パドマーワト 女神の誕生

劇場公開日:2019年6月7日

パドマーワト 女神の誕生

解説・あらすじ

16世紀に生み出され、500年にわたり語り継がれるインド古来の伝記を「トリプルX 再起動」でハリウッド進出も果たしたインドのトップ女優ディーピカー・パードゥコーン主演で映画化した歴史大作。ランビール・シン、シャーヒド・カプールとボリウッドを代表するスターが顔をそろえた。13世紀末、シンガル王国の王女パドマーワティは、メーワール王国の王ラタン・シンと恋に落ち、メーワール王国の妃となった。一方その頃、北インドでは叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーンがイスラム教国の王の座を手に入れ、その影響力を広げていった。絶世の美女パドマーワティの噂を聞きつけたアラーウッディーンは、メーワール王国に兵を遣わせるが、ラタン・シンの抵抗によって彼女の姿を見ることさえ許されなかった。凶暴で野心を抑えきれないアラーウッディーンはラタン・シンを拉致し、城にパドマーワティをおびき寄せる画策をするが……。

2018年製作/164分/G/インド
原題または英題:Padmaavat
配給:SPACEBOX
劇場公開日:2019年6月7日

スタッフ・キャスト

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(C)Viacom 18 Motion Pictures (C)Bhansali Productions

映画レビュー

2.5 インドが凄い

2025年8月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

あまり特にインド映画は知らないのだけど、昔好きだったインドドラマ『ポロス』を思い出して、随分とインド映画も豪華になったものだなぁと感慨深く思いました。内容は伝説なんだからまぁ仕方ないけど、この予算キャストで『ポロス』をリメイクしてくれたらとても嬉しい。

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300

3.0 救われない話

2025年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

全く予備知識なしで、バーフバリやマガディーラ的な話かと勝手に決めてかかったら結論が全く違っていてちょっと萎えました。いや、話が面白くないということではなく、最後は誰も救われないもので、モヤモヤしたものというか心の澱を感じて劇場を後にしました。
CGで、特に最初に出てくる動物があまりにひど過ぎるなど、ところどころで手抜きなのか技量不足なのかがひどいところが気になりますが、映像はスケール感はそこそこ感じられたのでまあまあかとは思います。

歌と踊りはやや控えめです。

バーフバリが偉大な作品であることを再認識しました。

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zem_movie_review

2.0 正史ではないけど、モヤモヤする

2024年1月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

見終わるまで知らなかったけど、インドでは製作段階から様々な噂が流れ、公開が危ぶまれる大騒ぎ。インド映画にしては珍しく、本編前に色々と注釈(宗教関連とか、動物の扱いとか)が入っていて「時代だなぁ」みたいに思っていたのだけど、そういう騒ぎがあったせいだったか。

肝心の本編は壮大なスケールで描かれる歴史絵巻だったんだけど、確かに衣装や美術は凄くこだわっていて美しかったんだけど、イマイチ乗ってこない映画だった。

特にラージプート王とパドマーワティの恋愛パート。なんかあっさりし過ぎてない?
偶然の出逢いで恋に落ちる二人の、愛が高まりあうダンスシーンが、何故ないのか!
わりと真面目に日本公開版だけ「長過ぎるから」という意味不明な理由で切られてるんじゃないかと思ってる。
二人の愛を見せつけて貰えなかったお陰で、物語の波に乗れなかったのよね…。

パドマーワティの美しさを聞きつけ、なりふり構わず我が物にしようとするアラーウッディーンと、彼の忠臣カーフールには歌もダンスもある。
何故だ!何故なんだ!

ラージプート族の伝説が元になっていて、古い時代の物語だから仕方ないのだけど、物語全体も「今そんな話?」と感じてしまうのも残念なポイント。伝説をベースに、笑っちゃうくらい大袈裟に、あり得ないようなアクションとパワーで物語を引っ張っていってくれれば、見応えも違うものになったように思う。

最後に。
これは余計なことかも知れないけど、インドでは「サティ」という寡婦が夫の火葬で焼身自殺をする慣習がある。もちろん今は違法だし、その慣習を止めようと、それこそ16世紀のアクバル帝の頃から努力してきた。
生き長らえてアウト・カーストとして生きるより、貞淑を讃えられて死ぬ方がいい、と進んで身を焼かれる女性もいれば、無理やり炎の中に投げ込まれる女性もいた。
今なお社会の中で制度や差別や慣習や伝統にとらわれ、苦しい思いをしているインドの女性たちにとって、この映画が与える影響はマイナスなのではないか?という疑問を感じる。
いくら本編開始前に注意を入れても、サティを意識せずにはいられないだろう。

そんなことも、イマイチ乗れない要因なのかもしれない。

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つとみ

3.5 この女神、覚悟ガンギマリ🔥! これ、美談として描いていいのか…?

2023年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

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たなかなかなか