ではない
車で2
時間かけないと見に行けないのでスルー、、、と思っていましたが、評価が高いので頑張って見に行くことに。ハードルあげない方がいいなぁと思って鑑賞。
綺麗な景色ですが、とても普通の話。人それぞれそれぞれドラマがありますが、殺される人もいないし、とても身近な話だと思います。それでいて、後味がいいので、見終わったあとにいい話だと思います。感情移入しやすい。
笑えるし泣ける。
テンポがとてもいいので、トントン話が進む。前半もうちょい間があった方がいいのにと思いましたが、後半は微妙な間が気持ちがいい。
SMAPの稲垣ファンのための映画なのだろうと、穿った見方をしていましたが、良かったです。
なんでもっと多くの劇場でやらないかなぁ
いい映画です
特別な前情報も得ず、長谷川さんが出演しているというので、正直軽い気持ちで観に行きました。
ところがところが、すごく良かったです。最後は涙涙です。
出演者の演技に完全に引き込まれました。
稲垣吾郎さんの演技ももちろん良かったですが、長谷川さんの鬼気迫る演技はさすがでした。そこに、渋川さんの優しさが加わって、本当に良かったです。
もう一度見たいのですが、近くの映画館では公開されてないのが残念です。
ジワル映画ね
昨日行ってきた
渋川が好きで崖っぷちホテルとか刑事ゆがみとか
味のある役者
観た後は自分にとっての半世界を考える
描かれかたがリアルで
田舎の炭役職人の生活っていうと半世界より
異世界な感じだけど
市井の人の生が中古車屋やスナックや
そこここで感じられた
スマップの稲垣はこれからって感じ
映画のサイズの芝居をすればいい
少し表現が大きく感じた
長谷川の華のある存在感が稲垣以上でこれは
W主演状態 それならそれでいいのだが
コンバットストレス 本当のこと
あっちの世界とそして ”こっちも世界なんだ” の重み
わきの役者さんが達者で 石橋蓮司とか
池脇千鶴とか、うなるぐらいウマイ
息子の役の子がこれから楽しみ
冒頭のシーンからのラストへの展開
おぉっとなるラスト、見てのお楽しみ
最後の写真はいただけない アイドル稲垣で
炭焼き職人ではなくなってた ニット帽必須w
自分が今いるところの世界を大切にしようと思う
一見の価値あり
豊かな自然の中でそれぞれの人生が続いていく
オリジナル脚本万歳
阪本監督の傑作
継続される日常の尊さ
田舎のありふれた日常を切り取ったような映画だから、派手さは全くないけど、少しだけこの何てことない日常を丁寧に生きよう、って思わせてくれる、良質な作品でした。
本当に日常というものの表現が自然過ぎるのに、なぜかとても美しい。正直この監督の演出はちょっと説教臭いというか、説明し過ぎる、って印象があったら驚きました。フランス映画好きな人とか、ミニシアター系好きな人にもオススメです。
でも緩く物語が流れていくようで、想定外の事が起きたり、最後の方は泣いてしまいました。
家族など自分の周りにいる人達を改めて大切にしようという気持ちになる、素晴らしい映画だと思います。
役者さんもそれぞれ素晴らしい。特に長谷川さん、まんぷく見てる人はそのギャップに撃ち抜かれると思います(笑)
万引き家族より切実にグッと来た!
レビュー評価も高いので、パスする予定だった半世界を急遽鑑賞しました。
地味だけど良作〜観て良かったです。
ただ地上波番宣に恵まれないし、観る世代選びそうだし、大ヒットって感じにはならないかな^^;
人生長い物に巻かれて来た人も、我が道を歩んで来た人も、40歳を境に自己嫌悪に陥り、家族や身内にも色んな事が重なる時期がある。
毎朝見てる萬平さんとは真逆の役を演じる長谷川さんと渋川さん、ゴローちゃんの奥さん役の池脇千鶴さんのリアル感が凄い!
そして、ゴローちゃん演じる役が、切な過ぎて虚悲しくグサッときた(ToT)
自営業者も自分を過信せず定期健康診断は受けなアカン。
元SMAPファンなのか!?
女性比率高かったですが、オヤジ世代に超オススメです。
☆4.2
大切なものについて深く考えさせられる映画
ありふれた日常には理不尽な悲しみが潜んでいる。その日常には大切な宝物が散りばめられていることを強烈に感じました。宝物はちゃんと見つけなきゃいけないと思いました。片田舎の暮らし、色んな事情を背負っている人生中盤に差し掛かった人間の苦悩にどっぷり共感しました。こうあるべきと提示してくれるのではなく、観客の数だけ答えがあるようなラストだと思いました。爽快じゃない、痛快じゃない、悲観もない、鑑賞した人それぞれが現実を深く考え、明日を丁寧に生きようと思わせてくれる映画だと思います。最初、浮世離れしたスターの稲垣吾郎が炭職人って、ピンときませんでした。絶対にハマると確信された阪本監督のプロデュース力と稲垣吾郎さんの対応力に脱帽です。こんな男前は片田舎にはいない、きっと場違いで浮きまくるだろうという予想を見事に華麗に裏切ってくれました。稲垣吾郎さんはいつも通り男前でした。それなのに片田舎に馴染んでいました。ひっそりと炭を製作していました。息子との距離感や下降気味な炭の売り上げに悩む39歳の少し頼りないお父さんでした。脇を固める長谷川博己さんも池脇千鶴さん渋川清彦さんもこの町に馴染んでいました。半世界を観て、私の心の中に大きな光りが生まれたと感じたので、この光を大切に生きていこうと思います。素敵な作品をありがとうございます。
心地好い時間を過ごせる作品。
BSの映画紹介番組で紹介されて興味が出たのと、観た人の評価が高い事もあり、鑑賞しました。
感想はと言うと、良い。
面白いと言うか、こういう作品は割と好きなんですよね。
40代に手が届こうかと言う同級生の男3人の物語で、お話は割と淡々と進んでいきます。
所謂、作品の世界観や雰囲気を楽しむ作品ですが良いんですよね〜。
稲垣吾郎さんが見た目はカッコいいけど、普通の等身大の中年に差し掛かって、家族も抱えて、仕事を黙々とこなしながらも不器用な男性を演じてますが、今までの稲垣吾郎さんのイメージと違って、こんなにも普遍的な役柄を演じられるとはとちょっとビックリ。
この作品って、稲垣吾郎さんの役者としてのターニングポイントになるんではないでしょうか?
主人公は稲垣吾郎さん演じる紘ですが、物語の起伏を生むのは長谷川博己さん演じる瑛介と息子の明。
ラストのオチは正直ビックリしましたが、それ以外はホント淡々と進んでいきます。
田舎に住んでいながら、自身の仕事の先行きや現状に思い悩むのはホントよく解ります。
家族に気持ちが回りきらないのも、無関心と言うよりかはそこまで余裕が無いのもよく解る。
多分、30代後半から40代の男性なら共感出来る所が多々有るんではないでしょうか。
炭焼き作りの仕事、観ているだけでも大変そうと言うのが解ります。親の仕事を継いで昔ながらの良い物を作ろうにも時代の流れから徐々に排他されていく感じ。黙々としながらもやるせなさを感じます。
生まれ故郷に瑛介が帰ってきても、そこには様々な苦労があります。
都会には都会での仕事の苦労はあるし、田舎には田舎での仕事の苦労がある。
何処にいてもそれぞれの世界はあるけど、それだけが全てではないし、かと言って自分の知らない世界はやはり何処か知らない世界な訳ですから、タイトルの「半世界」と言うのは、絶妙な題名かと思います。
いろんな思いに馳せながらも共感出来るんですが、ラストのオチは個人的には正直ビックリし過ぎて、ちょっと納得は出来ないかな。
普通に起こりうる出来事なんですが、この終わり方には些か強引な感じがしなくもないです。
もっと、それよりも紘、瑛介、光彦の交流や嫁の初乃や明との家族の時間を観て、心地好い時間を過ごしたかったかなぁと。
ホント、そこだけ。
映像も綺麗だし、何かしら悩みや不安、傷を抱えながらも地元で不器用に生きていく人々の生活がいとおしい。
作品の伝えたい事は映像から感じ取って、各々が答えを見出だせば良いのではと言うのが阪本順治監督のメッセージかなと感じました。
ホント、ラストだけは個人的に…ですがw、心地好い時間と余韻に浸れる、良い作品かなと思います。
40歳、生きる苦しみ
稲垣吾郎、長谷川博己のW主演映画。
40手前、39歳の幼馴染達が、故郷の東伊勢の町で再会し、それぞれの生き様について悩み苦しむお話。
『どついたるねん』『エルネスト』『北のカナリアたち』
でおなじみ、阪本順治監督らしい、地味だけども染みる系。
吾郎ちゃん、役者として良くなったねぇ。
長谷川さん、演技が一本調子で困ったなぁ…と途中まで思ってたら、元自衛官役で、ブチ切れ格闘シーンがド迫力で良かった。
どこにでもいそうな男の世界
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