劇場公開日 2018年11月23日

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「伝えたい事。」ギャングース yztaka16さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5伝えたい事。

2018年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

まず、コミック原作映画であること。
それは忘れた方が良い、
いや、忘れてはいけないんだけれど。

つまりその原作コミックを通して作者の両氏が「伝えたい事」、
問題と言うか、事実と言うか、その事を、入江悠が映像にした。
それも、予備知識無く入り込めるエンターテインメントにした。
そういう意味では原作はコミックだが、
大切なのはその「伝えたい事」だ。

主役の三人をはじめ、敵対する反グレ集団の面々も
三人をサポートする人々も特徴的で
他では見せない表情をみせる。

綿密な取材に基づく表現はリアルで、
裏事情用語や、一般には知られていない情報が
随所に織り込まれている。
自分もちょっとワルになったような気持ちになる。
その感覚は、ヤクザ映画や不良映画やヒーロー映画に近い。

しかしこの映画を楽しんだ後には
前述した「伝えたい事」がはっきりと心に残る。

それは入江監督の下、この映画に関わった全員が同じ方を向いて、
その「伝えたい事」を共有して撮影が行われた成果なのだろう。

原作者が、監督が、役者が、スタッフが
「伝えたい事」とは何か、どんな気持ちになるのか。

私は、優しくなろうと思った。
そして繰り返しみようと思ったし、
大切な人にはみてもらいたいと思った。

dude
junjunさんのコメント
2019年9月19日

お返事ありがとうございます。貴方様がご覧になる映画がとても好きで数は少ないですが楽しく観させていただきました。いつの日かまたご一緒出来ますことを願っております。

junjun
dudeさんのコメント
2019年8月27日

junjunさん コメントありがとうございます。

そして、私の拙いレビューをみた上で、この映画を鑑賞していただき、
ありがとうございます。

劇場でもDVDでも、どんな形でも、一人でも多くの人が観てくれることがとても大切な作品だと思います。

私もDVDを購入し何度も観ましたが、その都度、発見があります。

それはきっと、作った方のひとり一人が「伝えたいこと」を
共有していたからならではの成果だとおもうのです。

dude
junjunさんのコメント
2019年7月13日

あなた様のコメントを読ませていただいてから映画を観た者です。作った方皆さんの強い想いを感じた作品でした。
大切な人とまた改めて観たいと感じた作品でした。

junjun