クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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音を出せない世界のつらさ
エンドロールまで全て観終わった後に、
「はぁぁぁぁぁぁ」
という、大きな、大きなため息をついた
なぜならば!
この映画の世界観があまりにも怖くて
私も、息をしてはいけないような、声を立ててはいけないような
その緊張感に身体をこわばらせていたからだった
世界は、敏感に音を感知する何者かによって支配され
「音を立てたら即死」の状況にあった
そんな中でも、エヴリン(エミリー・ブラント)とリー(ジョン・クラシンスキー)の夫妻は、幼い3人の子供たちと共に、何とか生き延びていたのだが…
これはもう、昔から「うるさいっ!!」と、先生から叱られて生きてきた私には、「はいっ!即死!!」の世界だった!
そして、この映画は、観客をその世界に導くのがとてもうまい!
何度も、何度も、お見事!!
と思った
私たちは、日頃、意識して音を立てていることがある
例えば、人と話しをしたり、物を叩いたりする音だ
そういう音は、我慢をすれば良い
しかし、無意識に音を立ててしまうこともある
ふとした瞬間に物を落としてしまったり、夢中になっていて、音が立つことを忘れていたり…
この「音を立てたら即死」では、そういう音が、とても厄介なのだ
どんなに気をつけていても、どうしても音が立ってしまうからだ
この映画は、その「無意識下での音」をとても自然に取り入れている
あぁ、あぁ、ある、そういう時、音を立てちゃう時ある!!
と思うし、それがとても自然な流れで起きるから「それダーメー!!」と思う
で、音を立てたらどうなるのか??
その耐えきれない恐ろしさは、ぜひ、映画を観て体感して欲しい
さらに、そこに、両親の子供たちを思う愛情も加わって、最後は、怖さと感動で、私の顔はぐちゃぐちゃだった
監督と主演は、エミリー・ブラントと、彼女の夫、ジョン・クラシンスキー
そのクラシンスキーは、脚本も担当しているのだけど、
きっと夫妻で
「もしも、音を立ててはいけない世界だったら」と想定して日常生活を送り、「どう気をつけても出てしまう音」を研究したに違いない
それぐらい、とても自然な流れだった
正直、途中で何度も「もうやめてー!!」と思ったけれど、最後まで観て良かった(笑)
そのおかげで、今は、声を立てて笑える幸せを噛みしめている
平和な世界に住んでいて良かった
ホラー映画ではなく、家族愛の物語
怖さがない
飛行機で鑑賞。
始まってから15分程で正体があらわれました。
エイリアンのような化け物です。
怖さがなく、エイリアン系のSFモノの時点で見る気がなくなりました。
もっとゾクっとするものを期待していたので。
2018-88
釘、抜いときなさい。
この秋期待してた作品のひとつ。
一足お先に海外で見てきました。
はい、海外でも映画館するヲタです。
最近はやってる(?)、五感のうちのどれかを削がれる系。
音のない生活というテーマは良かったと思いますが。
怖くなかった。いや、ほんまに。
ビビり芸人ですが、全然でした。
バーンで脅かす系なのか、『仄暗い水の底から』的なじわじわ系なのか、よくわからない曖昧なバランスだったのと、
淡々と進んでしまい、あまり困難もない。
展開もなんとなくホラー好きならわかってしまうやつ(それはそれでホラーあるあるに乗せられて楽しいのもありますが、オシャレ感を出している本作はそういうんじゃないと思うんです。)
やぱぶっ飛んでる人間に襲われるのが一番こえぇよなって思いました。
クリーチャー系は、エイリアンやプレデター方式がなんだかんだ🙆♂️。
同じ分類で言うなら、『インサイド』は見てないのでわかりませんが、『ドント・ブリーズ』のほうがおすすめです。
そのオチはダメだろう
出張先で現地の人に頼んだ。
「映画観たい。連れってて。英語の聞き取りやすい単純なヤツが良い」
『そんなお前向きの映画があるぜ、レッツゴー!』
で、連れってくれた映画がこれだった。なるほどね。でも、あかへんやん、これ!
暗視ゴーグルを架けた人にフラッシュをかますと目が眩む。ま、ま、まさか、そんな「域値の相違を使ってクリーチャーを倒せる系」の話じゃないよね?と、誰に聞けばいいかわからない疑問が脳内を16rad/sくらいでぐるぐる回る。ちなみに、結構なスピードです。
聾唖の子ども、つまり自分が立てる音を聞き取ることができない子どもが生き残ってるというザーとらしさは、着想の初期からあったのか、最後の最後に後付けしたものか知らないけど、まず、そこからして納得できないもの。
何にもまして「多勢に無勢」。大ラスは自殺行為でしょ。
これが「聴覚の仕組みを学んだ中学1年生が書いたシナリオ」だったとしたら「将来ゆうぼうだな、君!」って言ってあげたいが、んなわけは無いのであって。
まさかこれが日本上陸するたぁ思ってなかった。Buyerのセンスを疑うよねぇ。。。。
つまらなかった
よくわからん。
ハラハラです。
最近は静かに流れる感じの作品も好きなので、はじまりかたは良い感じ。
ストーリーは、数ヶ月前くらいに地球にやってきたエイリアン達に次々と人間はやられていった。
少しずつわかってきたことは、このエイリアンは眼がほぼ見えないが、聴覚が鋭いってことはわかっている(判明した)状況。
当然喋ると気づかれる可能性も大きくなるので静かにして、気付かれないようにしなきゃいけない緊張感あります。
私は飛行機内で観たので気にせず観れましたが。
これ、映画館での鑑賞された方は普段以上に音を立てないように気をつかう映画だと思いました。
小さい子供はわかんないよね…
夜中にこっそり誰にも気付かれずに帰宅した時の感じがずっと続くみたいな。
あと、途中から妙に釘が気になります(笑)
何故抜かなかった!?(笑)
普段日常にある当たり前の1つを欠落させることで上手く表現した作品と思います。
すごくつまらなかった。
すごくつまらなかったです。
登場人物最後までほぼ無言です。
最初は最後まで無言な映画かと思って見てたらたまに喋るシーンがあり、喋るのかよっと思ってしまった。たまに少し喋るぐらいなら黙らせといてほしい。
なんとなく惜しい映画だと思った。
オチも微妙。
IT(イット)の方が個人的には好きでした。
謎がまだまだたくさんあるけど、完成度めちゃ高い。
監督はアメリカでめちゃくちゃ人気のthe officeっていうTVシリーズがあってそこに出ているジョン・クラシンスキーという俳優さんが勤めています。the office でも監督を担当したことがあるようです。初監督作品はあまり人気が内容ですが...。(でも、この映画を見て結構感激しました。続きが作られる気がするので次回作も期待しています。)
あまりホラー映画が好きではなく、トライしてこなかったのですが。何回か予告を見ているうちに、見に行きたくなってしまい、行ってきました。ホラーの緊張感があって怖かったですけど、すごい楽しめました。どっちかというと、びっくりさせるようなシーンが多くて、席でとには寝ていました笑。
予告ではまったくふたれていないところを話すと、長女の女の子が聴覚に障害を持っています。現実で流れている音と彼女のいている音が二、三回ふっと入れ替わるシーンがあって、そこが結構僕のこの映画の好きなポイントですね。ボケものが後ろにいるのに何も聞こえなかったりして。
ちゃんと人間ドラマもあって、ちゃんと怖くて、めっちゃ面白いと思います。ぜひ映画館で見て欲しいです。
ここでネタバレありでもっと書いてます
https://herorookie.com/
久しぶりに緊張感のある映画を見れました
海外で先行して鑑賞しました。
スリラー映画としてはとても良かったと思います。序盤中盤めちゃくちゃ怖くて久しぶりに最近ホラー映画でも感じられなかった緊張を味わえた気がします。
理解できない各キャラクターの行動や、悪い意味で後味の悪さを忘れされる、ジャンプの打ち切り漫画のような適当なストーリー終らせ方は好きではありませんでしたが、スリラーとしてとてもよかったのでそこは☆-1の減点分にしておきます。
冷や汗ダラダラになりました
物音に反応して捕食する謎のクリーチャーによって滅亡の危機に瀕した世界で生き抜く家族。僅かな物音も立てないように日常会話は全て手話、道に砂を敷き詰めて足音が立たないように裸足で歩くような生活を送っている家族を襲う悲劇。それでもなお生き抜こうとする家族にまた新たな試練が忍び寄る。
とにかく音を出さないように慎重に暮らす様を丁寧に描写していて、当然台詞もほとんどない静かな映画になっているので、観客もその世界にいるような錯覚に陥ってしまいます。音を出してはいけないという縛りが効いて、何気ない普通の動作ですらスリルを掻き立てる最初から最後までテンション張りつめっ放しの90分間は冷や汗ダラダラ。ただ怖いだけではなく、家族一人一人の心情もしっかり捉えているのでズドンと重たい人間ドラマとしても一級の仕上がり。
俳優陣は子役も含めて皆素晴らしいですが、やはり一家の母親イヴリンを演じたエミリー・ブラントの驚異的な熱演が印象的。前作の『ガール・オン・ザ・トレイン』で演じたアル中演技も見事でしたが、今回はどこまでも優しくどこまでもタフな母親像を体現していて圧倒的な存在感を示していました。
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