「半世界の意味は映画を見るとわかります!」半世界 ぶんちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
半世界の意味は映画を見るとわかります!
ゴローさんが「炭焼き職人(紘)」役と聞いたときは正直驚きでしたが、意外と様になってる!役どころは無骨で子供のことも妻任せ。今は自分の仕事を全うするのに必死なのでした。
自衛隊を除隊してふるさとに戻ってきた瑛介(長谷川博己)、家族で中古車販売をしている光彦(渋川清彦)とは幼なじみで、3人で集まると学生時代に戻ってバカ騒ぎ。昔からの友達っていいもんですよね。
でもいくら気心知れた友達同士でも、すべてをわかりあうことはできない、特に就職してからのことはお互い把握できない部分もあるのだなと思ったり。
ハセヒロさんの怒りの爆発力はいつもながら見事で、渋川さんは紘と瑛介の間を取り持つ、ムードメーカーを絶妙に演じていました。
ストーリーはネタバレになるのであれですが、後半は結構急展開…。思い返せば伏線となるシーンもあるんですけどね。
初乃を演じるのは池脇千鶴、童顔の彼女ですが思春期の男の子を持つ母親に見えましたし、紘と倦怠期に見えつつも実は夫を心配し、しっかり支える強い女性がよかったです。
アラフォーの方が見るとより染みる映画だと思います。
コメントする