クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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物音が気になりだす。
聴覚が発達したエイリアンに占拠された世界での、息が詰まる緊迫感。
黙ってられない人(明石家さんまとか)は、すかさず殺されそう。
余分なものを削ぎ落とした設定と音のない空間で、ニール・ヤング曲、鼓動、異生物の発する音が浮かび上がる。
思い切ったラストに賛否両論あるだろうけど、僕はキレがあってカッコいいと思う。
この映画を観てから、夜寝る時に、小さな物音が気になり出した。
音への神経過敏にさせられる作品です。
音を立てたら即死……か?? まあとりあえず静かにしないといけないの...
面白い
いっそのこと劇伴なし、環境音のみの方が良かったのでは。
主人公夫婦が子どもに注ぐ目線が色々なシーンで強めに描かれていた。脚本・監督兼任、そして実際の夫婦が主演ということもあり、何となく作り手のパーソナルな思いが見え隠れする様で興味深かった。が、映画から醸し出されるメジャー感というか、まず何よりも興行的要請を優先させます!的な雰囲気の方が勝っており、そうした内省的な部分はちょっとスポイルされているな、本当はもっと静謐な映画を目指していたのかな、などと推測してしまった。
シチュエーションスリラー、またはサバイバル的観点で見ると、設定の瑕疵にばかり目が行ってしまい、スリルに身を委ねきれないもどかしさがあった。何より敵の行動原理が最後までよく分からなかった。
ギモン
絶対に音を鳴らしてはいけない家族24時
・突っ込み所は沢山あるが、緊張感があってドキドキした。
・もう少し世界が壊滅的になった経緯を掘り下げて欲しかった。ストーリーが89日目から始まっていて、結局ラストまで1日目のエピソードシーンが無い。
・敵の怖さもあったけど、子供達がトラブル等 何かやらかしそうなハラハラ感がずっとあって、子供達が映る度に怖かった。
家族愛
タイトルなし(ネタバレ)
☆☆☆★
胎児の心音を恐怖音楽とシンクロさせた辺りは秀逸だったが…。
最後に「何でおとうちゃん戦おうとした〜!」…との疑問を感じてはいけない。
あそこでおとうちゃんに退場していただかないと。その後で、女子供がライフルを手にして戦う理由が必要なのだから!
これぞ全米ライフル協会ご推薦映画!
そりゃ〜銃規制なんぞが進む訳有りませんぜ旦那!
おそらく何らかの政治的な【モノ】が、この手の作品の中には潜んでいる様な気がする…と言っては穿ち過ぎですかね〜(¬_¬)
「ほら見ろ〜!か弱い女性や子供を守り、敵を倒すには!どうしたって銃が必要でしよ〜!」
…的な思惑が(-.-;)
2018年9月29日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン2
映画館で見るのに適したホラー
「静かにしてないと死ぬ」って設定の勝利ですね。緊張を強いられました。ホラーあんまり怖くないじゃん...って思う人なんですが、これは状況が怖いっていうか...「ドント・ブリーズ」より怖かった...。
静かにしてなきゃいけないわりに落ちそうな物とか棚に置いとくなよとか、壁に写真かけとくなよ、地震きたらどんがらがっしゃんじゃねーか、とか、結局赤ちゃんはどうやって...みたいな細かい突っ込みどころはあるんですが...娘が難聴だという設定は秀逸だよね。だから手話で会話が可能というね...。そして最後の最後でそれが(わかりやす過ぎる伏線だけど)効いてくるというのは面白かった。
あと家族愛もきっちり仕込んであって、私はあっさり泣きました。
良作だと思います。
怪物だとは・・・・
メッセージが伝わって来ない
恐怖を与えたいのか家族愛の感動を伝えたいのか激痛に悶絶する姿を見せたいのかよくわからない。ライフル銃で撃退できる程度の防御力しかないエイリアンなら米軍の戦車部隊と歩兵の機関銃だけで充分せん滅可能では?と思う。父が子供を探すのにライフル銃では無く斧を持ち出したのも理解不能。ライフルの音に刺激されたのかラストシーンで大量のエイリアンが出現するが、ならば前日の花火では何故1体だけしか出現しなかったのか謎。とにかくストーリーに矛盾が多く楽しめなかった。
また、騙されました・・・・・
斬新な世界観。極限のサバイバルで紡がれる、家族の深い愛情。
【賛否両論チェック】
賛:斬新な設定の中、必死に生き延びようとする家族の、普遍的な愛情物語が感動を誘う。静かなだけに、恐怖も倍増。
否:急に驚かせるシーンが多いので、苦手な人には不向き。世界観的にもかなり静かなので、好き嫌いが分かれそう。
まずは何といっても、その世界観が非常に斬新です。音に反応する「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕しているので、主人公の一家は決して音を立てないように、ひっそりと静かに生活しています。そんな中でのサバイバルなので、物語の大半はセリフも手話で物静かに進んでいきます。その辺り、なんとなく好みは分かれそうというか、もっと迫力のある映画を期待して観た人には、少し残念かも知れません。
そうした極限状態で生きる一家を通して描かれるのは、普遍的な家族の愛の姿です。どんなにお互いに傷つき、表面上は距離が出来てしまっていても、大切な部分ではいつも繋がっている。そして本当に大変な事態が起きた時は、お互いに信頼し合って共に生き延びようとする。そんな一組の家族の姿に、胸が熱くなります。
全編が静かなだけに、急に驚かされた時の恐怖もひとしおですので、ホラー映画やパニック映画が苦手な人には向きませんが、気になった方は是非ご覧になってみて下さい。
こんなホラーが観たかった!
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