ヴェノムのレビュー・感想・評価
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宇宙開発と非人道的な人体実験
トムハーディ扮するジャーナリストエディブロックはライフ財団の取材に訪れたが攻撃的取材でクビになった。ライフ財団では地球外生命体を人体実験していた。研究者から救助要請もあったためエディはライフ財団に乗り込んだ。
宇宙開発と非人道的な人体実験。狂気の世界に巻き込まれたエディ。寄生するなんてね。
演出は文句無しの楽しさ。だが、脚本はもう一捻り欲しかった。
ヴェノム2を前に再鑑賞。最初に観たのは飛行機の中だったので、改めて家で落ち着いて観た感想。
悪役のイメージが強めのトム・ハーディがコミカルにダメ男を演じているのが楽しい。そこに"バディ"の様にヴェノムが絡んでの掛け合いが、緩い漫才の様で心地良い。
利害の一致、ある種の友情。だが、イマイチストーリーの薄さが気になってしまう。MARVELの中でも少し異質な軽さ。せっかくのミシェル・ウィリアムズも少し浮いていた感がある。
そんな軽さの中に1人でガチなリズ・アーメッドが好演。『ナイトクローラー』『ゴールデン・リバー』など素晴らしい演技だったが、今回も頭脳明晰でサイコな役がとにかく似合う。
ストーリーとしては至極普通な展開で、分かりやす過ぎる伏線。『スパイダーマン』の延長線でとりあえず抑えておくくらいか。
お気に入りのダークヒーロー
マーベルシリーズをあまり見たことない人には刺さる映画だと思う。自分もそのうちの一人だった。
ヴェノムがなぜ主人公を相棒にしたのかだけはよくわからないがおもしろかった。
まず、ストーリーについてだ。先ほども言ったようにマーベルシリーズをあまり知らない自分からするとおもしろかった。主人公のあを相棒として選んだヴェノムが地球を守ろうとする理由も明確であまり矛盾やストーリーが欠けているところがなかった。
そして戦闘シーンを含めた映像の質だが。これは最高だと思う。この手の映画はよく「なんかあのエイリアンすこーしだけバグってる」「なんか動きが変」となるのだが全くそういうのがなかった。アクアマンのような映像を美しく見せるようなシーンはなかったためまだ作りやすくはあったかもしれないが、映像の質はよかったと思う。戦闘シーンはいったいどうやって撮影しているのだろうか。あそこまで動きが速いシーンを人間を交えて映像にするのは大変だったと思う。
ストーリーのおもしろさ(マーベル好きやこの手の戦闘系映画がすきなひとはすぐに想像できる展開かも)戦闘シーンの質の良さ、そしてトム・ハーディをはじめとしたミシェル・ウィリアムズさん、リズ・アーメッド等出演者の演技の良さに星4つの評価をつけたいと思います。
トム・ハーディはまってますね
スパイダーマン
警官たちは悲惨
総合:60点 ( ストーリー:40点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
とりあえず怪物にも怯むことなく挑んでいく勇敢で無実の警官が多数殺されて食べられたことについて、作品中でお咎めが無しというのが驚いた。結局彼は悪者だったし、今後も悪いことをしそうだ。でも相手が無名のその他大勢だったら今後も悪いことをしてもこのまま突き進むのかな。悪役ならばもうちょっと悪役ならではの悪の深みが欲しい。勝手に相手の実力を測ることも出来ずに取材で喧嘩を売る幼稚さもあるし、あまり好感を持てない主人公だった。
演出も昔ながらの漫画的な単純さと幼稚さがあり、全体として軽薄な印象。映像はハリウッド大作らしい金のかかったものだった。映像と活劇を楽しむにはそれなり。
まぁ普通
物語を捨ててキャラ萌えに振り切った作品
のっけから“何らかの理由で宇宙船が不時着した”っていう時点で『あ、これストーリー重視じゃない』って判断して見たけど話の構成もね・・・荒すぎっていうね。
前半部分の落ちぶれるまでの説明に尺使いすぎ(致命的に面白くない部分)、チェイスシーンに注力しすぎてラストバトル短い、登場人物の心理変化の大雑把さとか色々と難有りでストーリー重視の人には論外でしょう。
ただですね、ヴェノムの荒々しさと流動アクションの表現の凄さ、何より【ご主人大好きなワンちゃん(口悪いけど)】みたいなヴェノムに不覚にも“萌え”てしまったからそこまで悪い印象は持たなかったのです・・・惚れた弱みっていうんですかね?この場合。
とりあえずストーリ重視の人にはおススメしません、ただし強烈なギャップ萌えを見たいのなら鑑賞の価値は十分あると思います。(萌える対象はあんなガチムチの真っ黒お化けだけど)
後、エンディングのおまけは置いてけぼり喰らう事でしょう。
【続編が待ち遠しい。久しぶりに映画館で観たいと思ったエンタメ映画】
・2018年公開のアメリカのスーパーヒーロー映画。
・スパイダーマンの宿敵として有名なマーベル・コミックのキャラクター「エディ・ブロック(ヴェノム)」の実写化映画。
・記者として働く主人公エディ・ブロックは、表向きは健全だが裏ではホームレスを利用して人体実験を行うライフ財団を追い詰めようとするが、権力に負けて職をなくし、恋人もなくしてしまう。半年後、知り合いがそのライフ財団に使ったことを知り、助け出そうと施設に向かうと、施設で研究対象となっていた地球外生命体(=ヴェノム)に寄生される。それを知ったライフ財団リーダーのドレイク(その力を手にしたいドレイク)に追われるエディ という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・エグイ身形のヴェノムが好きになってしまう妙
・ヴェノムとエディの関係が素敵
・戦闘シーンがかっこよい
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[物語]
・前情報なしに観ました。なんとなく「アメコミの悪モンスター」だと思っていましたが、全然違いましたね。笑 人情味あふれるモンスターじゃないですか。しかも、スパイダーマンと異なるのが、エディに寄生したモンスター「ヴェノム」そのものが意思を持つ人間のような生命体。つまり、2人で1人の状態。喧嘩しあいながらもどこか心が通じ合っているエディとヴェノム、その構図が良い。
・ヴェノムのような寄生虫は1体だけでなく、同じ種族の複数のモンスターが地球を征服しようと潜んでいた。が、ヴェノムは寄生したエディに感化されて、地球を同種族から守りたいと思うようになる。そのベースストーリーは素敵な流れで好きです。しかし、ヴェノムがそう心変わりしたきっかけが少し弱く感じてしまいました。 おそらく、そこはそんなに重要ではなくて、そういう流れの中で、ヴェノムとエディが協力して、ライフ財団や同種族の敵に立ち向かう姿、がエンタメ的な見どころなのかなぁ、と理解しました。そして、その通りに面白く観れるエンタメ映画でした。
[演出×映像]
・寄生虫としてのスライムのような粘っこく糸を引く感じが、ものすごくリアルに、作り物感を感じないくらいリアルに表現されています。これが戦闘シーンではスローモーションにされたりと、さらに細かく描かれるので、普通にみれば気持ち悪い糸引く粘っこいものがかっこよくすら感じます。凄い、の一言です。もちろん、戦闘シーンのカメラワークやVFXもかっこよい。テクノロジーの進化を余すことなく取り入れており、今だからこそ観れる愉しめる映像だと思いました。
・人間を食べようとするヴェノムを諭すエディ。それを素直に受け入れるヴェノム。そんな二人のやり取りを観ているだけで、不思議と温かい気持ちになります。ポスターでは気持ち悪くエグイモンスターの映画、としか思っていませんでしたが、観終わったころには、そのモンスター(ヴェノム)が好きになってしまっています。ただ強いヒーロー、だけではなくドラマチックに共感させてくれる演出がとても良かったです。
[音楽]
・20世紀の有名SF映画のような壮大なBGMは、終盤の戦闘シーンをさらに盛り上げてくれます。物語ともしっかりあっていて、映像をさらに盛り上げてくれる素敵なBGMだと思いました。
[演技・配役]
・エディ役のトム・ハーディさん。調べてみると映画「レヴェナント:蘇えりし者」や「インセプション」など、観たことあるはずの映画に出演されていましたが、記憶には残っておりませんでした💦 しかし、今回のエディ役でどことなくイケてないけど正義感もある2枚目的な役柄がものすごくしっくり来ていてよかったです。エディはかっこよすぎてもNG!ヴェノムと一緒に試行錯誤しながら楽しく過ごしていくのがぴったりな気がします。
[全体]
・最近、AmazonPrimeで色んな映画を観ていましたが、久しぶりに、「映画館で観るべきだった!」と思えるエンタメ要素満載の映画に出会いました。そのキモエグイポスターから観るのをためらっていましたが、実際に観てみると面白さとキャラクターの愛嬌の良さで一気に好きに。食わず嫌いは良くないな、と改めて感じさせていただきました。
・また、登場人物がどの人も憎み切れないところ(完全な悪者がいないところ)も好きなポイントでした。エディの元婚約者のアンも、そのアンが現在交際している医師のダンも、皆優しい。ライフ財団のドレイクですら、人類の先をどうにかできる信じているがために狂人のようになってしまっているだけで、実はものすごい純粋な人間なのかと。戦争映画やサスペンス映画を観ていると、必ず滅茶苦茶悪い奴がいて、その胸糞感がありますが、この映画では一切胸糞感を感じることなく楽しめるエンタメ映画でした。
・どうやら、2021年に続編も登場するようなので、今度こそ、久しぶりに映画館で思い切り楽しみたいと思います!ありがとうございました。
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#全体3.7 #物語3.7 #演出3.7 #演技3.6 #配役3.6 #映像3.8 #音楽3.7
もっと重苦しいのかと
最高の Tongue Kiss にうっとり
エディとヴェノムが寄生関係から次第にバディの仲になってゆくのが良かった。一心同体。「俺たち」にちょっと泣けました。これは人間と地球外生命体を越えた友情。エディを助けようとアンに乗り移って、背後から敵を呑み込み、そのあとディープキスを介してエディに移ったシーン。
あとで、あのキスが忘れられないとアンがいう。
ミシェル・ウィリアムズいつまでも綺麗。
シンビオートの研究者ドーラもなかなかよかったです。
ヴェノムの弱点はMRIの出す音とエレキギター、ジェット機の音。4000から6000ヘルツって割りと普通じゃん。おじいちゃんになると聴こえにくくなる音域。若い時からロックの聴きすぎで難聴のタフなおじいちゃんに寄生したらいいかもね。
最近見た「サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ」で、長年場末のバーやクラブを回り大音量でドラムを叩き続けてきて、突然難聴になってしまったメタルバンドのドラマー役のリズ・アーメッドがライフ財団の悪人ドレイク役。気持ち悪いメイクのせいか、ぜんぜんわからなかった。
憎めないヴィラン
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