劇場公開日 2018年9月14日

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「知識は不要。考えずに楽しめる、想像を越えたし烈な戦い。」ザ・プレデター 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5知識は不要。考えずに楽しめる、想像を越えたし烈な戦い。

2018年9月20日
PCから投稿

怖い

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:より高次元に移行した人類とプレデターの戦いに、観ていて手に汗握る。親子愛や戦友との絆が垣間見えるのも印象的。予備知識がなくても、充分楽しめる。
否:ストーリーは、割と有って無いようなもの。グロシーンも勿論非常に多いので、苦手な人には全く向かない。

 過去のシリーズの話題も出てきますが、基本的には特に予備知識がなくても、全く問題ありません。
 歴戦の猛者である主人公が遭遇する、未知の生物。一方で、密かに対プレデター計画を進行させていた当局。本作ではこれまで以上にプレデターの研究が進んでおり、人類とプレデターの激しい戦いから、目が離せません。
 そんな極限状態の中にあって、クインとローリーの確かな親子愛が光るのも見逃せないところです。また、し烈を極める戦いを共にするネブラスカ達との絆にも、思わずグッときます。
 最終的に明らかになる真実も、また衝撃的です。プレデターは何故度々襲来するのか、そして今回の目的にも驚かされてしまいます。
 勿論グロシーンはメチャメチャ多いので、苦手な人は観られませんが、ただの異星人モノでは片付けられない本作を、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド