「女性ヒーロー対決」X-MEN:ダーク・フェニックス aMacleanさんの映画レビュー(感想・評価)
女性ヒーロー対決
新X-Menシリーズの最後の作品とのこと。
ストーリーは、ミュータント側の人間関係を中心に、比較的ドラマに時間を割いて丁寧に描かれていて、好感を持てた。もちろんCGも凄く、このシリーズならではのミュータントが超能力を発揮して大暴れするのは、爽快だ。
どうしてもアベンジャーズ と比べてしまうが、こちらはピリオドという感じではなかったかな。
主人公のジーン演じるソフィー・ターナーと、敵役の異星人のリーダーのジェシカ・チャスティンの対決は、ストーリーでも演技という面でも、見どころのひとつだ。さらに、レイブン役のジェニファー・ローレンスとソフィーの絡みも。
貫禄のジェシカ・チャスティンは、こうしたSFアクションに出演しているのは初めてみたが、クールビューティな風貌が、何を考えているかわからない異星人役にはぴったりではないだろうか。個人的には、ジェニファー・ローレンスとの直接対決も観たかったかな。
X-Men創設者チャールズ役のマカヴォイは、どうしても「スプリット」の印象が強くなるが、本作の独りよがりの正義を貫こうとしながら、優しさを持つ博士の役も捨てがたい。
スピンオフ含めて、新シリーズ製作を期待したい。
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