X-MEN:ダーク・フェニックスのレビュー・感想・評価
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支離滅裂な展開
これが最後なのか?
で?
アベンジャーズが終わり、心にぽっかり空いた穴はなかなか埋まらない。
そんな中、良さげに見えた予告編がこの作品。
これまでX-MENをよく観ていたわけではなかったが、映画館に行こうと思っていた。
だが、タイミングが合わず、今回待望のVOD観賞となった。
おそらくはずっとファンの方々なら、レイブンの死に心動かされるのだろう。
だが、私にはエモーショナルな感情は湧いて来ず、平坦だった。
それでは、アクションものとしてエンターテイメント性が高いかと言われれば、
これもまた侵入してきたエイリアンを撃退しただけでひねりはなかった。
終始、キャプテン・マーベルが想起されたが、それにはかなり及ばないと感じた。
育ての親の何が間違っていたのかわからないし、ラストも、で?という感じで尻切れトンボ。
VODで十分だった。
前作までに積み上げた前フリを全部台無しにする中途半端にも程がある駄作
1975年、念動力を持つ少女ジーンは家族とドライブ中に事故に遭遇、孤児となってしまう。1992年X-MENのメンバーとなっていたジーンはスペースシャトル、エンデバー号の救出ミッションに参加するが、太陽フレアに飲み込まれてしまう。瀕死の状態で救出されたジーンだったが、事故によって自分の中で強大な能力が発動したことを知る。
正直、めちゃくちゃ残念な出来。前作『~アポカリプス』が80年代カルチャーをうまく取り入れて当時を知る者としてはなかなか楽しい出来だったのに対して、本作はせっかく90年代を舞台としているのに当時の時代考証が壁紙程度の効果もない。前作、前々作でお約束となっていたクイックシルバーが超高速で活躍するシーンもなし・・・そこは時代的にパール・ジャムとかニルヴァーナとか使うところちゃうんか!?これは今回初監督のサイモン・キンバーグの力量不足なんでしょう。よってブライアン・シンガーの演出手腕がいかに優れているかが逆に浮き彫りになりました。監督曰くシリーズ中で最もリアルでダークなんだそうですが、ミュータントが活躍する話がリアルなわけがないし、2作かけて丹念に積み重ねてきたキャラクターがここにきてさっぱり生彩に欠けているし、肝心のアクションシーンがどれもこれもこじんまりしててB級のバッタモンでも観てるような錯覚すら覚えました。そもそも世間の評価も辛かったし、どうも世界的に興行成績も伸びず製作予算とトントンくらいしか稼げてないみたいなので宣伝費とか考えたら大赤字なのかも。演出サイドの力量不足もそうですけど、こんな中途半端な出来の作品によくもまあGOサイン出したねぇと製作サイドのジャッジの甘さも目に沁みます。それを考えると『ローグ・ワン』とかがっつり再撮影させたディズニーはちゃんとしてるなと思いましたね、『ハン・ソロ』はそれでもクズでしたけど。
これまでのテーマを根本から覆すヴィランのチョイスがひどい!!
今までは人間やミュータントを相手に闘ってきたX-MENの今回のヴィランは…シリーズ初の宇宙人。コミックではよくあることだが、映画シリーズでは違和感があるのは事実。
しかも、これまで人類とミュータントの共存をテーマとしてきた作品のラストを飾るヴィランとしてはふさわしいとは言えない。
これが例えば、宇宙人からの脅威には人間もミュータントも関係ない、協力して戦うことで勝利するという方向にストーリーを運ぶというのであればアリなのだが、今回の黒幕が宇宙人だと知る人が生き残っていないことから、破壊行為の責任はすべてX-MENやミュータントに向くわけで平穏な暮らしどころじゃないと思うのだが、なんとなく終わってしまう。
この作品はディズニーの買収による被害者と言ってもいいと思う。最低でももう1作品作るべきだった。
当初の予定がこの作品はあくまでひとつのエピソードであり、次につながる作品であったということを信じたい。
20年以上続いてきたシリーズのラストがこの作品というのは寂しい限りだ
どーしても過去のキャスティングと比べてしまい…。
PVと本作とのギャップあり
MCUでのリブートに期待
やはり強い
アベンジャーズよりもX-MEN
エックスメンだから許せちゃう
ほぼ同時期に公開された『アベンジャーズ エンドゲーム』は個人的にオチが許せなかったけど、不思議とX-MENは許せてしまう。つまりこの作品もオチというか、展開自体はどうなのよ と思った。
もともと最強キャラだったジーンを脇役として連れ回すところからスタート、皆で見殺し疑惑からのスペシャル熱波によるパワーアップ、自分の過去の過ちはあっさりと人のせいにして「捨てやがったな」と破壊行為に走りあわよくば重要なキャラにあんなことをあばばばば・・・
うーん。
こういう展開、最近よく観たよな?って思いながらの鑑賞に。エッセンスは違えど『ファイナル・ディシジョン』のヤング版なので、新鮮さは何1つないよね。
X-MENのキャラクター達の心には残り続ける不安や弱さがあり、この世界を僕たちが守ろうというよりは自分達の人権を外部から守ろう、といういわゆる護りの姿勢に見える。だからジーンがあれだけのドーピング破壊神になっても、彼女を責めるよりまず理解しようという心で接することが出来るのかなと思った。そしてそこに泣ける・・・。
ソフィー・ターナーのクールな佇まいと、瞳に宿る熱のギャップがとても美しかった。
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