劇場公開日 2019年2月15日

「この40代を演じ切れる俳優が少ない事に残念。」半世界 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

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3.0この40代を演じ切れる俳優が少ない事に残念。

2019年10月14日
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鑑賞方法:VOD

単純

田舎で炭職人を営む絋に、突然親しかった同級生が故郷戻って来た事で、ただ過ごして来た日常が変わって行くお話。
私ぐらい(40歳ぐらいの中年)が堅苦しい社会のなか田舎で細々と暮らす者、1度広い社会に出てもみくしゃにされた者、そんな人間達が40歳くらいの人生の境を機に、ふと人生を振り返れる作品、これからの人生を想う作品となっていた。(なのである程度歳を重ねて無いと面白くない。田舎と都会の暮らしを考えてみた事なければ尚更。)

当初、稲垣吾郎の作品に対しての浮きが半端なく「作品に合わないなぁ」と思いながらも、脇を堅める池脇千鶴や長谷川博己のある程度の中年力で作品をカバー。

後半も落ち着いた脚本にて映画らしい展開や映像になり、40代を描いた好きではある部類映画ですけど、味のある役者が池脇千鶴ぐらいでは、、、、。

やはり吾郎ちゃんは炭焼きもした事の無い坊ちゃんと思えてしまうし、これがある程度様になる他役者で人を呼び込める俳優で在ればと残念で仕方ない。

40代までアイドルという枠を引っ張り、まともな40代役者を造れなかった芸能界の弊害が表れてしまった映画とも言えます。
だから、今の20〜30代魅力的俳優の多さが羨ましい。

コメントする (コメント数 2 件)
共感した! (共感した人 10 件)
巫女雷男
きりんさんのコメント
2020年6月1日

確かにまだ稲垣吾郎は修行が足りないと思うけれど、その時々の芸能人、歌手、スタアを登用してある意味客引きの看板俳優に有名人を掲げながら、そうやって「何かを語りたい何かを訴えたい」と、歴代の監督たちも考えたんだろうなぁと、僕は一日経って思いました。

で、稲垣が本当に大根だからこそ、登場する俳優たちの中で図らずも弱くてダメな炭焼き職人にぴったりだった気もするのです。(笑)
つまり物語的には上手な俳優ではかえって炭焼き職人の周りをがっつり固めるべき構図の熱い助演者陣とのコントラストがボケてしまう=稲垣が浮いて目立ってしまって「頼りない冴えない炭焼き職人」のキャラクターにはなれなかったのではないかと。

稲垣じゃダメだと言われても他の誰?と聞かれると誰も思いつかない僕でした。

きりん
近大さんのコメント
2020年2月10日

今の日本映画の“話題作”を見ても、ターゲット層は明らかですものね…。
その点韓国映画やネトフリ映画はターゲット層など狙わず、作り手のクリエイティブ面を尊重し、それが見る側にも伝わっている感じがします。
日本映画は根本から考えなきゃいけないのかもしれませんね…。

近大
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