ホース・ソルジャーのレビュー・感想・評価
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西部劇のような戦争映画
2001年9.11のあの日・・・
世界貿易センタービル崩壊から始まったアルカイダVSアメリカの
闘いその後
タリバンの拠点殲滅の為に反タリバン勢力と協力すべく
アフガニスタンに送り込まれた12名の実在するアメリカ兵たちを
モデルに秘密任務をベースに描かれた映画
「生きては帰れないかもしれない」
陽気に振舞う彼らの死への覚悟と力強い空からの援軍(空爆)
敵拠点を殲滅する度あがる歓声とガッツポーズ
時折挟まれる含蓄のある言葉
お約束の裏切りと和解
この時代に、反タリバン勢力の200人と共に馬を操り岩山を駆け巡り
敵味方共に最新兵器と同時に展開される銃撃戦
「アラモ」の名を使うジョークといい
戦争映画なのに悲惨さをあまり感じさせずむしろ爽快なのは
なんだか西部劇のそれに似ている
ひとりも欠けず、戦果をあげて帰還した12名の兵
助力があってこそなので映画コピーの
12人VS50000人(タリバン兵)は大げさだけど
アメリカ人が大好きな「ヒーロー」がここにいる
ちょっとアメリカ万歳すぎる気もしますが
この映画、娯楽作としてはなかなかよく出来ています
非公開の実話ベースだから事実はこんなではなかったと思う
出来すぎ感はあるものの、面白かったです
戦士
「事実を基に」の言葉が重しになりました。
9.11後のアフガン戦争に従軍した特殊部隊が、現地の反タリバン勢力と連携しながら戦う物語。
事実を基にした作品のようですが、この「基」って言葉難しいですね。パーフェクトストームでも少し感じましたが、鑑賞する立場からするとリアルを凄く意識してしまい、フィクションと感じる部分があると興ざめしてしまいます。
この映画は極端で、特に最後の騎馬シーンはやり過ぎに感じます。ランボーでもそんな無茶はしないのでは?という感想です。
爆撃シーンを始めとした戦闘シーンの迫力、アフガニスタン軍閥リーダーの人間味や、少年兵との交流等、見どころは多くあった作品だけに残念でなりません。
原題『12strong』。国家機密だった12人の実話。
邦題『ホース・ソルジャー』とあるが、あくまでも移動、戦闘の手段が馬という。
5万人vs12人は決して大袈裟ではなく、言葉も文化も状況も違う国の中に潜入し、切っ掛けを作るという意味では凄い。
雪の降る程寒い山岳地帯という環境に、近代兵器と馬が共存する特異な前線。死を恐れない、死後の幸福を信仰する宗教。タリバンの拠点となる地域を壊滅させる為、反タリバンのドスタム将軍に協力を得る。
外交と機密作戦を並行して行うネルソン大尉を、クリス・ヘムズワースが見事に演じている。マイケル・シャノン&マイケル・ペーニャの、Wマイケルが両脇を固める良い味付け。
序盤40分での"説明・動機付け"から、クライマックスまで一気に観れる展開。緩急織り交ぜつつ、緊迫感はしっかりある。戦争映画ではあるが、お互いがただ殺し合うだけの大味さはない。
実話という根本に絶妙な脚本で、一つの部隊の『任務』に焦点を当てた良作。
任務遂行を「再現」した映画
宣伝用のビジュアル、邦題でずいぶん損してる作品。
もちろん、内容は戦争アクションに間違いないが、アクション要素ばかりが先行するようなイメージを押し出しているので、敬遠する人は多いのではないか。
視点はアメリカ一部隊の作戦遂行に絞っていて、この戦争におけるモラルを中途半端に問うような内容にしていないのは正解。(アメリカの自国崇拝の愚は今更わかりきっていることだから)
この映画の場合、12人の兵士の任務遂行を「再現」した映画、という割り切りかたでいいと思う。
ハクソーリッジのドラマ性には及ばないし、アクションとドラマの比率でいうと、なんとなくフューリーが近いかな。武器たくさん出てくるし。
あと、将軍役が存在感あったな。
欲を言えばイーストウッドに撮ってほしかった。
【9.11直後のグリーンベレー12人 VS 5万人のタリバン兵を主としたアフガ二スタンでの闘いを描いた作品。】
ー「9・11直後に行われたテロとの戦いに身を投じたアメリカ陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の隊員たちの活躍を描いた実録戦争ドラマ」というフライヤーを見て、即劇場へ。ー
・予想を上回るグリーンベレーの闘い方に魅入られた作品であるし、実話とは俄かに信じ難い作品でもあった。
・マイケル・シャノン演じるハル・スペンサー准尉の漢気に涙し、マイケル・ペーニャ演じるサム・ディラーの熟練の技に頼もしさを感じ、家族思いのミッチ・ネルソン大尉を演じるクリス・ヘムズワースの不可能と思われる任務を全うしようとする強固な義務感にも心を動かされた作品。
<ジェリー・ブラッカイマーの映画製作の手腕が十分に発揮されている作品である。>
<2019年10月29日 劇場にて鑑賞>
現代の戦場と馬
レンタルDVDで鑑賞。
これが実話なんだから恐れ入ります…。
9.11直後、反タリバンの現地勢力と組んで展開されたアメリカ陸軍の極秘作戦が胸熱の極み。というか現地の人と組んで戦っていたとは知りませんでした…
指揮官同士が最初は腹の探り合いをするものの、ふたりの間に次第に生まれていく友情がええ感じ。エピローグで語られる後日談も「すげぇ…」と思いました。
クライマックスの激戦にハラハラ・ドキドキ、手に汗握りまくりでした。40連射されるミサイル兵器を攻略するため騎馬隊が決死の突撃! 最高かよ!
マシンガンの銃弾が飛び交い、戦車砲やミサイルが炸裂し、爆撃が雨あられと降り注ぐ現代の戦場を駆け抜ける馬…。音にビビらへんねんなぁ…よく訓練されているのでしょう。
現代の戦場と馬…ミスマッチ感というかアンバランス感というか、不思議とそこにものすごい魅力を感じました。この感覚…「戦国自衛隊」を観たときに抱いたものとそっくり(笑)
余談。
主な出演者がヒーロー映画出演経験者なのが嬉しくて面白かったです(笑)
クリス・ヘムズワース → 「マイティ・ソー」シリーズ
マイケル・ペーニャ → 「アントマン」シリーズ
マイケル・シャノン → 「マン・オブ・スティール」
やっぱり空爆で勝負ついてた
現代の戦争は空爆で叩く先制攻撃が主流。この映画を観ても馬で戦うカウボーイなんかじゃなく、座標を的確に連絡して9千メートルの上空から爆弾を落とすのが主な攻撃。壊滅状態にしてから殴り込むのだ。
ヘムズワースにしてもマイケル・ペーニャにしても、いつもの映画とは違った一面を見せてくれるが、一番光っていたのはアフガニスタン北部の軍閥ドスタム将軍だった。死なんて恐れない、仲間の死だって悲しまない、そんなユニークなキャラだったのに、彼に「アメリカが来たから勝てるぞ!」というクサい台詞は似合わない。
結局のところアメリカ万歳映画でしかないわけだが、兵士の数はともかくハイテク戦闘機とか技術面では圧倒的なのに、これだけ勇者として崇めてもいいものだろうか・・・。まぁドスタム将軍が英雄なのは理解できるが。
男気溢れる12人
実話を元にした映画ということだが、
『9.11直後、敵勢5万人対し、たった12人で戦いに挑んだ米軍騎馬隊』
このコピーはいただけない。
敵が5万人いたかどうかは別にしても、実際には空軍と連携しての空爆と、反タリバン勢力200人も一緒に戦ったわけで、まるで米陸軍特殊部隊12人のみで戦ったかのような、誤解が生じる表現はマズイだろう。
それでも、空爆あり、ロケット砲あり、激しすぎる銃撃戦ありのド迫力の戦闘シーンは圧巻である。
主人公の大尉をはじめ、勇敢で漢気溢れる12人は素直にカッコイイ。
しかし、この手の映画を観ると、毎回同じことを思うのだが、たとえ大義があろうと任務であろうと、所詮戦争は人殺しに他ならない。
やっぱり戦争はよくない。
そして戦士にも家族がいることを忘れてはならない。
妻や子供たちがどんな気持ちで、夫を、父親を送りだしているのか。
どんな気持ちで帰還するのを待っているのか。
出征前夜の家族とのシーンは、複雑な気持ちにさせられる。
それにしても、不運にも重傷を負ったひとりを除いて、12人全員が無事帰還を果たしたのは奇跡的だとしか言いようがない。
あんなに激しく銃弾が飛び交う中、ヘルメットすら被っていなかったのだから。
戦争ものが嫌いでない方には、是非ご覧いただきたい作品だ。
9.11後、初の反撃
9.11の仕返しのため、アメリカ軍特殊部隊12名がアフガニスタンに派遣される。
目標はアルカイダに協力するタリバンの幹部で、反タリバン勢力を使って殲滅しようとする。
実話なので戦闘シーンの迫力は半端なく、とても怖い。
良い感じの戦争映画
アメリカ万歳映画
劇場予告編の謳い文句は嘘だと知ってた。
「たった12人で敵勢5万に挑んだ米軍騎馬隊」を謳い文句に映画館でかなり予告編が流れていた本作。
劇場ではスルーしましたよ。大袈裟ですし。
実話ネタなんですが、米多発同時テロ後、アルカイダ撲滅の為、米兵12人でアフガニスタン重要拠点「マザーリシャリーフ」を征服しようとする話。
大半は敵拠点制圧作戦です。
大半は米軍機の空爆で相手死んでます。
敵勢5万は盛り過ぎです。
米兵12人は1人も死にません。
残ったのは地元将軍ドスタムと米軍ネルソン大尉の友情だけです。
戦争シーンはいいんだけど、最近の映画の割には中味が淡白。
残念。
実話ん元にした逸話
とにかく勇ましく頼もしい男たち
vs5万が、ピンとこない。
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