劇場公開日 2019年2月22日

  • 予告編を見る

あの日のオルガンのレビュー・感想・評価

全65件中、61~65件目を表示

3.0愛情

2019年2月23日
Androidアプリから投稿

悲しい

幸せ

第2次大戦下実際にあった保育所の集団疎開の話。

1944年11月末日、品川の戸越から桶川から6km離れた平野村の妙楽寺という古寺に保育所として53人の子供達が親元を離れて疎開したという。

時代は違えど若い女性を含む保育士の愛情と責任感のあり方や素直な感情が伝わって来て、重く堅い出来事を柔らかくみせてくれる。

意外なことは起きないし軽目のテイストではあるけれど温かく胸熱だった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Bacchus

4.5幼い命を守るため強い信念を貫いた保母さんに涙

2019年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

「疎開保育園」というものが第二次世界大戦終末期に実在した事実を初めて知った。そして、様々な試練を乗り越え幼き多くの命を守った保母さんたちの姿に涙が出た。戸田恵梨香さん扮する保母さんがつぶやく戦争はどこまででも追いかけてくるという言葉の重さ。終戦後、最後の幼子を父親に引き渡した後の戸田さん(扮する保母さん)の叫ぶような慟哭。山田洋次監督の反戦の想いをしっかりと引き継いでこのような映画を自ら脚本を書き、作りきった平松恵美子監督には映画人としての揺るぎない矜持があるんだなあ。公開館が少ないため、車を一時間以上運転したが後悔全くなし。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
NOBU

4.5泣きたい時に泣けること

2019年2月22日
iPhoneアプリから投稿

辛くても、悲しくても、嬉しくても、泣きたい時に泣ける世界が良い。
そんな風に考えさせられる物語だ。
戦争はきっと、そんなことを許さないのだろう。

今、世界には怒りが溢れている。
遠い国の戦争や、国家民族主義的な分断だけではなくて、感情的な国家間の呆れたやり取りも、身近なネットのフェイクニュースにもだ。
そして、自分は怒りから距離を置いていても、向こうから近付いてくることもある。
だからこそ、強く気持ちを持って、冷静に考えることが必要なのだろう。

そして、考える。
どうして、いつかの特攻隊の映画の上映館は溢れんばかりに多いのに、この物語の上映館はそうでもないのだろうかと。
勇気ある人達の、命をつなぐ実話の物語に感動したばかりなのに、泣けない悲しさがふと心を揺さぶった。
あまり、レビューになってなかった。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ワンコ

5.0あの日のオルガン

2019年2月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

悲しい

平和と命の大切さ、子供の愛しさや育児の苦労が共感できます。
涙だけでなく、笑いもあって、とても感動しました。
戦争映画ですが、目を覆うようなシーンはありませんので戦争映画が苦手な方にも観やすいです。
少しでも多くの方が観るべき映画だと思います。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
なかわた

5.0舞台挨拶で一足先に拝見しました。 上映前にキャストの方々による舞台...

2019年2月18日
iPhoneアプリから投稿

舞台挨拶で一足先に拝見しました。

上映前にキャストの方々による舞台挨拶がありましたが、上映終了後に再び戸田恵梨香さんが登壇され30分以上作品についての思いを語って下さいました。

その中で戸田さんもおっしゃっていた様に、
実際に戦争を体験された方から直接お話を聞けるのは私達の世代が最後であり、それを後世に伝えていく責任が私達にはあるという事をこの映画を通して強く感じました。

戦争映画は今までもいくつか観てきましたが、保母さんや園児達の視点から描かれた作品は初めてで辛く悲しいお話ではありますが、どこか心温まる映画でした。

戦争映画が苦手な方でも観やすい作品だと思います。
是非たくさんの方に観て頂きたいです。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
すずき