劇場公開日 2018年11月2日

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「物語を捨ててキャラ萌えに振り切った作品」ヴェノム mokusin takataniさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0物語を捨ててキャラ萌えに振り切った作品

2021年12月4日
PCから投稿

のっけから“何らかの理由で宇宙船が不時着した”っていう時点で『あ、これストーリー重視じゃない』って判断して見たけど話の構成もね・・・荒すぎっていうね。

前半部分の落ちぶれるまでの説明に尺使いすぎ(致命的に面白くない部分)、チェイスシーンに注力しすぎてラストバトル短い、登場人物の心理変化の大雑把さとか色々と難有りでストーリー重視の人には論外でしょう。
ただですね、ヴェノムの荒々しさと流動アクションの表現の凄さ、何より【ご主人大好きなワンちゃん(口悪いけど)】みたいなヴェノムに不覚にも“萌え”てしまったからそこまで悪い印象は持たなかったのです・・・惚れた弱みっていうんですかね?この場合。
とりあえずストーリ重視の人にはおススメしません、ただし強烈なギャップ萌えを見たいのなら鑑賞の価値は十分あると思います。(萌える対象はあんなガチムチの真っ黒お化けだけど)
後、エンディングのおまけは置いてけぼり喰らう事でしょう。

木神