パドマーワト 女神の誕生

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パドマーワト 女神の誕生

解説

16世紀に生み出され、500年にわたり語り継がれるインド古来の伝記を「トリプルX 再起動」でハリウッド進出も果たしたインドのトップ女優ディーピカー・パードゥコーン主演で映画化した歴史大作。ランビール・シン、シャーヒド・カプールとボリウッドを代表するスターが顔をそろえた。13世紀末、シンガル王国の王女パドマーワティは、メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち、メーワール王国の妃となった。一方その頃、北インドでは叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーンがイスラム教国の王の座を手に入れ、その影響力を広げていった。絶世の美女パドマーワティの噂を聞きつけたアラーウッディーンは、メーワール王国に兵を遣わせるが、ラタン・シンの抵抗によって彼女の姿を見ることさえ許されなかった。凶暴で野心を抑えきれないアラーウッディーンはラタン・シンを拉致し、城にパドマーワティをおびき寄せる画策をするが……。

2018年製作/164分/G/インド
原題または英題:Padmaavat
配給:SPACEBOX
劇場公開日:2019年6月7日

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(C)Viacom 18 Motion Pictures (C)Bhansali Productions

映画レビュー

2.0正史ではないけど、モヤモヤする

2024年1月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

見終わるまで知らなかったけど、インドでは製作段階から様々な噂が流れ、公開が危ぶまれる大騒ぎ。インド映画にしては珍しく、本編前に色々と注釈(宗教関連とか、動物の扱いとか)が入っていて「時代だなぁ」みたいに思っていたのだけど、そういう騒ぎがあったせいだったか。

肝心の本編は壮大なスケールで描かれる歴史絵巻だったんだけど、確かに衣装や美術は凄くこだわっていて美しかったんだけど、イマイチ乗ってこない映画だった。

特にラージプート王とパドマーワティの恋愛パート。なんかあっさりし過ぎてない?
偶然の出逢いで恋に落ちる二人の、愛が高まりあうダンスシーンが、何故ないのか!
わりと真面目に日本公開版だけ「長過ぎるから」という意味不明な理由で切られてるんじゃないかと思ってる。
二人の愛を見せつけて貰えなかったお陰で、物語の波に乗れなかったのよね…。

パドマーワティの美しさを聞きつけ、なりふり構わず我が物にしようとするアラーウッディーンと、彼の忠臣カーフールには歌もダンスもある。
何故だ!何故なんだ!

ラージプート族の伝説が元になっていて、古い時代の物語だから仕方ないのだけど、物語全体も「今そんな話?」と感じてしまうのも残念なポイント。伝説をベースに、笑っちゃうくらい大袈裟に、あり得ないようなアクションとパワーで物語を引っ張っていってくれれば、見応えも違うものになったように思う。

最後に。
これは余計なことかも知れないけど、インドでは「サティ」という寡婦が夫の火葬で焼身自殺をする慣習がある。もちろん今は違法だし、その慣習を止めようと、それこそ16世紀のアクバル帝の頃から努力してきた。
生き長らえてアウト・カーストとして生きるより、貞淑を讃えられて死ぬ方がいい、と進んで身を焼かれる女性もいれば、無理やり炎の中に投げ込まれる女性もいた。
今なお社会の中で制度や差別や慣習や伝統にとらわれ、苦しい思いをしているインドの女性たちにとって、この映画が与える影響はマイナスなのではないか?という疑問を感じる。
いくら本編開始前に注意を入れても、サティを意識せずにはいられないだろう。

そんなことも、イマイチ乗れない要因なのかもしれない。

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つとみ

3.5この女神、覚悟ガンギマリ🔥! これ、美談として描いていいのか…?

2023年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

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たなかなかなか

2.0映画の第一義はハッピーエンドである事( *`ω´)!

2020年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

いや、ウチの個人的な持論だがね?
①映画は二時間以内である事(百分が望ましい)
②ほどほどにアクションシーンがある事
③ほどほどに恋愛要素(や博愛や友情)がある事
④ほどほどにコメディ要素がある事(もしくは重くない事)
そして?
⑤ハッピーエンドである事
↑の五要素は、ハリウッド系に欠かせない。

インド映画をボリウッドと言うらしいが、本作は上記五個に全て当てはまらない(③がギリギリか?)。

その昔。
民は優しく博愛と教養溢れたカルタゴと言う国があった。
彼らは平和を愛する民だったが?
ローマ帝国に滅ぼされてしまった。

正々堂々は良いだろう。
正面からの正義正論も良いだろう。

だが、それは愛する者を護れてこそ言う言葉だ。

北方領土は奪われた。
竹島も奪われた。
尖閣諸島は今まさに奪われようとしている。

日本人よ目覚めよ!!!

邪な大陸や半島にこれ以上、我が国の領土や、愛する女たちや子供たちや母らを蹂躙させるのか?

愛する者を、命を賭しても護れ!

この映画は好きでは無い。
見た事を後悔すらしている。

でも、平和ボケの日本人がコレで目覚めるなら、☆②をつける価値は有るだろう(`_´)ゞ

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えびかに伯爵

4.0豪華絢爛な作品

2019年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

豪華絢爛な作品で美しい。だがあの鼻ピアスだけは生理的に受け付けなかったなぁ笑
ストーリーは神話が原作とのことで、ちょっと宗教的で苦手だった。

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あいわた