生きてるだけで、愛。のレビュー・感想・評価
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屋上で二人話すシーンは何故か視界がぼやけた。 でも何に感動したかは...
屋上で二人話すシーンは何故か視界がぼやけた。
でも何に感動したかは分からない。
終始この魚人みたいな女の顔が無理だった。あと声も。
それに加えて役とはいえ性格悪いしものすごく無理きもい。
タイトルの意味もこの映画が伝えたかった事も分からなかった。
まあ鬱の奴って本当にあんな風に空気読めない事言ったりするらしいってのは聞いた事ある。
鬱の人の生きる大変さを伝えたかったのか?
愛ってなんだ?
そんなどうしようもない何も出来ない奴でも頑張って生きてるのは、ほんのわずかなでも愛を感じられる瞬間があるから?
よくわかんないなあ。
よくわからなかった。
寧子は、津奈木に依存して生きていた。
ひょんなことから、寧子はバイトをすることになった。
バイト先の人達は、寧子のことを受け入れてくれたが、少しのズレで寧子はその居場所を壊してしまった。
寧子は、今まで津奈木に対して思っていた不満を言ってお互いが分かりあえたという内容だった。
この作品は、何を訴えたかった、個人的には何も伝わってこなかったです。
ただ、「私は私と別れられない」という言葉は心に響きました。
素晴らしかった。
映像、音楽、撮り方、演技全てが息を飲むほど素晴らしかった。個人的な体験も加わって冒頭から最後まで泣きっぱなしだった。
編集の仕事に納得のいかない日々を送る津奈木と、精神的に不安定で無職の寧子との同棲生活を描いた話。走る寧子の青いスカート、クライマックスの寧子が裸で踊るシーンがとても美しくて印象的だった。
綺麗なものを、また見たいと思ったから。
泣きまくった
主人公と自分が重なりすぎて、感情移入しっぱなしでした。私もうまく生きられなくて、次こそ頑張ると決めて挑戦してもまた失敗して、泣きながら帰ったりして。この先うまく生きられるのか不安でしたが、この映画を見て苦しいのは自分だけじゃないと思えました。
ウォシュレットと東京五輪
ウォシュレットの話題は興味深かった。ちょっと寧子に共感してしまうほど、水圧で痛いんじゃないかとか、トイレが水浸しになることを恐れて、未だに使ったことがない(家のトイレには付いてる)。むしろ、他の3人が全く平気だと言ってることに驚いてしまったくらい。あ、もしかして寧子と同じじゃ・・・と感じてしまった。
過眠症を含むうつ病。目覚まし時計を何個も並べて万年床状態の寧子。それでも津奈木がコンビニで買ってくる食事には食欲を示す。国民健康保険に入っていないので精神科に通うこともできない。津奈木は3年も同棲しているのに、この辺りは無頓着なのだろうか、せめて保険に加入させて受診することが大事だろ!と最初は冷めた目線で見てしまいました。
多分、“サタデーナイト”というゴシップ誌の仕事が忙しすぎて、津奈木の方も睡眠不足となり精神を病んでいる状態がうかがえたが、そうした二人が妙にバランスを保っていたのだろう。そのかろうじてバランスをとっていた寧子の前に突如現れたのが津奈木の元カノ安堂(仲里依紗)だった。ヨリを戻すためには寧子に自立してもらわねばという理由で、無理矢理バーのアルバイトを決めてしまうという展開だ。この有り得ないような不可思議な設定が本谷流だと思うのだが、それを甘んじて受け入れる寧子も崩れそうな精神状態から抜け出したかったのかもしれない。演出も素晴らしく、三人三様のそうした心の葛藤を見事に描いていた。
壊れてゆく津奈木(菅田将暉)の描写もなかなかのもの。俳優業として多忙な彼も、もしかすると地で疲れ切った演技もこなせたのかもしれない。ブチ切れたせいで、ボツとなった「東京五輪そこにある危機(だったかな?)」という記事を入稿してしまう。一種のブラックジョーク的なネタではあるが、忖度しまくりの現政権下においては、タブーとも思える五輪ネタを映画の中で堂々と扱うこと自体が勇気のいることだと思う。
分かり合える一瞬のために生きる。別れたくても自分とは別れられない・・・津奈木や寧子の発する言葉にはかない真実味があり、共感もできる。一瞬のために3年間苦労することも哲学的かもしれないけど、多分我々の人生においては必要な時間なのだろう。彼らの未来、津奈木はそのまま不眠症からくる睡眠障害を患い、寧子とは逆のタイプのうつ病になっていく気がする。うつ抜けしつつある寧子とは丁度いいバランス。さらにお互いを深く知るきっかけになることだろう・・・
なんだろう。
かなり期待して観ました。
まず、この映画の感想を的確に表現できる人がいるならば私はその人を心から尊敬できます。
自分は学生です
趣里さん演じるヤスコを最初は、何だこの人は、という目で見ていました。ですが、見るほどに惹かれてく。もがいて、苦しんで、周りの人に自分を見透かされてる気がして、辛くて、辛くて、ああ。
この感情に似たような体験をしていた私にとっては、とても心にくる映画でした。ずしっと重く。
ただ、友達に安易にオススメできる映画ではない気がしました。終わった後の虚無感というか、なんだろう。
綺麗な青、赤、生き方
バイトが決まり、シャワー室で叫ぶシーンでこの映画好きだと確信しました。
前向きと後ろ向き、色んな角度で心をぐるぐるに混ぜて、弾いて、強く引っ張られた。
あとはもう言葉にできないですが、
生きるのが下手で大好きだった人に
痛みを解ることも取り除くこともできないかもしれなけど、その生き方は綺麗だと思う。
と伝えたことを思い出しました。
観てよかったです。
ほんの一瞬だけでも分かり合えたら
不器用な男女の異色なブストーリーで趣里の演技力に圧倒される作品。「私は私と分かれることが出来ない」この言葉が胸に突き刺さり心に響いた。そして人は皆、ほんの一瞬の喜びのために生きている。
2019-5
人の生き様を美しいと感じる、その中で愛を感じる映画
悪くなかったし、いつかもう一度観たいと感じた。
レビューを見ていると躁鬱の病を抱える主人公に対する感想やその病気への表現に対する賛否が多いが、
この映画が伝えたいことは、この病が大変であるということを表現したいわけではなく
その中で描かれる主人公二人の関係性、また生き様の美しさを表現する映画なのだと思う。
この映画の一番の肝である屋上のシーンから最後に二人が抱き合うシーンまでは
決して説明的な表現ではなくタイトルの意図を伝えていたと思う。
個人的には、わかり合っている時間や愛し合う時間がどれだけあるのか長さも大切かもしれないが、たとえ一瞬だったとしてもその積み重ねを確認する事、向き合おうとすることが大切であるのだと、教えてくれた気がする。
ストーリーや他のキャラクターや登場人物の関係性が今ひとつ掴めず3にした。
彼女は実在する
3年程前まで彼女は本当に居ました。
バイトは一度も出来なかったけど。
10年程前、僕は彼女と別れました。
「私は私と別れられない」
本当にその通りです。本人は何とかしたいと思い、
行動するが、その度に些細な事から感情の爆発。
そして絶望。その繰り返し。
頑張ろうとしない事が一番だが、
本人も周りも口にしないが、頑張れたらいいな
と思ってしまうが故に、チャレンジ、失敗、爆発、
また絶望。誰にも止められない。
確かに、動く瞬間のパワーは凄く、
冗談だと言う人もいました。
でも、体が言うことを聞かないのです。
病院にもたくさん行きました。
たくさんの人にも会いました。
祈りました。
本当に綱渡りの人生。落ちそうになる度に
必死にロープにしがみつき、前に進みましたが、
体を壊して、逝ってしまいました。
でも、走り出した瞬間に見せる輝きは
本当に美しいと思いました。
(本当に走るのではないですが)
でもそれ以上、一緒に歩む事は出来なかった。
今でもあの瞳、笑顔の美しさは思い出します。
本当にある話の一つです。
現実の地獄、泥の中で、苦しみ、もがき、
戦い、一瞬の輝き、堕ちる、もがく、
生きてるだけで、愛。
本当の話です。
痛いほどの生き様
やっと予定があったので見に言って来ました!公開からかなり日が経つのにほぼ満員でした!
主人公に共感するのは難しいお話。だけども本当にあるお話。人生の痛みを見せてくれるお話。
鋭いほどの狂気と愛。
寧子の立ち直りたい気持ち、できない自分、優しさを知り痛みを感じる。
彼女のどん底のような日々から抜け出すためのもがき苦しむ過程が、ラストシーンはとても綺麗に見せてくれました。
混乱すると顔を洗ったり水を浴びたり、何かを拭いたい気持ちの表れなのかなと、
1つ1つに人の弱さを見せてくれる作品でした。
みにいってよかった!
めんどくさい
きっと一定数こういう人は世の中にいて、その他大勢の人はこういう人を理解出来ない。なぜなら自分は出来るから。
そういう人がサボってるように思えるし、イライラする。自分に関わってきたら最高にめんどくさい。
その中でそういう人も自分でそういう人間だとわかってる。なんとかしたいとは思ってる。でもなんともならないず苦しんでる。
そんな関係を主人公とバイト先の人達でかなりわかりやすく描いている。あまりに世界が違いすぎると!絶望!そんな感じを映画では見てる人に体感させるもんだから、まぁ重たい。気楽に映画見たい、スカッとしたい。個人的には好きなタイプの映画じゃない。でもなんかシコリが残る。そんな映画。
ラスト、それでも一瞬の希望を描く。それこそが映画なのかなと思った。
寧子は自分の中にもいる
予告編を何度もみているうちにとても気になり鑑賞 目覚まし時計がいっぱい並んでいる枕元 病識のある寧子には、今の状態を脱したいという思いが常にあることはよくわかる この数年の間に「就労支援施設」という名の施設が増え、精神障害の方の利用が増えているという そういった障害を前提にした施設ではなく、1回の遅刻でも叱責される普通の職場、普通の社会の中で働く、生きていくには、寧子の症状は「怠惰」で片づけられてしまうだろう それでも社会にとても受けいれられない彼女を応援したくなるのは、自分の中にも寧子が存在するからだと思う スーパーに出かけ、料理を作り、バイトをはじめ、病識のある彼女が自分を変えようとする営みが順調に行くことはむずかしいのだが、こんな思いをかかえている、共感する人は多いのではないかと思う
話題作の続く石橋静河さんの役柄も、津奈木の置かれている立場もギリギリのところで、こういう状態にある人も多いだろうと思う
エンドロールの「協力」というところに引退したセクシー女優の名前があった おそらく本編中スキャンダルの証拠写真として「登場」した彼女だろうが、人間の人生がああいう形で切り取られて堕ちていく、あるいは自分が生き残るために落としていく、そういう社会でみんな生きているのだ (1月6日 イオンシネマ和歌山にて鑑賞)
カレーと焼きそばどっち食べたい?
寧子のギリギリで生きてる感じ、今にも壊れそうな異常感、趣里さんにしかできない役だなと思った。
津奈木と寧子の関係は脆くていつ消えてもおかしくないけど、壊れても不思議じゃないけど、それでも愛し合って欲しかったな、と思った。お弁当を選ばせる時のセリフにお互いの愛があるな、と。生きてるのって本当に疲れるけど、それは多分みんながどこかに必ず愛をぶつけていて、それがうまく噛み合わないか疲れるんだな、と思った。
生きてるから
菅田くん好きで、若いときから全力で恋愛していたのでタイトルから楽しみにしていました。全体的に暗くて重い雰囲気でヤバい女の子。人を愛することは、最初は受け入れてもらえるのですが、想いがうまくいかないとだんだんと重くなり拒絶されてしまい狂気的になっていき、、でも生きているから、感情があり激しく浮き沈みはします。田中哲司さんのあたたかい眼差しが、キュンとしました。
すごく苦しくなったけど、とても良かった
寧子役の趣里の演技がすごい!
本当にそういう人なのかと思うくらいの演技力だった。
見ていて本当にこっちが苦しくなったし、自分も一歩間違えばこういう精神状態になっちゃうんじゃないかと想像しながら見てしまい、より辛くなった。
津奈木役の菅田くんは、明るい役よりこういう陰のある方が好き!!
良くも悪くも本谷有希子の世界
前半キツい、なんでこんなのを見続けにゃいかんのだ、と思ったけども、ハンガーのメモみて一瞬いい顔をするところあたりからだんだん引き込まれていった。結果、自分は本谷有希子の世界がほんとに嫌いなんだとわかったほどに、キャラクターとセリフなんかが既視感ではあるけども、これはその世界をかなりいい感じに映画化できた作品なんだと思った。
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