X-MEN:ダーク・フェニックスのレビュー・感想・評価
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シリアス過ぎ!DCユニバース出身かよ!
先に注意書きしておきます。
今回は不満な点が多い事もあって、この映画好きな方で批判を聞きたくない方はこのレビューを読むことをおすすめしません。
そういった方は今すぐ離れてください!
それでも良い方だけ聞いてください。
それではいきます。
せっかく20世紀フォックスでの最後のX-MENシリーズなのに、こんな終わり方は納得いかないです!
今回は前作の「アポカリプス」で登場した若き日のジーン・グレイが主人公ですね。
今回も「X-MEN3」のように暴走してしまい、それをX-MENメンバーが止める話です。
今回はハンス・ジマーが音楽をやったり明るいシーンが殆ど無かったりして、シリーズにも増してシリアスです。
ただ、どうにもつまらない!
シリアスで面白くない作品は僕にとって相性最悪です。
デッド・プールの言葉を借りるならまさしく、
「DCユニバース出身かよ!」
やりたかった事は何となくわかります。
ジーン・グレイの能力「ダークフェニックス」を元に、
「Fate ヘヴンズフィール」の衛宮士郎と間桐桜のような関係性と、
「シビルウォー/キャプテンアメリカ」のようなバトル構図で描きたかったのかと。
今回のジーン・グレイとサイクロプスの関係性は「Fate/Stay Night」の衛宮士郎と間桐桜のような感じだし、ジーン・グレイの暴走を巡って「殺そうとする者」と「助ける者」とのミュータント同士の戦いは完全に「シビルウォー」っぽいですし。
ですが、どの要素も中途半端なんです。
まずジーン・グレイのキャラクターについてですが、一応マカヴォイ演じるチャールズのバックボーンはあったものの、特にそれ以外のバックストーリーが無い上にどういった能力やどれだけの威力かが解りにくいです。
あと、アポカリプスまで全然前置きが無かったのにいきなり宇宙に行くのも唐突過ぎます。
何なんでしょう、MCU目指したかったのかな?
あと、ミスティークの事です。
別にジーン・グレイとの関係性も別にそんなに描かれてないし、あの末路も描き方が雑だったので、全然感情的にもならなかったです。
「ファースト・ジェネレーション」や「フューチャー&パスト」は良かったのにな(^_^;)
あの悪役の宇宙人は何だったんだよ!
本当にこの話に必要だったのかが甚だ疑問です。
いや、マジで要らなかった!
せっかくジーン・グレイの話が観れると思ったのに、いつの間にか話がよく解らない「宇宙人」との対決になってしまいます。
とは言え、
製作費が高くかけられてるだけあって、バトルシーンは見物です。
中盤のジーン・グレイを巡るバトルシーンは普通でしたが、ラストのバトルシーンは結構良かったです。
それぞれの能力を存分に生かしているし、スピーディーで格好良かったです!
また、ジーン・グレイとサイクロプスとの関係性は良かったです。
結構長めに描かれてますし、サイクロプスの心情が理解出来て、そこが数少ない感情的になったポイントでした。
ジーン・グレイに関しては冒頭の悲劇のシーンは良かったけど、それ以外は特に印象に残ってないです。
うーん、やっぱり話がごちゃごちゃしてたのでこの映画は好きになれません。
ゴメンなさい。
(余談)
この映画の結末がとあるマーベル映画に似てると言って編集し直したらしいのですが、終盤の展開を観てすぐに解りました。
まんまじゃん(笑)
マーベル版「まどかマギカ」
面白かった
評判悪いと聞いてたし、ジーンが敵だもんなぁとか
思ってたら、やはり自分の目で観ないと分からない
物があるし百聞は一見にしかず。
とても面白かった。
ジーンの過去から物語が始まり、
それがジーン暴走の引き金になって、
X-MENがまたまた崩壊しかけ、
マグニートーとの共闘、結末に向かうと
分かりやすくテンションの上がる作りになっていた。
ジーンに対して、
他のキャラの動機が若干薄い気はしたし、
X-MENにおいて超重要キャラのはずの
レイヴンの扱いがあまりに酷いしあっさりしてたし、
大好きなシルバークイックの見せ場は最初だけ
と納得行かないところもあったけど、
この一本でX-MENの締めだと思うと
仕方なかったのかなと思いました。
僕的にはX-MENはマグニートとプロフェッサーX-の
物語だと思ってるからエンディングの2人のシーンが
観れて良かった。
寂しさも残るけど、アクションシーンも見応えあり
で良い映画だったと思います。
見所も有るんだけどなあ~。
X-MEN大好きな私としてはやはり最高傑作は1、2作目までかなあ。ウルヴァリン事ローガンの最後と共にX-MENシリーズは終わり、無理矢理にファーストジェネレーションに遡り再始動。でももはや、ヒーローというよりキワモノ感が強かった。今作品ももはや、史実は破綻してるし目新しいミュータントも小ぶり。レイブンことミスティークは死んじゃうしプロフェッサーなんか完全な悪役。唯一お気に入りのクイックシルバーだけは映像とマッチして良かったけど。もう今後は彼を主人公にしたシリーズでも良いくらい。ということでエンディングまで??がつく作品は中々にないぞ。
最低のX-MEN映画
X-MENシリーズはこれが初めて
支離滅裂な展開
これが最後なのか?
で?
アベンジャーズが終わり、心にぽっかり空いた穴はなかなか埋まらない。
そんな中、良さげに見えた予告編がこの作品。
これまでX-MENをよく観ていたわけではなかったが、映画館に行こうと思っていた。
だが、タイミングが合わず、今回待望のVOD観賞となった。
おそらくはずっとファンの方々なら、レイブンの死に心動かされるのだろう。
だが、私にはエモーショナルな感情は湧いて来ず、平坦だった。
それでは、アクションものとしてエンターテイメント性が高いかと言われれば、
これもまた侵入してきたエイリアンを撃退しただけでひねりはなかった。
終始、キャプテン・マーベルが想起されたが、それにはかなり及ばないと感じた。
育ての親の何が間違っていたのかわからないし、ラストも、で?という感じで尻切れトンボ。
VODで十分だった。
前作までに積み上げた前フリを全部台無しにする中途半端にも程がある駄作
1975年、念動力を持つ少女ジーンは家族とドライブ中に事故に遭遇、孤児となってしまう。1992年X-MENのメンバーとなっていたジーンはスペースシャトル、エンデバー号の救出ミッションに参加するが、太陽フレアに飲み込まれてしまう。瀕死の状態で救出されたジーンだったが、事故によって自分の中で強大な能力が発動したことを知る。
正直、めちゃくちゃ残念な出来。前作『~アポカリプス』が80年代カルチャーをうまく取り入れて当時を知る者としてはなかなか楽しい出来だったのに対して、本作はせっかく90年代を舞台としているのに当時の時代考証が壁紙程度の効果もない。前作、前々作でお約束となっていたクイックシルバーが超高速で活躍するシーンもなし・・・そこは時代的にパール・ジャムとかニルヴァーナとか使うところちゃうんか!?これは今回初監督のサイモン・キンバーグの力量不足なんでしょう。よってブライアン・シンガーの演出手腕がいかに優れているかが逆に浮き彫りになりました。監督曰くシリーズ中で最もリアルでダークなんだそうですが、ミュータントが活躍する話がリアルなわけがないし、2作かけて丹念に積み重ねてきたキャラクターがここにきてさっぱり生彩に欠けているし、肝心のアクションシーンがどれもこれもこじんまりしててB級のバッタモンでも観てるような錯覚すら覚えました。そもそも世間の評価も辛かったし、どうも世界的に興行成績も伸びず製作予算とトントンくらいしか稼げてないみたいなので宣伝費とか考えたら大赤字なのかも。演出サイドの力量不足もそうですけど、こんな中途半端な出来の作品によくもまあGOサイン出したねぇと製作サイドのジャッジの甘さも目に沁みます。それを考えると『ローグ・ワン』とかがっつり再撮影させたディズニーはちゃんとしてるなと思いましたね、『ハン・ソロ』はそれでもクズでしたけど。
やっぱりこのシリーズは苦手
Xメン ダーク・フェニックス 【2D 字幕版】
鑑賞日 2019 7/9
最初に、自分はXメンシリーズ(特に旧三部作)とウルヴァリン3部作がかなり嫌いで、今作もロッテントマトでの評価が16%と異例な低さだったので期待値はほぼゼロで見に行くことに。案の定退屈で、眠たい作品だった。まず、ジーンが暴走するという話はもう「Xメン3」で見たし、もう一回それを作る必要性はゼロだと思った。Xメンシリーズのいつものオープニングも無いし、Xメンのテーマもない。全体的にテンポが悪いし、必要ないシーンも多いし宇宙人が登場…もはや意味がわからない。1番嫌だったのが、「Xメン アポカリプス」でようやく平和な世界が戻ったのにミスティークがジーンに殺されてしまうところだった。どの時系列の作品でもハッピーエンドが無いこともXメンシリーズが嫌いな原因の一つでもある。
これまでのテーマを根本から覆すヴィランのチョイスがひどい!!
今までは人間やミュータントを相手に闘ってきたX-MENの今回のヴィランは…シリーズ初の宇宙人。コミックではよくあることだが、映画シリーズでは違和感があるのは事実。
しかも、これまで人類とミュータントの共存をテーマとしてきた作品のラストを飾るヴィランとしてはふさわしいとは言えない。
これが例えば、宇宙人からの脅威には人間もミュータントも関係ない、協力して戦うことで勝利するという方向にストーリーを運ぶというのであればアリなのだが、今回の黒幕が宇宙人だと知る人が生き残っていないことから、破壊行為の責任はすべてX-MENやミュータントに向くわけで平穏な暮らしどころじゃないと思うのだが、なんとなく終わってしまう。
この作品はディズニーの買収による被害者と言ってもいいと思う。最低でももう1作品作るべきだった。
当初の予定がこの作品はあくまでひとつのエピソードであり、次につながる作品であったということを信じたい。
20年以上続いてきたシリーズのラストがこの作品というのは寂しい限りだ
どーしても過去のキャスティングと比べてしまい…。
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