アリータ バトル・エンジェルのレビュー・感想・評価
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キャメロン映画の到達点
TOHOシネマズTCXで視聴。
原作未視聴ながら、エンタメ作品として最高に楽しめました!!
高校時代からジェームズ・キャメロン監督による「銃夢」実写化を長らく待ってきました。その為ロバート・ロドリゲスとのタッグで映像化されると聞いた時は正直戸惑いました。ロドリゲスの作品は「シンシティ」や「マチェーテ」など、好きな作品もありましたが、なによりキャメロンかメガホンを取らないのが不満でした。
いざ見てみると、全て杞憂に終わりました。
この映画、ジェームズ・キャメロンとロバート・ロドリゲスの特性が見事に融合してるんです!
ドラマが最高に盛り上がるシーンで的確に挿入されるスローモーション。
サイボーグの女性が自立し成長していくエモーショナルなストーリー。
表情豊かなアリータの水々しい魅力。
父と娘、擬似親子の絆。
更に青白い照明を効果的に使ったキャメロンブルーも健在。
どこを切り取っても"最新版キャメロン映画"として遜色ないクオリティでした。
宇宙と地球を繋ぐ軌道エレベーター。
その下で繁栄するアイアンシティ。
300年前の大戦以降タブーとされた銃器に次いで、斬撃に特化したサイボーグ達。
ビジュアル面も本当に素晴らしく情報量も多いので、映画館の巨大なスクリーンで見てこそ映える作品でした。
ターミネーター 、タイタニック、エイリアン2へのオマージュ等々、キャメロンファンならニヤリと出来る"分かってる演出"もたまりません。
ロバート・ロドリゲスのキャメロンと銃夢へのリスペクトなしに、これほど高次元の作品は産まれ得なかったと思います。
アバター4部作製作で、キャメロンによる脚本化以降長らく中断していた本作。
このまま日の目を浴びることなくお蔵入り寸前だった本作を掘り起こし、映像化する後押しをしてくれたロドリゲスには本当に感謝しかありません。
正に、今スクリーンで見るべき作品だと断言して言っていいでしょう!
おススメです!!
僕が思うに実写映画の成功例だと思う!
最近人気漫画での実写化が結構されていて、鑑賞しても、期待はずれだったりするけど、この映画は違う 自分は原作を読んでないので勝手な想像なのだがw銃夢での、SFの世界感をCGと美術スタッフの技術で表現するというなんとも言えないこの凄さ。
本当に良かったし面白い作品!
美しい映像に終始見惚れて…
何ヶ月も前からずっと待ちに待ったアリータ!
期待通り映像が感動的に素晴らしかった!
そしてアリータはとってもキュートでカッコいい
サイボーグなのに、なんであんなに可愛らしいのか?よく見るとおでこや眉間のしわが細かく描かれてよく動き表情がとても豊か。それがまるで人間の女の子のようでした。これからがまた楽しみです!
Netflixで実写ドラマとして作った方が、まだ良い。。
製作スタッフと宣伝がかなり手堅いので、
それ相応の期待と共に木場のIMAXへと足を運びました。
先ず、褒めるべきところですが、
実写とキャラクターCGの共存、そして、
世界観や小道具のデザイン一つ一つのセンスがズバ抜けて良いです。
予算のある分、こういった点での世界観の広がりの見せ方はAAAタイトルのなせる部分だと思います。
また、コンセプトアートの力もあると思うのですが、ところどころ決めカットとなる部分のライティングとカメラのおさまりは流石の一言でした。
ここまでの映像美を追求しておきながら…!
本当にもったいないのですが…。
脚本のまとめ方が全くなっていません。
各シーンがぶつ切りで上手く繋がっておらず、
映像としての起伏はあれど、
優先されるべきキャラクターの心情の描写は、支離滅裂で、観ている人は、何故そういう風に決断出来たのか、思案出来るようになったのか、理解が追いつかないのです。
その為、キャラクターの台詞に全くと言っていいほど説得力がありません。
アリータがイドの事を、初めてお父さんと呼ぶシーンなど、この関係値でそんな台詞をよく台本に書けたな…というレベルです。
例えを上記に一つあげましたが、
あげだすとキリがありません。
毎回、海外のスタッフが漫画を実写化する際思う部分なのですが、海外の方が日本の漫画を汲み取り、脚本に落とし込むのは相当難しいと思います。
※無理だとは言っていません!これは慣れの問題です。長編漫画から何を拾い、何を切り捨てるか。
アメコミと漫画に優劣をつける訳ではないのですが、止め絵で魅せるアメコミとは違い、
日本の漫画は、とにかく細かいんです。
心理描写やコマ割りしかり、お話の展開しかり。
この漫画表現を2時間の映画に所狭しと、
並べると、話のテンポは自然と早くなり、キャラクターの気持ちの動きに観る側はついていけないんです。
ただ、、、原作者サイドが譲れない部分、
製作チームの譲れない表現、多々あった作品なんだと思います。。
だからこそ、勿体無かった…。
絶対にもっとやりようがあった……。
興味があり、これから観に行かれる方々。
長々とかきましたが、
この作品はテレビで観るべき作品では絶対にありません。
映像表現としては、確実に映画館で観る価値のある作品だと思います。
是非、劇場に足を運んでみてください。
【早くも今年度ワースト1か】
裏切られた、、、予告編見てからジェームズキャメロンだし大作っぽいし楽しみにしてました。観る前にグッズも調べた。評価も良い。気合い入れて日比谷ミッドタウン。TCXスクリーンでドルビーアトモスで3Dで鑑賞。
なんだよ、、、全然面白くないじゃん、、、泣
監督がスパイキッズだから嫌な予感はしてた。案の定、ストーリーやキャラはガタガタ。キャラに感情移入できない。アリータもイドもヒューゴも。何がしたいのかわからない。
まぁストーリーは百歩譲る!映像はキャメロンだぞ!アバターだぞ!何でこんなショボいのよ!日比谷のCTXスクリーンで観たけど良さが全くわからない。アバターとか大自然の世界にわぁ!っと感動したけど、アリータは心が動かない。というか世界の描写が予想以上に少ない。街のシーンばっかりで、引きのショットが少ない。またこれといって世界観としても特徴が無い。
早くも今年度ワースト1候補。
映画好きな人ほど楽しめないと思います。
【ここからネタバレ】
①キャラに感情移入できない件
まず、アリータがバカな不良女にしか見えない。可愛いと思えない。
最初のオレンジが美味しい、チョコが好物とかは良いですよ、親近感あるし可愛らしい。
なぜヒューゴを好きになったのか不明。アリータは強いんで強い男にはあんま惹かれないと思うんですよ。でもあのデカイ機械から轢かれそうになって助けられる。でもその直後に犬をアリータが助ける。しかもヒューゴより俊敏に。そしてアリータがヒューゴにトキメク。何故ですか!ヒューゴが犬を助けたとかならわかるけど。同じ優しい心の持ち主的な。それ以外でトキメクとしたらヒューゴの見た目でしかない訳ですよ。ヒューゴの見た目って不良っぽいじゃないですか。話しかけてくる感じも軽いし。ここでまず観てる側はヒューゴを好きになれずアリータの感情から置いてかれる訳です。
で、犬を助ける描写が出たらアリータは優しい子なのかと思うじゃないですか。
ところがアリータは敵をバッサバッサ殺す血気盛んな女戦士でしょ、そこに違和感がある。
ヒューゴに連れられて不良グループがスケボーやってる仲間みたいな場所に行ってアリータは「私もやりたい!」英語でwhy not!!、ニュアンスとしては「もちろんやるに決まってる!」みたいな。で、一回コントローラーの充電切れでコケる。この描写いる!!??何がしたい!?そして、次のシーンで不良仲間から強めにやられるアリータ。そこでヒューゴがごめんなとアリータに声をかける、この辺でアリータがヒューゴにトキメクならわかるが、そうはならずアリータの矛先は不良仲間への仕返し。しかも派手に仕返しした後、「悪かったね」とか無く、自分がゴールしたことに夢中。そして、自分を助けてくれたイドに従順な訳でもなく、遅くに帰ったり勝手に抜け出したり。もう天真爛漫な女の子ではなく不良女にしか見えないんですよ。
イドもイドで何か信用出来ないじゃないですか。夜な夜な殺しをする描写があって、娘への執着心が強く、まだイドがどんな人間か、ハンターとは何かわからないまま闘いが始まって、観てる感覚は街中でケンカ見てる感覚と同じですよ。なんでケンカしてんだろうみたいな。派手にやってるぅー!みたいな。
そこでアリータは過去の断片を思い出す。そして最後までアリータの過去はわからずと。
そして、アリータは自分が戦士だったことを思い出し、ハンターになりたい!と駄々をこねる。しかも理由が闘いたいから!ウズウズしてると。動機が野蛮!!
アリータがハンターの飲み屋みたいなとこ行ってみんなで悪を倒そう!って言った直後に暴れまくってハンターをボコボコにするという謎の挙動。
イドはイドで娘の代わりとしてアリータを見ている。家族としての描写が無さすぎる訳です。アリータとイドの間の絆が決定的に欠落している。
そしてアリータはボディを手に入れ、これに改造してくれと。強くなれるから。もうチートじゃないの!だからアリータの強さにも惹かれない。アリータ独自で手に入れたものじゃないから。
強いボディを手に入れたアリータはヒューゴと結ばれる。このキスシーンも見てられん!!!
アリータ:「このボディはしっかり感じるの」
ヒューゴ:「ここはどうだい?」
ヤラシイわ!!ヤラシさしかねぇ!!
そこにもっと葛藤があっていいじゃない!!アリータは人間の部分もあり、サイボーグの部分もあり、そこに対する両側の想いやコンプレックスがあって良いでしょ。相手のヒューゴは人間なんだし。サイボーグと人間の恋をもう少し上手く描けないものかね!
ここら辺でアリータもヒューゴもバカっぽく見えちゃうんですよ!
で、ヒューゴは上の世界に行きたいと言う。でも何で上の世界に行きたいのかわからないんです。下の世界に対する不満も無いし、上の世界に求めるものも描かれてない。わからん!!!
イドにしたって、俺は上へ戻ると言い張るが理由が元々そっちで生まれたから、じゃあ下の世界は何故駄目なのか描いてくれないと。元嫁も何があっても戻る!って虫を手のひらで殺しながら言う(この描写も悪い奴に見えてしまう)のに、最後「この下の世界に求めるものがあった」と言うけどそれはあなたにとって何ですか?何かありました?
ヒューゴは上の世界な行くために金が必要だと。そこでアリータは自分の心臓を渡そうとする。もうバカなのかと。もし、アリータとヒューゴの間に強い愛があれば、そんな大切な人の犠牲を伴う決断を相手がする訳がないし、アリータあってのヒューゴだという感覚がアリータに無いことが見えてしまう訳です。そこらへんが人間ぽくないというか軽いというか、バカなのか。
そこでヒューゴは「そんな馬鹿なこと言うな」と良いこと言うのに、じゃあ危険なレースに出て賞金稼ごうと提案し出す始末。一緒じゃん!!!
しかもレースに出てアリータが頑張っているときに電話してきて、「追われてるから助けてくれ!」なんやそれは!!
アリータはヒューゴを助けに行ってヒューゴが指名手配だと知ると拳を地面にたたき付ける。もう怖いって、、、彼氏なら信じてあげろよ。結局ヒューゴは致命傷くらって、助けようとするけど、首切って助けましたって言われても描写が死んだも同然というか、人間的な助け方じゃないのよ。サイボーグになったヒューゴの姿は哀れじゃないですか。
そして、アリータとの会話無く勝手に上の世界に行こうとして敵と対峙する間も無くエゲツない機械でバラバラに。もうなんやねん。エグいって。
描写はアリータもエグい。敵の倒し方がエグい。機械に敵がプレスされて死ぬシーンとか引く。敵もサイボーグだからどこまでいったら死ぬのかよくわからん。
最終的にチャンピオンになったら上に行けるという設定だけ残してアリータはレースに出て終わり。孤独だし、何の愛もカタルシスも無い。
②続編あるなら言っておけ!
アリータの過去や上の世界、下の世界の謎、敵の親玉に関して何の説明も無く終わって次回へ。世界の背景そのものが謎のまま終わるなんて前代未聞じゃないか?
この世界に良い人が少ないというのも残念。下の世界の人が不満を抱えている様子も無く、アリータの出ている野蛮なゲームに盛り上がる群衆。この世界を好きになれるか?
③画が残念
ジェームズキャメロンだから期待したけど、見たことあるような画ばっかり。エリジウムっぽいし、夜はブレードランナーっぽい、しかも劣化版。これといった独特のガジェットも無いし。
3Dで見たけど3Dとしての良さも無い。
街もこの街行きたい!ってならないし、世界の描写が少なすぎる。
なぜ、こんなに高評価が多いのか。
期待し過ぎたのか、もうよくわからないけど、はっきり言える!この映画はつまらない!!
原作は読んでいないが…
いろんなアメリカ映画をパク…リスペクトした日本漫画をハリウッドが逆パク…リスペクトした作品。
なので、昔からの映画ファンとしてはデジャヴを感じるシーンが所々。
とはいえ、借り物感は無く、作品にマッチしている。
主人公の目の大きさも、日本漫画を立体化した違和感があるが、今作はその違和感が「主人公は人間では無い」をうまく表現している。
普通であればマイナスな所を、うまくプラスに変換している。
ヒットメーカーによる王道アトラクションムービー。 分かりやすいシン...
ヒットメーカーによる王道アトラクションムービー。
分かりやすいシンプルなストーリー展開とVFXを駆使した美しいビジュアル。予告から想像したそれの通り。
ジェームズキャメロン氏が長年温めてきたという熱量への期待値が高すぎたのかも。そしてロバートロドリゲス監督は剣劇よりも銃乱射劇の方が相性が良い気がする。
とはいえ、アリータ2は観たい。というかずっと観てたい世界観ではあった。響かなかったのは。命の軽いところ。だけ。
CGによる妖艶な表情
この映画に大衆向けの恋愛要素いるのかな?と思いながら見てたけど、アリータが好意を持った男に魅せる少女/女としての艶めかしい表情、そして終盤のある出来事のあとに魅せる強い意志と決意の表情。人間たらしめる瞬間をサイボーグに演技させる上で必須の要素だったんだなと納得。というかCGが生身の俳優の演技を超えた初めての作品なのでは、とさえ感じた。
採点が厳しいのはやはり大衆向け脚本だからです。
アリータ可愛くて強い
原作があるとは知らず観に行きました
迫力とCGは素晴らしかったです。ストーリーも盛りだくさんで飽きる事はなかったですが続編ありきの上映かい!!(笑)と、ツッコミはいりました
続編も観に行くとおもいます。
息継ぎできないノンストップ
CGの世界観と感情表現が程良くマッチして主要人物の気持ちの動きが速い展開で活性化してました。
近未来的な生活の裏に特化されていたが上の世界は次回に持ち越しなのでしょうか?続編が気になります。
ノンストップバトルアクションを
是非映画館で🎦
アクションが素晴らしい
生身の人間ではなくCGであるということで、人間とサイボーグの違いを出しつつ、見た目の違和感と超人的な能力を描くというのがものすごく素晴らしかった。この世界に入った気持ちになれて、映画としての考えて作られているという出来の良さをヒシヒシと感じられて、最高に楽しかった。アクションも人間が行うのでは描けない良さが詰め込まれており、本当に「映画としての巧さ」が光っていたように思う。と、言いながらもとにかくアドレナリン全開のアクション、最高でした。
ロドリゲス、キャメロン両人に脱帽としか言いようがないです。
再生と躍動
3D吹替で鑑賞。
映像がとにかく美しい。細部にまで趣向が凝らされ、視覚情報の多さを考えると吹替でよかったとも思える。
前半は説明しなければいけない設定が多く、駆け足で進んでいく。起伏がそこまでないものの、アリータの成長や映像、世界観で引き込まれる。
そして、後半からは怒涛のアクションつるべ打ち。
あまりの濃密さに、完結させる気があるのかと思っていたら、案の定…。
漫画原作であっても、その魅力を本当に信じていれば素晴らしい作品に仕上がるという模範のような作品。
10年遅かった
アバターの前、シンシティの次位に公開されていたら、丁度良かったかも。
キャメロンさんの1つの作品に時間をかけるのはいいが、内容的に時期が遅かった。
ロドリゲス監督は近年落ち目だったので、復帰作としては、良かったです。
酒場のシーンでデスペラードを思い出しました。
監督の次回作で、マチェーテとマリアッチのバトルを久しぶりに見てみたい。
アリータの続編にこの2人の出演を期待します。
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