「楽しく見られるが、普通だな。火の鳥になったし!」X-MEN:ダーク・フェニックス Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しく見られるが、普通だな。火の鳥になったし!
ジーンの心の闇が、どうにもあさはかに感じる。
自分が、子供の頃、能力を制御できずに
両親共々事故にあう。
父は、実は生きていて、自分を捨てて、
ミュータントのリーダーに預けてられたと知る。
xメンとして、活躍もしている。
実家に戻り、写真がないと嘆く?
父の心を読んで、捨てられたと嘆いたけど、
ミュータントと、人類の共存する世界を目指す戦いをしていた中にいたはずなら、
ミュータントに対する避難の声もたくさん聞いているだろう。父親が、娘ながら、恐れてしまう気持ちも理解出来るはずだと思う。
そして、父と再会し、父の心を読んでしまう。
だが、父の心に娘に対する恐怖の心だけ感じるものなのか?
すべて読めるなら、愛情もあり、手放す葛藤とか、
奥さんを無くした悲しみとかも同時に感じてるはずだ。
ジーンは、実家に帰って、事実、
少女の時の感情で、懐かしい!と言っている。
それは、そこで生活していた時間が幸福であったという
描写に感じてしまう。かえって、落ち着く要素かもしれない。
事実、学校に初めて行った時、自分にはふさわしくないぐらい立派な施設だと思っているし、
そこに送ってきた父に悲しみはあるけど、
憎しみなんか感じるのか?
それでも、自分の感情のコントロールと、能力の制御に悩み、ダークになるなら、そう言う流れにして欲しい。
同僚を殺めてしまうのも、ある意味事故だろうと思う。
最後、フェニックスになったてから、
生きてはいるのかな?ひょっとして、
火の鳥につながったら、面白いぞ?
手塚の火の鳥読んだ事ない人は、是非読んで欲しい。
あー、もうハリウッドで、火の鳥実写化して欲しいな!
ストーリーは、絶対いいので、今のCGで再現できたら
どんなに素晴らしいか!