クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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余白だらけの世界観
痛みに耐え兼ねながらも
必死に声をかみ殺す母親
エミリー・ブラントの熱演は
何度観ても手に汗モノです。
家族それぞれが個々に
末っ子への思いを馳せる場面が
おいらのお気に入り。
父親の武骨さと
長女の不器用さにも
観るたびに共感の度合いが高まる。
このサバイバル家族の映画、大好き。
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2018.10.15 TOHOシネマズ日比谷にて2回目
没入した。
一度観たし…と高括ってたら
もっとのめり込んでしまった。
大声で笑い合い
悲しいときには大声で泣き叫び
橋の上から大声で愚痴ってみたりする
おいらはなんと平和だ…
絶望に陥ることなく
こんな環境を生き抜く家族の姿は
なんだかおいらに
奮い立たせるものを
与えてくれる気がして。
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2018.9.30 TOHOシネマズ上野にて1回目
滅びかけた世界に生きる
トラウマを抱え壊れかけた家族
ぎりぎりの綱渡りをしながらも
再生を果たすことはできるのか。
田舎町の一家族に焦点を絞り
愛あるラストに向かって
なだれ込んでいくストーリーは
余白に溢れ
おいらの想像力を
存分に刺激してくれる。
ラストシーンを観た瞬間
また最初から見返したくなった。
ホラー映画の中では好きなタイプ
いろんな人が書いてあるとおり、突っ込みどころは満載。
母親が妊娠しているのがこの映画の最大の見所でもあり、破綻ともいえる。
が、世界的な終末ドラマではなく家族のドラマに絞り、耳の不自由ながら、賢く、勇気のある娘と親との葛藤を見せるなど、大味な設定をうまくカバーしている。
これは映画館で見るべき!
期待が大きかっただけにガッカリ…
えっ
緊張感が良い
今夏の話題作だが、音をたててはいけない、という設定が良く効いていて、緊張感があって良い。まずエミリー・ブラントが好演。
そしてコレもお父さんものであった。良きかな。
ハリウッド映画としては意外な展開が2つ、いや1つかな。
総勢5人の家族で2人も死ぬとは思わなかったので…
モンスターの造形はなかなか良かったけど、クローバーフィールドのモンスターに似すぎてる気はした…
愛は静けさの中に
制作費1700万ドルという小規模作品ながら、批評家・観客から絶賛され、全米オープニング興収
5000万ドル、全世界興収も3億ドルを突破した大ヒット作が日本でもいよいよ公開。
音を立てると『何か』がやってくる――。
盲目だが優れた聴力と恐ろしい速度・殺傷力を持つ『何か』によって、数多くの人間が殺された世界。
その世界で息を潜めて生活を続ける5人家族。母親の出産を間近に控え、『何か』に察知されないように
出産の準備を進める一家だが、そのタイミングで幾つもの危機に晒されるというサスペンスホラー作。
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まずもって音を立てられない世界でのサバイバル生活という設定が、緊張感に溢れていて面白い。
『何か』は地獄耳ではあるが、全く音を立てられないかというとそうではなく、囁き声で会話するくらいならOK。
木の葉がカサカサ鳴ったり布がはためく程度もOK。だが、水をザブザブさせたりガラスを割ったりするともう危ない。
言わずもがな、叫ぶなんてのはもってのほかである。なので一家の会話は基本的に手話。
よく使う道路には砂を敷いたり、赤ちゃん出産の為に地下室や密閉式揺りかごを用意したり、
そうして色々と工夫して音を立てないようにしているのだが、ちょっと油断すると――。
長年そんな生活に慣れているならともかくとして、物語のスタートは『何か』が出現してから3ヵ月くらい。
父母はともかく、年端もいかない子ども達3人はしばしばミスをしてしまうし、
遊びたい盛りでそんな状況に追い込まれたものだから苛立ちも募っている。
特に難聴の長女はある事件をきっかけに父と折り合いが悪くなり、ことあるごとに衝突する。
...
好きな点は後述するとして、ここで不満点を書いてしまうと、一番はこの長女だったりする。
過酷で理不尽な状況や、自身の障害に対する苛立ちで不安定になるのは理解するが、
それでも他の家族を省みない身勝手な行動が多過ぎて共感や同情を寄せづらい。
難聴という設定も、終盤のあの展開のせいで物語上でのギミックとしての扱いを強く感じてしまい、
このキャラクターへの共感のしづらさが少々増してしまったような気がする。
それと『何か』の設定も、メチャクチャ怖いのだが人類を滅亡寸前に追い込むにはスペック不足に感じたかな。
遠くの音はめざとく察知して猛速で駆け付けるのに、近くの生物が立てる音の聴き分けは苦手と
いうのもアンバランスに感じるし、あとは終盤のアレもさすがに都合が良すぎやしないかしら
(最後の“ジャキッ”は超カッコいいけどね)。
あとは生まれてこれるかどうかの赤ちゃん関連も、細かくは書かないが……色々と……まあ色々とね。
...
だけどやっぱり……この『何か』の怖さはハンパ無ぇ!
スピーカーサイズの巨大な耳、アザミの蕾のような頭部、肉で捏ねたカマキリのような風貌がおぞましい。
獲物を探す時は、“カカカカカ”と鳴き声を上げながらのろのろと徘徊。
いざ獲物を探知すると、猛烈な速度で跳び掛かり、獲物を一瞬で八つ裂きに。
主人公らがいくら音を立てないよう注意しても不可抗力というものはある訳で、出産の激痛に耐えているのに
背後1mで『何か』がうろついている場面やら、画面に釘が大写しになる場面やらの怖いこと怖いこと!
『あ、これもう完全に“詰み”ですね』と思う瞬間が3回はあったかな。かなりハラハラしましたよ。
(才媛エミリー・ブラントがいつにも増して見事な演技! 儚そうなのに力強い。)
そんな『何か』が闊歩する世界では、
どれだけの痛みや衝撃を受けても、どれだけの怒りや悲しみに襲われても、叫ぶことも泣くことも満足にできない。
自分の内で処理しきれない感情を言葉や音で吐き出すのは、人間としての本能に近い部分なのに、
感情を外に吐き出すことが出来ないというのはとてもとても苦しいし、気持ちも十分に伝えられない。
だけど、例え声に出さなくても、いつかは伝わるものもある。
痛みと涙を懸命に押し殺す母。地下室いっぱいの父の愛。
何が何でも子を守ろうとする父と母の姿に、思わず胸が熱くなる。
...
セリフと効果音がほとんど無いアメリカ版予告編を観た時から個人的にも気になっていた作品だったが……
いやあ、ツッコミ所はあるとはいえ、緊張感バリバリで面白かったです。観て損ナシの3.5判定で。
<2018.09.28鑑賞>
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余談:
それにしても日本版予告編は、ナレーションを当てまくって本来の作品の雰囲気ぶち壊し。
本作に限らず、日本の予告編って何故にナレーションやらテロップやらを当てまくるのかね。
一から十まで説明しなくても観客には伝わると思うんだけど。
あまり期待していなかったので予想通り
中盤からまくってくる
絶対に音をたててはいけない
基本的に登場人物が喋らないので、眠い時は眠くなるかもしれません。でも、敵が登場した時などに大音量になるので、びっくりして起きれるかもしれません。
それはともかく、緊迫感が素晴らしい映画です。見いってしまうし、シーンによっては顔をしかめてしまいました。
つっこみどころは所々あります。乾電池捨てておけとか、なんで妊娠してんのか、赤ちゃんは普通もっとうるさいよね、等。
父ちゃんの最後の行動も、もっと何かあったんじゃないの、という感じ。
あと、あの家じゃなくて滝付近に住むか、
電気もあるならトイレの要領で滝の音を出す装置でも作って設置した方が安全に暮らせそう。
感想
・電気はソーラー発電?
・最初の89日目では身籠っていない?身籠っていたら時系列おかしいか
・末っ子を失ったから身籠った?よくこの状況下で子育てできると思ったな
・水はなんで?
・子どこたちは塔の上で一晩過ごせなかったのか
・出産間近で母を1人にするとか
・町で過ごした方が良くない?音を出してからのタイムラインを稼ぐため?
・ポップコーン食べづらかった
Netflixではつくれない体験
Netflixなどのデジタル配信への対抗からか、"映画館で観る"ということに特化した作品がふえているように思います。
映画館という暗闇で観るという体験を使った「ドント・ブリーズ」
大画面で観るという体験を使った「ランペイジ 巨獣大乱闘」や「MEG ザ・モンスター」
そして静かな空間で観るという体験を使った本作「クワイエット・プレイス」です。まさにクワイエットプレイスとは映画館のことですね。
本作はホラー映画でもありますが、ファミリームービーでもあると思います。主演のエミリー・ブラントと監督・脚本・主演のジョン・クラシンスキーは実際に夫婦でもあります。
クリーチャーの正体は結局わからず(メキシコに落ちた隕石からのエイリアン?という描写はありましたが。)、あんな状況で赤ちゃんを産むのはないんじゃないかと思いましたし、音を立てるリスクのあるものは片付けた方がいいんじゃないか?(廊下の額縁など)とか、突っ込もうと思えばいくらでも突っ込みどころは出て来ます。
しかし!私は本作の家族愛という荒々しくもまっすぐなテーマに感動しました。
クリチャーの弱点は娘を思う父親の気持ちがなければ見つからなかったし、子を守る母親の強さがなければあのエンディングはなかった。守られるものから守るものへ変わる(ジョン・クラシンスキーは母さんを守ってやれというセリフが何度も入る。)その瞬間のエミリー・ブラントはかっこよかった。
音ビックリ系のホラーは恐怖演出の手法として安易に感じあまり好きではなかったのですが、本作は音を立ててはいけないという緊張感が画面の中だけでなく劇場内にも広がっており最高でした。
また、突っ込みどころであった赤ちゃんですが、新しい命が生まれる瞬間と、赤ちゃんが産声を上げた瞬間が死を意味するという構造は中々面白いと思いました。
クリーチャーのデザインがベノムとストレンジャーシングスのデモゴルゴンを組み合わせたようなデザインで、そこまで新鮮味はなかった。音が弱点というのもサム・ライミ版スパイダーマンのベノムのような設定。
続編の可能性もあるとのこと。楽しみです。
くっそ
映画関係ないんですけど、予告面白そうだしワクワクしながら楽しみにしてたけど、東宝のポップコーン久々だなーとワクワクしてたけど、隣にDQNカップルきて初っ端からポップコーンに体当たりされバラ撒かれる。
女は悪びれもせずソーリーなんつって謝ってきたけど日本語で男と話してた。男もバカそうだ。
映画は静かすぎてポップコーン食べるのも控えめにしてた。隣のDQN女は香水が臭すぎた。スマホも随時チェックしてた。
中島哲也の来るのチラシをもらってたので、香水臭い女側の方を視界入らないように、後半はチラシで遮断してた。
映画もつまらんわで踏んだり蹴ったり。なんのヒネリもねぇ。なんだあの終わり方。全米ナンバー1は二度と信じねぇわ!!!
娘は反抗期かぁ!!父ちゃんが不憫だった。
最高のシャコッ!(ショットガンポンピング)
「物音ってどのくらいなのよ」
「さすがに個体戦闘力だけで人類圧倒できんだろ」
といろいろガバガバではあるンですが、それでもよかった。
いちいち説明しない、割と読解力を求める演出がガバガバさを打ち消していい感じだと思うンだ。
「感動した!ラストでサイロのコーンに親指立てて沈んでゆくシーンは涙なしには観られなかった!」
ヤることしっかりヤってんじゃん!
あんな極限の状態でも、夫婦生活はしっかり営んでるのね。
不意に出ちゃう、ゲップ・オナラ・シャックリ・クシャミとかどうしてんだろ?
寝てる最中のイビキとかもね。
一年経過しても痩せてないってのがどうにも解せないなぁ
あとは電気・水道のインフラが途切れてない理由?
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