「煩瑣」X-MEN:ダーク・フェニックス マグナオルタスさんの映画レビュー(感想・評価)
煩瑣
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この映画の評価は自身でも賛否両論が存在している。
X-MENシリーズにはテーマが存在しているが、今回はよりテーマが明確でとてもそのテーマについて考えさせられる作品であったことは間違いない。その点においては、シリーズの集大成に相応しいと思う。また、テーマ曲はこれまでのものとは全く異なったものだったが、悲壮感・緊迫感・終焉がうまく組み合わさったものだった。ただ、X-MENシリーズは総じてタイトルを出すまでに工夫されているが今回はそれがなかった。この点に関してはX-MENシリーズを観てきている身からすると残念ではあった。そして何よりも不思議に思うのはフューチャー&パストにおける歴史改変後のシーンやLOGANでのウルヴァリンがお墓の前で佇んでいるシーンとの整合性がとれないストーリーになっているところだ。最後の作品となる以上、整合性を無視することには疑問を呈する。
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