ヴェノムのレビュー・感想・評価
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そんなにグロくない😄
PG12の割にはグロテスクなシーンはほぼなかったと感じます。(頭食いちぎるとか言ってたので。)
エディとヴェノムがなかなか良い奴でした。
エディが誤報記事を書かず、(映画でも職を失い、婚約者にも去られたが、)スパイダーマンを逆恨みすることもなく、かつシンビオートがスパイダーマンに宿らなかったら、この映画のようなヴェノムがまず誕生していたのかなと思います。
ヴェノムはウェブも使えないのに怪力で暴れ周り、かなり強かった。
むしろライオットが思った程強くなかった。
画面が暗く、またヴェノムもライオットも、シンビオートは見た目が似ているから、判別するのが小難しかった。
ラスト、カーネイジになるであろう、あの人物の登場もあって、今後の期待がより増した。
はやくスパイダーマンとの対決をスクリーンで鑑賞したい!
めっちゃ面白かった
ロッテントマトの評価が悪かったから期待しないで見たらめちゃくちゃ面白かった
ダークヒーローものだけどヒーロー映画の王道をテンポよく踏襲してるしギャグもほどよくあって飽きない
なんだけどもヴェノムが悪であるが故に起きる問題もある
例えば中盤で警官は食うな!ってセリフがあるけど逆に言うと警官以外の悪人は食い殺してもいいのか?って疑問
彼らだってライフ財団に雇われてただ任務を全うしてる人間である
何もレイプ犯や快楽殺人鬼を相手にしてるわけではないし最後の強盗犯も殺人を犯したわけではない
ダークヒーローものは主人公が完全な倫理観を持つ聖人ではないから敵は相対的により悪であるという描写が要るんだけど完全に悪と言える存在はこの映画ではドレイクとライオットしかいない
しかもそいつらに限って喰い殺さない
ただロケットと心中させるだけ(嫌いじゃないけど)
けどダークヒーロー映画にそこまで納得のいく殺しなんて求めてはいけないな…とも思う
だってダークヒーローなんだもん!気にすんな!で片付く問題
あと主人公達は地球外生命体が地球を滅ぼしに戻ってくるから、それを食い止めるという目的に向かって動く訳だけどそれにあまり危機感を感じない
そもそも地球侵略して宿主が居なくなったらどうすんの?また別の惑星探すの?
っていうかあの程度の火と音にやられるなら僅差で人類勝ちそう(勝てなかった世界がクワイエットプレイス)
だからエディー!奴らから地球を守ってくれー!って感じにはならない
けどダークヒーローものにそんなのは要らないな…とも思う
だってダークヒーローだぞ!気にすんな!で片付く問題
あとヴェノムの心変わりが早すぎる
エディと同じ負け犬(シンビオート界隈でもそういう人間臭さがあるのは大好き)で心身ともに親和性が抜群だったってのと
人類自体に魅力を感じたってのと
侵略された後の地球では自分は今までと変わらないと分かってる(同じ世界での負け犬の自分より違う世界での孤高の自分を選んだ)っていう3つの展開が悪からダークヒーローに転化できるのも納得のいく動機で最高だったんだけども
もう少し時間をかけて目覚めていっても良かったかな?とも思う(やったらやったで今度はテンポが悪いとか言うキチガイ、ある意味寄生体より悪質)
まあそんなことはこの迫力ある映像とヴェノムのかっこいいビジュアルの前では些細なことなんだよ!
見た後はみんなで言おう!
ウィー…ァー…ンヴェノムゥ…
美味しいはずなのに、薄味で物足りない
エディとヴェノムのコンビはなかなか面白い。
またこの二人を見たいと思う。
けれどそれは、今作が面白かったからというより、物足りなかったからだ。
面白いはずなのに、いろいろ足りないのである。
設定はあれこれあっても、活かされない。弱点くらいはちゃんと利用されてたけど、それ以外、はて、なにか使われたっけ?
たとえば、ヴェノムがエディを気に入った、あるいは、ちょっとこいつ助けてやろうかと思ったのは、彼も自分の世界では負け犬だからだというのがある。けど、それが分かるシーンがない。
リーダー格のライオットと普通に戦ってるし。ライオットも、ヴェノムのくせに生意気な!みたいなことも言わないし。
それなのにヴェノムはエディに肩入れし、最後は身を挺して(!)エディを守ってくれる。だから正直、パラシュート兼盾になってくれるところも、ぐっと来るより「なんでそこまですんの?」という変な驚きがまさってしまった。
ヴェノムがなんだかんだ言ってもいい奴なのか、それとも今後どう転ぶか分からないのかも曖昧だ。
個人的に、ドラッグストアのシーンは興味深い。ヴェノムという力がないときは棚陰に隠れたエディが、力を得た後は正義を行使するわけだが、これは、力がないときでも勇敢で高潔だったキャプテンアメリカと好対照をなしている。
ヴェノムは、本来ヴィランである。
力を手に入れたエディが、独善的で感情的、自分勝手な正義を振りかざす内に、気に入らない奴は食うというモンスターになったとしても、おかしくはない。
そして少なくとも今作内では、彼等がちょっと怖いけど案外お茶目なヒーローになるのか、モンスターと化していくのかは、まったく分からない。どっちつかずな描かれ方だ。
自分としては、二人が信頼や友情を覚えつつヒーローのように戦うのも見てみたいし、悪に傾いていくとしてもそれもまた見てみたい。
そんなわけで続編は、キャラ紹介しなくていい分尺に余裕ができるんだから、もうちょっと濃いめの味付けでお願いしたいな。
なんだこりゃ?
寄生されるまでのくだりがすごい長い。
ヴェノムがなんで良い者になるのかが弱い。
ヒロインがぶさいく。
研究所がステレオタイプ。
主人公を殺せるシーンがやたらとあるのに、トドメを刺さない。
アクションシーンも想像通りで、驚きがない。
俺たちの誕生を喰わせてやるぜ~!
アメコミが映画界を大席巻の中、何もヒーローだけが活躍してる訳じゃない。
アンチな俺ちゃんが人気者になったり、悪党でチームを結成したりと、ヴィランにも活躍の場が。
そして、また一人。
ヴェノム。
スパイダーマンの敵キャラで、中でも屈指の人気キャラ。
アメコミにそれほど詳しくなくてもその名は知っていたし、単独作の企画も随分前からあった。
やっと、お目見え!
マーベル最凶ヴィランの一人と言われるだけあって、その暴れっぷりは痛快!
まだ寄生段階から触手のようなものを伸ばし、相手を鷲掴み!突き刺し!
そして、ポスターの強烈ビジュアルの姿を現してからは、凶悪パワーをさらに発揮。
相手を軽々と投げ飛ばし、ビルもよじ登り、ジャンプ力も驚異的。
極め付けは、牙と舌とよだれを惜しみなく見せて大口を開け、相手の頭をパクリッ!
まさしく、宇宙からやって来たモンスター!
演じたトム・ハーディの魅力も大きい。
『スパイダーマン3』で登場した時は、演じたトファー・グレイスが小柄で華も無ければヴェノム自体もインパクト薄だったが、元々大柄で筋肉質のヴェノムにタフなイメージのトムがぴったり。(昔、友達がヴェノムのイメージはシュワちゃんって言ってたっけ)
でも今回のトム、単なるタフ野郎ではない。
記者エディ。
在籍中は熱血漢で漢の色気も充分。
ある企業の悪事を暴こうとして失職し、人生も恋人も失ってからは、不甲斐ない惨めっぷり。
ヴェノムに寄生されてからは、精神異常&言動イカれた怪演。
ヴェノム化してからは、パワフルな熱演。
その巧みな演じ分けはさすが実力派でもある。
トムの魅力と演技も相まって、ヴェノムに寄生されてからやっと面白くなった。
そう、それまでの前半はとにかく平凡で退屈なのだ。
ストーリーも設定もあるある。
落ちぶれた主人公。元恋人。
悪徳企業の陰謀。ステレオタイプの悪人。
主人公は再起を図ろうとするが、事件に巻き込まれた事により、運命が大きく変わる…。
こんなの、5分もあればある程度話は出来上がる。
寄生されてからの中盤のカー・アクション、クライマックスのもう一体のヴェノム=ライオットとの壮絶バトルは迫力の見せ場充分だが、それでも難点が。
残虐なヴェノムだが、過激なバイオレンス描写を期待すると、割りとそうでもなく…。
エディとヴェノムの“会話”はユニークだが、もっとブラックなユーモアあっても…。
次第に“バディ”になっていく2人のドラマ性もお粗末。
それから、結局は強敵現れてそれと戦うという、ヴィランがヒーローになっちゃうラストの展開…。
これじゃあせっかくヴィランを主役にした意味が無い。それとも、元々ダーク・ヒーロー路線だったのかな…?
作品としては、面白味や個性は充分でも、まだそれらは発揮出来ずと言った感じ。
ヴェノム誕生~紹介編。
アメコミ映画って1作目は無難な作りでも、2作目から大化けする事も多い。
果たして、ヴェノムも…?
その時は“俺たち”で、アメコミ映画界を食い散らかしてやるぜ!
ヒロインのアンに、ミシェル・ウィリアムズ。
実力派の彼女の本領発揮とは残念ながら言えないが、この手の作品への出演は珍しく、何だか新鮮。
アンはコミックで女ヴェノム=シーヴェノム化し、ミシェルのアクション共々見れるかは…、お楽しみに。
マーベル・コミック作品なので、あのじいさんの出演やエンディング後のオマケ映像は勿論。
オマケ映像は2つあり、1つ目の方に出てきたキャラはまるで知らなかったが、後で調べてみたら、こりゃもう完全に続編やる気満々ね。
2つ目は蛇足であった。
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